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2023年3月発行。初版。帯付き。カバーのふちに少しヨレがありますが、それ以外はきれいな状態の商品です。 【★基本的には「ゆうメール」「ゆうパケット」(ポスト投函)または「レターパックプラス」「ゆうパック」での発送です。以上の点ご了承下さい。】⑮24-03-29t 2023年3月発行。初版。帯付き。カバーのふちに少しヨレがありますが、それ以外はきれいな状態の商品です。 【★基本的には「ゆうメール」「ゆうパケット」(ポスト投函)または「レターパックプラス」「ゆうパック」での発送です。以上の点ご了承下さい。】⑮24-03-29t 一部を表示
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憎悪の科学: 偏見が暴力に変わるとき 単行本 – 2023/3/25

4.5 5つ星のうち4.5 27個の評価

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世界を揺るがすヘイトクライム(憎悪犯罪)はなぜ起きるのか? 神経科学やデータサイエンスなどを駆使し、先史時代からAI時代にいたるまでの「憎悪」の構造を解明。処方箋を提示する!

ネット右翼、陰謀論、テロ攻撃――
なぜ無くならないのか?


“普通”の人々が「憎悪(ヘイト)」に駆られて、
誹謗中傷や暴行に手を染めるメカニズムとは?
そして、それを止める方法とは?
英国政府、Twitter、Googleなどに助言を行う第一線の犯罪学者が、
神経科学や心理学、データサイエンスを駆使して辿り着いた結論!


●本文より
「本書の読者は、偏見がヘイトクライムに変わるティッピングポイント(転換点)を探ってゆく過程で、有史以前の祖先から二一世紀の人工知能までを含めた、全世界にまたがる旅をしてゆくことになる。また実際のヘイトクライム事件を通して犠牲者と加害者双方の話を知り、専門家の話に耳を傾け、最新の科学ツールを活用することにもなる。複数のレンズを通して見ることにより、人間行動について一般的に信じられている考えに逆らう、直感に反するショッキングな説明を読み、そのたびに「なぜ一部の人は偏見を行動に移し、なぜほかの人はそうしないのか」という疑問の答えに少しずつ近づいてゆくだろう」


●レビュー
「これは世界を変える本だ」
――アリス・ロバーツ(人類学者、英国バーミンガム大学教授)

「何が私たちを分断しているかを冷静かつ厳密に見ている」
――英国『ガーディアン』紙


●原題
The Science of Hate: How prejudice becomes hate and what we can do to stop it(2021年刊)



【目次】

プロローグ 憎悪とともに生きる
はじめに


第Ⅰ部 憎悪の基盤

第1章 憎むとはどういうことか
“憎む”とはどういうことか
ヘイターのプロファイル

第2章 ヘイトクライムの発生件数
いつ、どのように数えているか
ヘイトクライム件数は増えているか

第3章 脳と憎悪
柔らかい灰色の鎧の下で
脳内の憎悪領域を同定する
私たちを憎悪に押しやる領域
憎悪を抱いているとき、脳の他の部分は何をしているのか

第4章 私の脳と憎悪
脳のスキャンを行なってくれる神経科学者を探す
憎悪を調べる神経科学のつまずき
脳を超えて

第5章 集団脅威と憎悪
集団脅威の検知における進化
人間の生物学的特徴と脅威
社会、競争、脅威
カルチャーマシン、集団脅威、ステレオタイプ
脅威の“認識”を中和する
脅威を超えて


第Ⅱ部 憎悪の促進剤

第6章 トラウマ、コンテインメント、憎悪
“平均的な”ヘイトクライム犯
“例外的な”ヘイトクライム犯

第7章 トリガーイベントと憎悪行為の増減
憎悪の引き金を明らかにする
私たちの心理とトリガーイベント

第8章 憎悪を生み出す過激派のカルチャー
意義の探求と極端な憎悪
神が私にそうさせた
戦士の心理

第9章 ボットと荒らしの台頭
入れたものが返ってくる
ヘイトスピーチはどれぐらいネットで蔓延しているか
棒きれと石
法律はそれを阻止できるか
ソーシャルメディア企業はそれを阻止できるか
私たちはそれを阻止できるか

第10章 言葉と行動による憎悪行為
極右勢力にとってのゲームチェンジャー
「現実世界における取り組みの投稿」

第11章 偏見が憎悪に変わるティッピングポイント
――いかにしてそれを防ぐか

次に起こるヘイトクライムの予測
憎悪をなくすための七つのステップ
二〇年間の研究でわかった攻撃者(と私)の特徴


謝辞
訳者あとがき
原注
索引
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商品の説明

著者について

マシュー・ウィリアムズ著
英国カーディフ大学の犯罪学教授。ヘイト問題研究の第一人者。英国政府、ツイッター、グーグル等に助言を行っている。また、データサイエンスの手法で調査・対策に取り組む「HateLab 」の所長を務めている。

