博士の課題として本書を読みました。著者も本書の対象を初学者と設定しており、リサーチクエスチョンについて初学者向けに分かりやすく記載されています。初めて研究を行う方、特に修士論文の研究テーマを考える前に本書を読むと良いと思いました。
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リサーチ・クエスチョンとは何か? (ちくま新書 1826) 新書 – 2024/11/8
佐藤 郁哉
(著)
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問いのレベルをあげるために
アカデミックな調査・分析、卒論・修論、探究学習から、マーケティング、ビジネス・リサーチにも!
問いを立て、調査・分析して報告する。その営みにおいて最初の関門である「問いを立てる」ことはそう簡単なものではない。それは立てれば終わりというわけではないからである。研究を進めていくなかで、当初の問いとは異なる形に問いを磨き「育てる」必要がある。そうした過程を経て、研究としてのセレンディピティが生まれるのだ。これまで語られてこなかった新しいリサーチ・クエスチョンとの向きあい方がわかる。
【目次】
はじめに――「リサーチ・クエスチョン」をめぐる不都合な真実
序 章 論文のペテン(詐術)から学ぶリサーチ・クエスチョンの育て方
第1章 定義する――リサーチ・クエスチョンとは何か?
1 Problem かQuestion か?
2 「リサーチ・クエスチョン」――本書における定義
3 社会調査における問い――資料やデータを使って比較的明確な答えを求めることが出来る問い
4 疑問文形式――クエスチョンマークがついた文章
5 簡潔な表現――長すぎず短かすぎず
6 「問いを育てる」ということ――論文のペテンを超えて
第2章 問いの内容を見きわめる――何について問うのか?
1 疑問符と言えば疑問詞?
2 5W1Hから2Wへ
3 What (記述)とWhy(説明)の関係
4 What とWhy を五回――研究の全過程を通してリサーチ・クエスチョンを深掘りしていく
第3章 問いの目的について確認する――そもそも何のために問うのか?
1 謎解きとしてのリサーチ、ルーチンワークとしてのアンケート調査
2 三種類の問題関心
3 2Wから2W1Hへ――確かなエビデンスにもとづくHow to (処方箋)の提案
4 問いの往復運動とリサーチ・クエスチョンの「仕切り直し」
第4章 「ペテン」のからくりを解き明かす――なぜ、実際の調査と論文のあいだにはギャップがあるのか?
1 論文の舞台裏
2 結果報告 対 経緯報告――論文が担う二つの使命
3 各時期完結型 対 漸次構造化型――調査のタイプによる違い
4 解説書や教科書における二つのブラインドスポット
5 リサーチ・クエスチョンの四類型
第5章 問いを絞り込む――どうすれば、より明確な答えが求められるようになるか?
1 筋が良い問い・悪い問い
2 実証可能性――そもそも答えが求められる問いなのか?
3 実行可能性
4 サブクエスチョンの設定
第6章 枠を超えていく――もう一歩先へ進んでいくためには?
1 総論と問題関心への回帰――木を見て森を見る、森を見て木を見る
2 「事例について知る」から「事例を通して知る」へ
3 さらに次のステージへ――対象と視点の範囲を広げていく
おわりに
注
参考文献
アカデミックな調査・分析、卒論・修論、探究学習から、マーケティング、ビジネス・リサーチにも!
問いを立て、調査・分析して報告する。その営みにおいて最初の関門である「問いを立てる」ことはそう簡単なものではない。それは立てれば終わりというわけではないからである。研究を進めていくなかで、当初の問いとは異なる形に問いを磨き「育てる」必要がある。そうした過程を経て、研究としてのセレンディピティが生まれるのだ。これまで語られてこなかった新しいリサーチ・クエスチョンとの向きあい方がわかる。
【目次】
はじめに――「リサーチ・クエスチョン」をめぐる不都合な真実
序 章 論文のペテン(詐術)から学ぶリサーチ・クエスチョンの育て方
第1章 定義する――リサーチ・クエスチョンとは何か?
1 Problem かQuestion か?
2 「リサーチ・クエスチョン」――本書における定義
3 社会調査における問い――資料やデータを使って比較的明確な答えを求めることが出来る問い
4 疑問文形式――クエスチョンマークがついた文章
5 簡潔な表現――長すぎず短かすぎず
6 「問いを育てる」ということ――論文のペテンを超えて
第2章 問いの内容を見きわめる――何について問うのか?
