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他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 単行本 – 2019/10/4
宇田川 元一
(著)
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【HRアワード2020 書籍部門 最優秀賞受賞】14刷 8万部突破のロングセラー
忖度、対立、抑圧…あらゆる組織の問題において、「わかりあえないこと」は障害ではない。むしろすべての始まりである──。
ノウハウが通用しない問題を突破する、組織論とナラティヴ・アプローチの超実践的融合。
いま名だたる企業がこぞってメンタリングを熱望する気鋭の経営学者、待望のデビュー作!
読者・有識者 絶賛!
■面白すぎて一気読みしてしまった。(20代・男性・会社員)
□編集者としてもドンピシャリで、勉強になった。他者と働くために大切なことが非常によくわかる(佐渡島庸平氏・コルク代表)
■難しい本に見えるけれど、内容がすっごくあったかい。超良書です。(20代・女性・自営業)
□熱量が心地良く、明日もう一回読みたい。(30代・男性・会社員)
■「対話」することは誇りを持って生きることだと書いてあって胸が熱くなりました。(青木耕平氏・クラシコム代表取締役)
□ヒトにやさしくなれる本だった。いつか小学生の教科書にならないかな。(30代・男性・会社員)
■「イケメンすぎる良書」だわ。擬人化したら確実に惚れる。(30代・女性・人事)
□素晴らしかった。なによりも著者のことが人として好きになった。(20代・女性・ソフトウェアエンジニア)
■骨太な理論に裏打ちされた、組織を変えるための本質と、その実践方法である(松井孝憲氏・グロービス研究員)
□ドキッとした。まさに本質。間違いない。(20代・男性・会社経営)
■ぼんやり感じていたことが見事に体系化されていて、それでいて優しさのある組織論。(30代・男性・会社役員)
□一言、衝撃だった。自分の中では21世紀の革命。(30代・男性・サッカーコーチ)
■現場で活かせる内容でした。(40代・男性・サービス)
□ビジネスだけでなく、様々な場面において応用できそう。(20代・男性・メディア)
■夫婦間での悩みをもつ友人にも薦めたい。(40代・男性・IT企業社長)
□要するに、本書は「万人」におすすめできます。(中原淳氏・立教大学 経営学部教授)
内容
現場で起きる「わかりあえなさ」から始まる諸問題は、ノウハウで一方的に解決できるものではありません。
その「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。それが本書でお伝えする「対話(dialogue)」です。
対話とはコミュニケーションの方法ではありません。
論破するでもなく、忖度するでもなく、相手の「ナラティヴ(narrative)」に入り込み、新しい関係性を構築すること。
それこそが、立場や権限を問わず、新たな次元のリソースを掘り出して、組織を動かす現実的で効果的な方法なのです。
目次
はじめに
正しい知識はなぜ実践できないのか
第1章 組織の厄介な問題は「合理的」に起きている
第2章 ナラティヴの溝を渡るための4つのプロセス
第3章 実践1.総論賛成・各論反対の溝に挑む
第4章 実践2.正論の届かない溝に挑む
第5章 実践3.権力が生み出す溝に挑む
第6章 対話を阻む5つの罠
第7章 ナラティヴの限界の先にあるもの
おわりに 父について、あるいは私たちについて
忖度、対立、抑圧…あらゆる組織の問題において、「わかりあえないこと」は障害ではない。むしろすべての始まりである──。
ノウハウが通用しない問題を突破する、組織論とナラティヴ・アプローチの超実践的融合。
いま名だたる企業がこぞってメンタリングを熱望する気鋭の経営学者、待望のデビュー作!
読者・有識者 絶賛!
