まずは自動車を追いかけてカップルを餌食にする凶暴でキンキンのエイリアン。
ツカミはばっちりです。
続いて吸血鬼退治の男。彼が邪悪と戦うガーディアンズのリーダーでした。
指令がくだり、精悍な東洋人女性、力自慢の巨漢、他1名を加え出動します。
ですが、敵は金属でできているかのごとく、近代兵器が一切通用しません。
そうこうしているうちに、エイリアンから隠れている人々に出会います。
エイリアンは異次元から魔導師が呼び寄せており、一掃するには魔導書を奪わなくてはなりません。
(て、ほとんど解説マンマですね)
シャープでかっこいいエイリアン達の襲撃に、マシンガンでドンパチするところは文句なくかっこいいです。
メンバーも個性的で、とても頼りになります。
ただ残念なのは、あまりにスムーズに物語が進み過ぎ、ヒネリや意外性がないところです。
もっと濡れ場や愁嘆場や遊び場、ギョっとさせるシーンを盛り込んでも良かったのでは。
難民達全員をエイリアンにして、ガーディアンズに苦悩させるとか。
現状であればお子様と一緒に楽しめる健全なアクション映画です。
捕らえられた人間が呪文でエイリアンに変えられてしまうのがスリリングといえばスリリングでした。