1 疑問符と言えば疑問詞?
2 5W1Hから2Wへ
3 What (記述)とWhy(説明)の関係
4 What とWhy を五回――研究の全過程を通してリサーチ・クエスチョンを深掘りしていく
第3章 問いの目的について確認する――そもそも何のために問うのか?
1 謎解きとしてのリサーチ、ルーチンワークとしてのアンケート調査
2 三種類の問題関心
3 2Wから2W1Hへ――確かなエビデンスにもとづくHow to (処方箋)の提案
4 問いの往復運動とリサーチ・クエスチョンの「仕切り直し」
第4章 「ペテン」のからくりを解き明かす――なぜ、実際の調査と論文のあいだにはギャップがあるのか?
1 論文の舞台裏
2 結果報告 対 経緯報告――論文が担う二つの使命
3 各時期完結型 対 漸次構造化型――調査のタイプによる違い
4 解説書や教科書における二つのブラインドスポット
5 リサーチ・クエスチョンの四類型
第5章 問いを絞り込む――どうすれば、より明確な答えが求められるようになるか?
1 筋が良い問い・悪い問い
2 実証可能性――そもそも答えが求められる問いなのか?
3 実行可能性
4 サブクエスチョンの設定
第6章 枠を超えていく――もう一歩先へ進んでいくためには?
1 総論と問題関心への回帰――木を見て森を見る、森を見て木を見る
2 「事例について知る」から「事例を通して知る」へ
3 さらに次のステージへ――対象と視点の範囲を広げていく
おわりに
注
参考文献
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2024/11/8
- 寸法17.3 x 10.6 x 1.6 cm
- ISBN-104480076565
- ISBN-13978-4480076564
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商品の説明
著者について
佐藤 郁哉(さとう・いくや):1955年、宮城県生まれ。77年、東京大学文学部卒業。84年、東北大学大学院博士課程中退。86年、シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)。一橋大学大学院商学研究科教授、プリンストン大学客員研究員、オックスフォード大学客員研究員などを経て2016年より同志社大学教授。専門は経営組織論・社会調査方法論。主な著作に、『暴走族のエスノグラフィー』(新曜社、国際交通安全学会賞)、Kamikaze Biker(University of Chicago Press)、『現代演劇のフィールドワーク』(東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)、『組織エスノグラフィー』(共著。有斐閣、経営行動科学学会優秀研究賞)、『社会調査の考え方[上][下]』(東京大学出版会)、『50年目の「大学解体」20年後の大学再生』(共著。京都大学学術出版会)、『大学改革の迷走』(筑摩書房)、『はじめての経営学 ビジネス・リサーチ』(東洋経済新報社)、『経営学の危機―詐術・欺瞞・無意味な研究』(訳。白桃書房)などがある。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2024/11/8)
- 発売日 : 2024/11/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 304ページ
- ISBN-10 : 4480076565
- ISBN-13 : 978-4480076564
- 寸法 : 17.3 x 10.6 x 1.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 471位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7位ちくま新書
- - 191位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2025年1月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入社会科学系で初めて論文を書く人には学ぶことの多い本だと思う。私自身はもともと理系で、今は社会情報学を学んでいる。本のタイトルでもあるリサーチ・クエスチョンで戸惑うことがあったが、この本を読んで、なんだそういうことか、と納得した。
- 2025年2月10日に日本でレビュー済みこの商品を手に取ったのは、研究やレポート作成において自分の問いの立て方に行き詰まりを感じていたときでした。実際に使用してみると、著者が問いの本質を解き明かしながら、具体的な実践方法を段階的に提示してくれる点が非常に印象的でした。文章は難解な理論も平易な表現でまとめられており、初めてリサーチに取り組む方にも安心して読み進めることができました。また、章ごとに問いをどのように定義し、さらに深掘りしていくプロセスが詳細に解説されているため、自分の研究テーマに対してどのようなサブクエスチョンを設定すればよいか、そのヒントを多く得ることができました。