■面白すぎて一気読みしてしまった。(20代・男性・会社員)
□編集者としてもドンピシャリで、勉強になった。他者と働くために大切なことが非常によくわかる(佐渡島庸平氏・コルク代表)
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□熱量が心地良く、明日もう一回読みたい。(30代・男性・会社員)
■「対話」することは誇りを持って生きることだと書いてあって胸が熱くなりました。(青木耕平氏・クラシコム代表取締役)
□ヒトにやさしくなれる本だった。いつか小学生の教科書にならないかな。(30代・男性・会社員)
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□素晴らしかった。なによりも著者のことが人として好きになった。(20代・女性・ソフトウェアエンジニア)
■骨太な理論に裏打ちされた、組織を変えるための本質と、その実践方法である(松井孝憲氏・グロービス研究員)
□ドキッとした。まさに本質。間違いない。(20代・男性・会社経営)
■ぼんやり感じていたことが見事に体系化されていて、それでいて優しさのある組織論。(30代・男性・会社役員)
□一言、衝撃だった。自分の中では21世紀の革命。(30代・男性・サッカーコーチ)
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□ビジネスだけでなく、様々な場面において応用できそう。(20代・男性・メディア)
■夫婦間での悩みをもつ友人にも薦めたい。(40代・男性・IT企業社長)
□要するに、本書は「万人」におすすめできます。(中原淳氏・立教大学 経営学部教授)
内容
現場で起きる「わかりあえなさ」から始まる諸問題は、ノウハウで一方的に解決できるものではありません。
その「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。それが本書でお伝えする「対話(dialogue)」です。
対話とはコミュニケーションの方法ではありません。
論破するでもなく、忖度するでもなく、相手の「ナラティヴ(narrative)」に入り込み、新しい関係性を構築すること。
それこそが、立場や権限を問わず、新たな次元のリソースを掘り出して、組織を動かす現実的で効果的な方法なのです。
目次
はじめに
正しい知識はなぜ実践できないのか
第1章 組織の厄介な問題は「合理的」に起きている
第2章 ナラティヴの溝を渡るための4つのプロセス
第3章 実践1.総論賛成・各論反対の溝に挑む
第4章 実践2.正論の届かない溝に挑む
第5章 実践3.権力が生み出す溝に挑む
第6章 対話を阻む5つの罠
第7章 ナラティヴの限界の先にあるもの
おわりに 父について、あるいは私たちについて
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社NewsPicksパブリッシング
- 発売日2019/10/4
- 寸法13.5 x 1.9 x 19.5 cm
- ISBN-104910063013
- ISBN-13978-4910063010
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出版社より
商品の説明
著者について
宇田川 元一(うだがわ・もとかず)
経営学者。埼玉大学 経済経営系大学院 准教授。
1977年東京生まれ。2000年立教大学経済学部卒業。2002年同大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2006年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。
2006年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、2007年長崎大学経済学部講師・准教授、2010年西南学院大学商学部准教授を経て、2016年より埼玉大学大学院人文社会科学研究科(通称:経済経営系大学院)准教授。
社会構成主義やアクターネットワーク理論など、人文系の理論を基盤にしながら、組織における対話やナラティヴとイントラプレナー(社内起業家)、戦略開発との関係についての研究を行っている。
大手企業やスタートアップ企業で、イノベーション推進や組織変革のためのアドバイザーや顧問をつとめる。 専門は経営戦略論、組織論。2007年度経営学史学会賞(論文部門奨励賞)受賞。
経営学者。埼玉大学 経済経営系大学院 准教授。
1977年東京生まれ。2000年立教大学経済学部卒業。2002年同大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2006年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。
2006年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、2007年長崎大学経済学部講師・准教授、2010年西南学院大学商学部准教授を経て、2016年より埼玉大学大学院人文社会科学研究科(通称:経済経営系大学院)准教授。
社会構成主義やアクターネットワーク理論など、人文系の理論を基盤にしながら、組織における対話やナラティヴとイントラプレナー(社内起業家)、戦略開発との関係についての研究を行っている。
大手企業やスタートアップ企業で、イノベーション推進や組織変革のためのアドバイザーや顧問をつとめる。 専門は経営戦略論、組織論。2007年度経営学史学会賞(論文部門奨励賞)受賞。
