他の方が「素晴らしい本。最初からこの本のように仏教を教えて欲しかった。」と仰っていますが全く同感です。
「空海に学ぶ仏教入門」というタイトルでこれ以上深く分かりやすくスッキリと仏教全体を網羅して明らかに導くことは人間には不可能だと思われます。空海=密教=呪文みたいなイメージが完全に吹き飛ばされました。
宗教に興味ない方、他宗教の方、仏教とは何か知りたい方、浄土真宗の方、等々万人におすすめします。空海の本だと思ったら仏教全体を明らかにしたすごい本でした。
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空海に学ぶ仏教入門 (ちくま新書) 新書 – 2017/10/5
吉村 均
(著)
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空海の教えにこそ、伝統仏教の教義の核心が凝縮されている。弘法大師が説く、苦しみから解放される心のあり方「十住心」に、真の仏教の教えを学ぶ画期的入門書。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2017/10/5
- 寸法10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104480069968
- ISBN-13978-4480069962
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商品の説明
著者について
1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。チベットの諸師より顕密の教えを学ぶ。現在、公益財団法人中村元東方研究所専任研究員。お茶の水女子大学・宇都宮大学・東洋大学・明治学院大学・東京女子大学非常勤講師。専門は日本倫理思想史、仏教学。著書『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』(北樹出版)、『現代仏教塾I』(共著、幻冬舎)、『道・身心・修行』(共著、理想社)、『サンガジャパンvol.25 特集原始仏典』(共著、サンガ)など。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2017/10/5)
- 発売日 : 2017/10/5
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4480069968
- ISBN-13 : 978-4480069962
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年、東京生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。チベットの諸師より顕密の教えを受ける。
インド・デリーでおこなわれた仏教徒の国際会議Global Buddhist Congregation 2011で、日本人部会発表者のひとりをつとめる。
現在、公益財団法人中村元東方研究所専任研究員。
吉村均ホームページ
https://hitoshi-yoshimura.wixsite.com/home
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいのですがやはり難しく理解出来ませんので吉村さんの講義を受けたいです。
2020年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素晴らしい本です。
5時間程で完読しました。(仏教書には慣れています)
『秘蔵宝鑰』を読みたくなりました。
仏教の知識が無い人には難しいと思います。
西洋的仏教理解を諫め、伝統的仏教理解に立つべきである。
苦しみの原因は人間が、欲しいもの/嫌なものと、ものを実体視している事が原因である。
十住心が、欲→修善→天界を目指す→声聞→独覚→唯識→中観→法華経→華厳経→密教の経過をだどっている。
中観を中心に、空海さまの思想を解説してあります。
密教の解説は灌頂(かんじょう)を受けた人しか聞かせられないという理由で書いてありません。
(↑こういうところも素晴らしい。)
輪廻をどう捕らえるかも何度か書いてありました。
知らない事も沢山書いてありました。
5時間程で完読しました。(仏教書には慣れています)
『秘蔵宝鑰』を読みたくなりました。
仏教の知識が無い人には難しいと思います。
西洋的仏教理解を諫め、伝統的仏教理解に立つべきである。
苦しみの原因は人間が、欲しいもの/嫌なものと、ものを実体視している事が原因である。
十住心が、欲→修善→天界を目指す→声聞→独覚→唯識→中観→法華経→華厳経→密教の経過をだどっている。
中観を中心に、空海さまの思想を解説してあります。
密教の解説は灌頂(かんじょう)を受けた人しか聞かせられないという理由で書いてありません。
(↑こういうところも素晴らしい。)