中里 京子(なかざと・きょうこ)訳
翻訳家。ダニエル E リーバーマン『運動の神話』、レベッカ・スクルート『ヒーラ細胞の数奇な運命』、ジョシュア・ウォン他『言論の不自由』、デイミアン・トンプソン『依存症ビジネス』など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2023/3/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/3/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309231276
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309231273
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 2 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 27個の評価

著者について

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マシュー・ウィリアムズ
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現代の犯罪傾向を読み解くカギ
5 星
現代の犯罪傾向を読み解くカギ
著者が性的マイノリティでヘイトクライム被害者な犯罪学の学者。詳細なデータに基づいて犯罪を科学的に捉える。実際に起こった事件の概略を示し、犯罪学的な位置づけや傾向を解説。例えば、記憶に新しい相模原市の事件。犯人の動機を、直観的で本能的な嫌悪感に基づく憎しみによって対象を非人間化し外集団と位置付けたことで、よそ者とみなし何の責務もなく何の規範も当てはまらずその犠牲は許容されると認識した犯行とする。この認識によると、外集団に対する無関心と侮蔑感を招き対象の生死すら内集団が自由にできるとるに足らないものとなってしまう。このように犯行と動機の関連を追っていくことで犯罪に関わる憎悪について解説している。現在ネットでの誹謗中傷に悩む人(被害者でも、もしかすると加害者になってしまうかもしれない人)にも読んでみて欲しい。現代における人権やモラルを重視することで生まれてくる偏見由来の犯罪を読み解く解説書。とても読み応えのある良書。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月30日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
筆者自身がヘイトクライムの被害者になったことがあるだけにとてもリアリティのある研究の成果が読めます。
脳神経学の知見を持って、人間の本能と感情がどのように生じているのかについて深い理解が得られます。
人間が持つ憎悪の本性を知ることにより、自分と違う人間をどのように受け入れていくのかを学ぶことができ、人類がどのように協調していくべきなのかを考えることができると思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月18日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
現在進行系で世界に渦巻く「ヘイト」について、先史時代からのその発生構造を分析する。
「●●は●●だろう」という小さな思い込み・偏見が人種や国家を揺るがすヘイトクライムにまで
発展するその転換点を、科学や実際の体験・経験談を通して複眼的に探るという内容。
日本でも在日外国人や移民への偏見や差別が横行しているし、そういった事をSNSで大声で叫び続ける
人達が多い。
そういった身近にいる人達がなぜ攻撃を始めてしまうのか、という所ももちろん掘り下げていく。
欧米の例が多く出てくるが、国内で起きる色々な事象にも当てはまってくる為そこが面白い。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月25日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
人種的偏見やそれに根ざした犯罪、ヘイトクライム。
ニュースでアメリカでの事件を知る機会が多いので、単一民族国家(変化しつつあるものの)である自分たちが住む国では無関係な話題だと思っていた。
しかし、本書の中でも挙げられている、一人の人間が障害者を大量に殺害した日本の事件や、街頭でのヘイトスピーチを思えば、決して無縁なことではないと気付かされる。
そして、子どもたちの中で生まれるいじめの問題。これも必ずしも皆が皆、という訳でもないが、私たち大多数の人間も、こうした偏見や差別、暴力と全く無関係と言い切れるだろうか。

偏見の根元には先入観がある。 そして、自分とは異質なものに対しては恐怖を感じる。
恐怖とまでは行かなくとも、警戒感、距離を取りたい気分になったことは誰しもがあることだろう。
本書は豊富な実際例を挙げながら、ヘイトクライムを起こした人間が、どの様な筋道を辿って暴力に至ったのかを説明する。
そしてまた、脳の器質的な異常から、歯止めの利かない暴力に走るケースも紹介している。
極端な行動を取る理由があることを教えてくれて、同時にそのような人間も存在することを警告してくれる。

スマートホンに象徴されるように、情報が大量に、そして一方的、選択的に押し寄せる中、特定のバイアスを持ってしまいがちになる。
そして、その情報の大波の中で先入観を出発点として偏見、嫌悪、そして憎悪へと進みかねない危うさも同時に感じる。…そう、自分自身に。