登録情報
- 出版社 : NewsPicksパブリッシング (2019/10/4)
- 発売日 : 2019/10/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4910063013
- ISBN-13 : 978-4910063010
- 寸法 : 13.5 x 1.9 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,110位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 229位実践経営・リーダーシップ (本)
- - 291位ビジネス実用本
- - 297位その他のビジネス・経済関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
4 星
他者理解とは、
対話とは、一言で言うと「新しい関係性を構築すること」です。新しい関係性を構築するというのは、いきなりわかり合おうとすることではありません。先のクラウドのサービス導入提案の例を考えてみるならば、提案を拒否されて腹を立てていたときは、「相手に自分の提案を受け入れさせよう」という関係性でした。しかし、相手にも相手なりに一理あって、その相手の状況の中で提案が意味のあるものにする必要があると考えられたときに、関係性の変化が始まっているのです。このように、新しい関係性を築いていくことは少し手間のかかることです。この本には、副題に「組織論」という言葉がついています。組織論というと、一般には組織形態やマネジメント手法、あるいは組織メンバーのモチベーションなどをテーマとするものと考えられていると思います。一方、この本では、組織の中での関係性を作ったり、変えたりしていくための「対話の実践」をテーマにしています。なぜこれが組織論なのでしょうか。それは、組織とはそもそも「関係性」だからです。私たちは組織がモノとして存在しているように考えています。しかし、あなたが勤めている会社を考えてみて下さい。そこには、人がいて建物はあっても組織はモノとしては存在せず、実は誰もそれ自体を見たことがありません。対話とは、関係性とは、その組織論の本。すごい技術やすごい誰かはなかなかやってきません。お互いにわかりあえていないことを認めることから始める。これがわかると他者理解は大きく変革できる。
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2024年4月2日に日本でレビュー済み
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小学生でも読める平易な文章ではあるが、一定の社会経験がないとイメージが追っつかない。深い。管理職以上の立場の人なら読んで損はありません。今までにありそうでなかった本だと思います。
2022年10月24日に日本でレビュー済み
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為になった。
数年ぶりにサブノートを作った。
ついついこちらのリクツだけで相手に働きかけがちだが、じっくり考えれば当たり前の事だけれど、それでは話はまとまらない。提案は受け入れられず企画や予定は進まない。
相手には相手の事情(ナラティブ:過去、環境、目指しているもの)がある。
その溝をまず認識し、溝の向こう側を良く観察し、どこにならwin-winの橋を架けられるか見極める。そして架橋を試み、もし思わしくなければ再度(あるいは架橋しながら)相手を観察する。
観察はずっと続くし、より良い関係づくりもずっと続く。
また、簡単な架橋は難しい場合、周囲にアドバイスや助力を求める。それがまた関係づくりや相互理解になる。
⭐️を一つ減らしたのは、あまりにライターが丁寧に伝えようとして、文章が全体的に長くなっている事。簡潔にすれば文章量は2/3で充分だろう。そうすると、読む方は楽だしもっと売れるだろう。
数年ぶりにサブノートを作った。
ついついこちらのリクツだけで相手に働きかけがちだが、じっくり考えれば当たり前の事だけれど、それでは話はまとまらない。提案は受け入れられず企画や予定は進まない。
相手には相手の事情(ナラティブ:過去、環境、目指しているもの)がある。
その溝をまず認識し、溝の向こう側を良く観察し、どこにならwin-winの橋を架けられるか見極める。そして架橋を試み、もし思わしくなければ再度(あるいは架橋しながら)相手を観察する。
観察はずっと続くし、より良い関係づくりもずっと続く。
また、簡単な架橋は難しい場合、周囲にアドバイスや助力を求める。それがまた関係づくりや相互理解になる。
⭐️を一つ減らしたのは、あまりにライターが丁寧に伝えようとして、文章が全体的に長くなっている事。簡潔にすれば文章量は2/3で充分だろう。そうすると、読む方は楽だしもっと売れるだろう。
2023年10月14日に日本でレビュー済み
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異なる主体である「自分」と「他者」の間に、(自分の主張を一旦脇に置き)相手に寄り添う対話を通じて地続きの価値観という橋をかける…という内容なのだが、その文章の一つ一つが真に迫るというかまさに寄り添う温度・温もりを手触りとして感じられた。
あとがきまで読むとわかるのだが、著者本人が「わかりあえなさ」に苦悩し乗り越えてきた経験に立脚していたのか…という種あかしがあり、腹落ちの度を深める構成なのも心にくい。