良かった点としては、実例を交えた具体的な解説が豊富で、まるで指導を受けているかのような臨場感を感じながら学習できたことです。著者の視点が非常に実践的で、理論だけでなく実際の調査や分析の過程においてどのように問いを育てていくか、実務に近い形で理解を深めることができました。さらに、内容が体系的に整理されており、後から見返して復習する際にも非常に役立ちました。
一方、注意すべき点としては、情報量が多く密度が高いため、初学者の方にとっては一部の解説がやや冗長に感じられる可能性があります。実際、私自身も何度か読み返しながら内容を整理する必要があり、時間をかける覚悟が求められる部分がありました。情報の取捨選択や自身の研究テーマへの落とし込みには、ある程度の基礎知識や経験があると、よりスムーズに理解できる印象です。
全体として、この商品は、アカデミックな研究に取り組む学生や実務でリサーチを行う方、そして日々自分の問いに疑問を持ちながら深い探求を目指すすべての人におすすめできる一冊です。私自身もこの商品を通じて、問いの重要性やその進化の過程を再認識することができ、今後の学びに大いに役立てていきたいと感じました。
- 2025年1月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入金融機関で日々数値やリスク管理に追われている私ですが、『リサーチ・クエスチョンとは何か?』を読んで、「そもそも自分は何を解決したいのか?」という視点を改めて問い直す大切さを実感しました。普段、提案や社内会議の資料作成では、結論を先に固めてから都合のいいデータを探してしまうことが多いもの。しかし本書では、まず“どんな問いを立てるか”をきちんと整理し、そこからデータを収集・検証していくプロセスをしっかり回すよう提案しています。これはファクトベースで意思決定を行う金融の現場にも通じるアプローチです。
さらに「拡張型サブクエスチョン」によって、当初見えていなかったリスク要因や新しいビジネス機会をとらえる可能性が高まるという考え方もとても興味深いと感じました。既存顧客に絞っていた目線を、別の顧客層や未開拓市場へと広げてみる——まさに金融ビジネスの成長戦略にも直結するアイデアです。
本書は論文執筆の入門書と見られがちですが、数字と向き合う仕事においてこそ役立つ「問いの設計図」が満載。管理職から若手社員まで、一度目を通せば業務に取り組む姿勢が変わるはずです。
- 2024年11月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入掛け値なしの良書だが、果たして誰が想定読者となりうるのか悩ましい。
本書は、リサーチクエスチョンに焦点を当て、「研究の問いを育てる」方法を解説している。そのテーマから、研究を行う人が想定読者となるだろうが、いわゆる専業の研究者であれば、本書を読んで啓蒙されることはあっても、いざ自身の研究活動に活かそうとすると、実際には難しいところ。本書の説くところの方法を採用すると、研究姿勢そのものの変容を迫られる。むしろ、それが出来る研究者なら、本書がなくても、そうしている。
本書の中盤部分に、「本書は入門的な解説書です」(本書121ページ)という記述がある。確かに、学部生や修士課程の大学院生あたりは、有力な想定読者になる。ただ、いずれも一回目か二回目の研究論文執筆の機会となるのだろうが、そのあとに研究を続けるケースは稀で、本書の説く方法は二度と使わないことになりかねない。
もちろん、専業の研究者以外にも、研究にかかわる機会はある。本書はそういう機会に有効な方法を提示してくれているが、さりとて、本書でも言及されているように、純粋に研究を行えると考えるのはナイーブに過ぎるだろう。はじめから結論ありきの研究なり調査なりを行うしかない人に、本書の極めて優れた内容は役に立たない。
いずれにしても、本書は極めて優れた内容である。「研究」にかかわる人が一人でも多く本書を手に取ることで、より優れた研究成果が積み上がるに違いない。
- 2024年12月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入私は著書が翻訳した「面白くて刺激的な論文のためのリサーチ・クエスチョンの作り方と育て方: 論文刊行ゲームを超えて 」を先に読んでいたが、とにかく、この本の翻訳はひどかった。日本語として意味が分からない箇所がふんだんに出てきて、途中で読むのを止めた。
この本も、相変わらず、日本語として意味が分からない箇所がふんだんに出てきて、内容が頭に入ってこない。
内容としては良いと思うが、研究者として文書の意味が分からないようなことは、リサーチクエスチョン以前の問題。
想定の読者は学部生、修士課程の方達のようだが、その方達にはこの本はお薦めできない。