輪廻をどう捕らえるかも何度か書いてありました。
知らない事も沢山書いてありました。
2020年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分にはちょっと難しいですが、いい内容だと思います。
2018年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで 解説書を種々読んだが
心底から理解できなかった
今回 この書に出会い 筋道を
つけてもらったと思う
心底から理解できなかった
今回 この書に出会い 筋道を
つけてもらったと思う
2018年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいると不思議に気持ちが落ちついて息が深く楽になります。なにかが伝わってくるようです。
2017年10月21日に日本でレビュー済み
空海の仏教思想に関する入門書かと思いきや、違いました。空海が理解した仏教について、わかりやすく解説した本です。テキストは『秘蔵宝鑰』。空海が仏教思想の全体像について体系的に論じた、『十住心論』の内容を簡略に記した書とされます。
空海の仏教理解の解説ということで、やや専門的な印象があるかもしれません。全然そうではありません。空海の仏教理解に基づきながらも、現代的な観点から、その理解の意味するところを実に腑に落ちやく語ってくれています。初期仏教の世界から、唯識や中観、『法華経』や『華厳経』、そしてもちろん密教まで、空海のいずれも本質をついた教説のまとめを、著者がそれぞれ要領よく説明していきます。
現代的な観点から、と述べましたが、一方で伝統的な仏教の考え方を復権させようと試みており、このスタンスは非常に面白いところです。乗り越えが目指される対象は、近代的な仏教理解。西洋由来の「科学」的な仏教のとらえ方が、(ときに故意に)見落としてきた伝統的な仏教理解の一部を、空海に学びながら再生しようとしています。特に、輪廻や因果応報から目を背ける風潮から脱することに、とても意欲的です。
空海によるハイレベルの伝統仏教学について鮮やかに解説しながら、近代を超えた仏教の語り方の今後を模索する。なかなか斬新な仏教入門書と言えるのではないでしょうか。
空海の仏教理解の解説ということで、やや専門的な印象があるかもしれません。全然そうではありません。空海の仏教理解に基づきながらも、現代的な観点から、その理解の意味するところを実に腑に落ちやく語ってくれています。初期仏教の世界から、唯識や中観、『法華経』や『華厳経』、そしてもちろん密教まで、空海のいずれも本質をついた教説のまとめを、著者がそれぞれ要領よく説明していきます。
現代的な観点から、と述べましたが、一方で伝統的な仏教の考え方を復権させようと試みており、このスタンスは非常に面白いところです。乗り越えが目指される対象は、近代的な仏教理解。西洋由来の「科学」的な仏教のとらえ方が、(ときに故意に)見落としてきた伝統的な仏教理解の一部を、空海に学びながら再生しようとしています。特に、輪廻や因果応報から目を背ける風潮から脱することに、とても意欲的です。
空海によるハイレベルの伝統仏教学について鮮やかに解説しながら、近代を超えた仏教の語り方の今後を模索する。なかなか斬新な仏教入門書と言えるのではないでしょうか。
2017年10月24日に日本でレビュー済み
空海の著作『十住心論』を解説した本だということで、古典の解説書なのかと思いましたが、いい意味で裏切られました。
仏教の教えに従って心を育てるための具体的な階梯について、チベットやインドも含む広範な資料を参照しながら、一歩一歩、読む人に寄り添うように説いています。現代語訳された空海さんの言葉が、やさしくじんわり伝わってきます。ある意味、実用書のような側面すらあります。
日本仏教についての知識は、高校の日本史レベルで止まっていたのですが、この本(つまり空海の説明)によって、アジア全土から見渡してどのように位置づけられているのか認識することもできました。まさに『空海に学ぶ仏教入門』だったのです。
余談ですが、この本を読んでいるときに到着した2冊の本が、ともに偶然『十住心論』を取り上げていたとあとで気付き、驚きました(唯識の本と気功の本)。さすが空海さんです。
仏教の教えに従って心を育てるための具体的な階梯について、チベットやインドも含む広範な資料を参照しながら、一歩一歩、読む人に寄り添うように説いています。現代語訳された空海さんの言葉が、やさしくじんわり伝わってきます。ある意味、実用書のような側面すらあります。
日本仏教についての知識は、高校の日本史レベルで止まっていたのですが、この本(つまり空海の説明)によって、アジア全土から見渡してどのように位置づけられているのか認識することもできました。まさに『空海に学ぶ仏教入門』だったのです。
余談ですが、この本を読んでいるときに到着した2冊の本が、ともに偶然『十住心論』を取り上げていたとあとで気付き、驚きました(唯識の本と気功の本)。さすが空海さんです。