僕個人の持論としても「人間という存在は個々の関係性によって定義される」と思っているので自身の価値観の延長でもあり、優れた言語化として読み進めるのがとても心地よかった。
全ての組織人にオススメできる名著。
あとがきまで読むとわかるのだが、著者本人が「わかりあえなさ」に苦悩し乗り越えてきた経験に立脚していたのか…という種あかしがあり、腹落ちの度を深める構成なのも心にくい。
僕個人の持論としても「人間という存在は個々の関係性によって定義される」と思っているので自身の価値観の延長でもあり、優れた言語化として読み進めるのがとても心地よかった。
全ての組織人にオススメできる名著。
2024年1月7日に日本でレビュー済み
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対話が重要、対話することで、更にその先も見えてくるようになる、ということが繰り返し繰り返し書いてある。
そして、一見具体例が多いように見えるが、具体的でない教室設例のようなものが多く、臨場感がない。
そして、一見具体例が多いように見えるが、具体的でない教室設例のようなものが多く、臨場感がない。
2022年12月11日に日本でレビュー済み
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どうしても会話がかみあわなかったり、こちらの意図が伝わらない、却下されるという経験が誰にでもあると思います。そこを客観的に捉えて、自分の立ち振る舞いや思考を変換させるきっかけになる内容だと思います。
2020年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
組織とは「関係性」である。
著者はこの立場に立っている。
「あなたの言っていることはわかるけど、実践するのは難しい。問題はどうやったら解決できるのか?」ということを著者は問われるという。
その著者の答えは、明白で「そんな都合のいい方法はない」ということである。
世の中で解ける問というのはすでに誰かが解いている。
だから、残ったと問いとは、一律の解法がない問いなのである。
ハーバード・ケネディ・スクールでリーダーシップ論の教鞭をとるロナルド・ハイフェッツ氏は既存の方法で解決できる問題を「技術的問題」、既存の方法で一方的に解決ができない複雑で困難な「適応課題」と定義する。
そして、この「適用課題」に向き合うための方法が「対話」ということになる。
本書でいう「対話」とは、「新しい関係性を構築すること」である。
関係性というのは、大きく分けて二つある。
一つは「私とそれ」の関係性で、これは向き合う相手を自分の「道具」のようにとらえる関係性のことだ。
人間性とは別のところで道具としての効率性を重視した関係を気づくことだ。
もう一つは「私とあなた」の関係性である。
相手の存在が変わりが利かないものであり、自分の中に相手を見出すこと、相手の中に自分を見出すことで、双方向にお互いを受け入れあっていくことを意味する。
それと同時にこれこそが適応課題を解決する困難さなのである。
適応課題には4つのタイプがある。
一つは「ギャップ型」で、大切にしている「価値観」と実際の「行動」にギャップが生じるケースだ。
二つ目は「対立型」で、互いの「コミットメント」が対立するケースである。
三つ目は「抑圧型」で、「言いにくいことを言わない」ケースである。
四つ目は「回避型」で、痛みや恐れを伴う本質的な問題を回避するために、逃げたり別の行動にすり替えたりするケースだ。
これら四つに共通して言えることは人と人、組織と組織の「関係性」の中で生じている問題だということだ。
適応課題に向き合うために重要なこととして、本書で述べられているのは、人の「ナラティヴ(narrative)」を理解すること。
「ナラティヴ」とは、物語、つまりその語りを生み出す「解釈の枠組み」のこと。
人の文脈を理解するということにも近いように思う。
この理解のギャップから生じるのが適応課題であるということだろう。
これを解くためには本書では4つプロセスが紹介されている。
第一ステップは準備「溝に気づく」ことで、相手と自分のナラティヴに溝(適応課題)があることに気づくことである。
第二ステップは観察「溝の向こうを眺める」ことで、相手の行動や状況を見聞きし、溝の位置や相手のナラティヴを探ることである。
第三ステップは解釈「溝を渡り橋を設計する」ことで、溝を飛び越えて、橋がかけられそうな場所や、かけ方を探ることである。
第四ステップは介入「溝に橋を架ける」で、実際に行動することで、橋(新しい関係性)を築くことである。
重要なことはナラティヴをわきに置く、すなわち感情的なところはあるけれどもそれを客観的にとらえて、相手の立場で考えてみるということ。
それは、自分のナラティヴと相手のナラティヴが違うということも意味している。
違うということを認めた後は、「介入」になるわけだが、それは共通の目的を探すことに近いように本書を読んで感じた。
すなわち橋を架けるということは、共通の目的まで立ち戻って、両者win-winの解決策を探すことに他ならない。
社会で感じながらもうまく言語化できなかったことを見事に言語化しているなというのが読後感。
重要な示唆は「技術的課題」と「適応課題」を分けて考えるということ。
「適応課題」と認識したならば、どこに相手との解釈のギャップがあるのか、もっと上位の目的で一致することはないのか、目的に立ち戻ると両者win-winのソリューションは何になるのかということを考えるのが重要だと感じた。
著者はこの立場に立っている。