本書は正に「偏見が暴力に変わるとき」のサブタイトル通り、些細な違和感が嫌悪に成長する流れ教えてくれ、自分も無縁ではないことに気付かせてくれた。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月5日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
洋書の日本語訳みたいで海外事情に精通していないとサッパリ分からないと思う。
人種、思想、宗教、LGBTそのあたりから発生するのをどうするのかという作者なりの答えも薄い。
もやもやしか残らなかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月10日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
私たちは憎悪の時代に生きている。

筆者は自身がヘイトクライムの犠牲者とされた後、犯罪学の権威となった。
誰もが偏見を持ち、それはヘイトへとたやすく転じ、さらには犯罪に結びつく。
そこに個人差は殆どないと言っても良い。
これは大昔から人間に備わる恐ろしいメカニズムであり、いかにしてそれを止めるかが現代の大きな課題の一つになっている。

にもかかわらず、私たちの時代の権力者の一部は、それを大衆を操作するためのツールとしてむしろ積極的に利用している。
ドナルド・トランプやブレグジットなどの例が代表的なものとしてあげられる。

筆者の叙述は、膨大なデータやMRIなどを参照し、きわめて冷静で客観的なものと言えるが、全体的な印象は、時にむしろ良く出来たミステリーやスリラーのように迫力があり面白い。

憎悪の時代を生きる私たちは、一体この恐ろしい現実にいかに立ち向かえば良いか。
筆者はそこに安易な解答は与えていない。
本書の精緻で詳細で、同時にエンタテインメント性もある分析を読みながら、私たち一人一人が現実と向き合い考えるしかないのだろうと思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月22日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
偏見・ヘイト・差別意識がどのように発生するか、もしくはしてきたか。
人間の心や感情の動きを科学的に見ていくなかで、今の自分に「科学的に発生した根拠のないヘイト」があるのではないかと常に疑うようになる。
それは客観的でネガティブな視点だと思う。この本はそういうネガティブな視点をもたらす。
それが辛そうだと感じる人には、ぜひ読んでほしい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月21日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
ボリュームのある一冊でしたが、ヘイトクライムが起こる仕組みを学ぶことが出来ました。
先史時代からAIの現代まで歴史的な流れや、科学的な説明もあり、深い内容でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月15日に日本でレビュー済み
Vine先取りプログラムメンバーのカスタマーレビュー( 詳細 )
著者が性的マイノリティでヘイトクライム被害者な犯罪学の学者。
詳細なデータに基づいて犯罪を科学的に捉える。
実際に起こった事件の概略を示し、犯罪学的な位置づけや傾向を解説。

例えば、記憶に新しい相模原市の事件。
犯人の動機を、直観的で本能的な嫌悪感に基づく憎しみによって対象を非人間化し外集団と位置付けたことで、よそ者とみなし何の責務もなく何の規範も当てはまらずその犠牲は許容されると認識した犯行とする。
この認識によると、外集団に対する無関心と侮蔑感を招き対象の生死すら内集団が自由にできるとるに足らないものとなってしまう。
このように犯行と動機の関連を追っていくことで犯罪に関わる憎悪について解説している。

現在ネットでの誹謗中傷に悩む人(被害者でも、もしかすると加害者になってしまうかもしれない人)にも読んでみて欲しい。
現代における人権やモラルを重視することで生まれてくる偏見由来の犯罪を読み解く解説書。
とても読み応えのある良書。
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5つ星のうち5.0 現代の犯罪傾向を読み解くカギ
2023年4月15日に日本でレビュー済み
著者が性的マイノリティでヘイトクライム被害者な犯罪学の学者。
詳細なデータに基づいて犯罪を科学的に捉える。
実際に起こった事件の概略を示し、犯罪学的な位置づけや傾向を解説。

例えば、記憶に新しい相模原市の事件。
犯人の動機を、直観的で本能的な嫌悪感に基づく憎しみによって対象を非人間化し外集団と位置付けたことで、よそ者とみなし何の責務もなく何の規範も当てはまらずその犠牲は許容されると認識した犯行とする。
この認識によると、外集団に対する無関心と侮蔑感を招き対象の生死すら内集団が自由にできるとるに足らないものとなってしまう。
このように犯行と動機の関連を追っていくことで犯罪に関わる憎悪について解説している。

現在ネットでの誹謗中傷に悩む人(被害者でも、もしかすると加害者になってしまうかもしれない人)にも読んでみて欲しい。
現代における人権やモラルを重視することで生まれてくる偏見由来の犯罪を読み解く解説書。
とても読み応えのある良書。
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