「あなたの言っていることはわかるけど、実践するのは難しい。問題はどうやったら解決できるのか?」ということを著者は問われるという。
その著者の答えは、明白で「そんな都合のいい方法はない」ということである。
世の中で解ける問というのはすでに誰かが解いている。
だから、残ったと問いとは、一律の解法がない問いなのである。
ハーバード・ケネディ・スクールでリーダーシップ論の教鞭をとるロナルド・ハイフェッツ氏は既存の方法で解決できる問題を「技術的問題」、既存の方法で一方的に解決ができない複雑で困難な「適応課題」と定義する。
そして、この「適用課題」に向き合うための方法が「対話」ということになる。
本書でいう「対話」とは、「新しい関係性を構築すること」である。
関係性というのは、大きく分けて二つある。
一つは「私とそれ」の関係性で、これは向き合う相手を自分の「道具」のようにとらえる関係性のことだ。
人間性とは別のところで道具としての効率性を重視した関係を気づくことだ。
もう一つは「私とあなた」の関係性である。
相手の存在が変わりが利かないものであり、自分の中に相手を見出すこと、相手の中に自分を見出すことで、双方向にお互いを受け入れあっていくことを意味する。
それと同時にこれこそが適応課題を解決する困難さなのである。
適応課題には4つのタイプがある。
一つは「ギャップ型」で、大切にしている「価値観」と実際の「行動」にギャップが生じるケースだ。
二つ目は「対立型」で、互いの「コミットメント」が対立するケースである。
三つ目は「抑圧型」で、「言いにくいことを言わない」ケースである。
四つ目は「回避型」で、痛みや恐れを伴う本質的な問題を回避するために、逃げたり別の行動にすり替えたりするケースだ。
これら四つに共通して言えることは人と人、組織と組織の「関係性」の中で生じている問題だということだ。
適応課題に向き合うために重要なこととして、本書で述べられているのは、人の「ナラティヴ(narrative)」を理解すること。
「ナラティヴ」とは、物語、つまりその語りを生み出す「解釈の枠組み」のこと。
人の文脈を理解するということにも近いように思う。
この理解のギャップから生じるのが適応課題であるということだろう。
これを解くためには本書では4つプロセスが紹介されている。
第一ステップは準備「溝に気づく」ことで、相手と自分のナラティヴに溝(適応課題)があることに気づくことである。
第二ステップは観察「溝の向こうを眺める」ことで、相手の行動や状況を見聞きし、溝の位置や相手のナラティヴを探ることである。
第三ステップは解釈「溝を渡り橋を設計する」ことで、溝を飛び越えて、橋がかけられそうな場所や、かけ方を探ることである。
第四ステップは介入「溝に橋を架ける」で、実際に行動することで、橋(新しい関係性)を築くことである。
重要なことはナラティヴをわきに置く、すなわち感情的なところはあるけれどもそれを客観的にとらえて、相手の立場で考えてみるということ。
それは、自分のナラティヴと相手のナラティヴが違うということも意味している。
違うということを認めた後は、「介入」になるわけだが、それは共通の目的を探すことに近いように本書を読んで感じた。
すなわち橋を架けるということは、共通の目的まで立ち戻って、両者win-winの解決策を探すことに他ならない。
社会で感じながらもうまく言語化できなかったことを見事に言語化しているなというのが読後感。
重要な示唆は「技術的課題」と「適応課題」を分けて考えるということ。
「適応課題」と認識したならば、どこに相手との解釈のギャップがあるのか、もっと上位の目的で一致することはないのか、目的に立ち戻ると両者win-winのソリューションは何になるのかということを考えるのが重要だと感じた。
2022年6月18日に日本でレビュー済み
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日々モヤモヤとしていた感情が言語化されていて、スッと心に入ってきました。中には、ぐっさり突き刺さることも。職場の人全員に読んでいただきたい。そうしたら思いやりや活発な意見交換が溢れる環境になること間違いなしです(笑)
仕事関係だけでなく、友人や家族、恋人との関係でも通づることばかり。たくさんの人に手に取っていただきたい一冊です。
仕事関係だけでなく、友人や家族、恋人との関係でも通づることばかり。たくさんの人に手に取っていただきたい一冊です。
2021年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分自身のこれまでの人との関わり方を具体的な場面を思い出しながら振り返ることができた。
そのような気持ちになったのは、著者自身のナラティブに基づいた語りのようなものが伝わってきたからだと思う。
多くの方がこの考えを少しずつでも実践できると世の中も少し変わるような気がする。
また、最後のNewsPicks のミッションステートメント?も、この本を読んだ後だからかも知れないが、結構響いた。
コンサル上がりが書いた薄っぺらな本が増えてきている中で、久しぶりに出会った
深みのある良書である。
そのような気持ちになったのは、著者自身のナラティブに基づいた語りのようなものが伝わってきたからだと思う。
多くの方がこの考えを少しずつでも実践できると世の中も少し変わるような気がする。
また、最後のNewsPicks のミッションステートメント?も、この本を読んだ後だからかも知れないが、結構響いた。
コンサル上がりが書いた薄っぺらな本が増えてきている中で、久しぶりに出会った
深みのある良書である。