あれれ・・・、文庫化されて発売ですか・・・。
ということは、私が最後の単行本購入者かな?(笑)。
いやいや、文庫化されて、「相沢沙呼」という作家の名前が、もっと知られる機会となりますように。
まったく年代は違うのですが、自分も、かつて“写真学校”への進学を選んだ者。
当時バブル絶頂期、“クリエイター”なんて言葉がもてはやされいましたっけ・・・・。
でも、そんな当時だって、親に進学の希望を説明しても「ふ~~ん・・・・・」。
今のご時世だったら、もっと強く!もっと「写真を撮りたい」という衝動があってしかるべき
なのではないかな・・・。ですから、終章「ペンタプリズム・コントラスト」は、もっと盛り上がる描写
であって欲しいと思いました。
とはいえ、高校生の頃、学校内の狭い人間関係が“すべて”だった閉塞感、
相沢さんは、女子に託して“あの頃”を描かれたな~~・・・・、
ということで、この作品は☆五つにします。
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ココロ・ファインダ (光文社文庫 あ 57-1) 文庫 – 2014/9/11
相沢沙呼
(著)
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- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2014/9/11
- ISBN-104334767966
- ISBN-13978-4334767969
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2014/9/11)
- 発売日 : 2014/9/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4334767966
- ISBN-13 : 978-4334767969
- Amazon 売れ筋ランキング: - 433,547位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,841位光文社文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校生の部活仲間女子、一人一人が主人公になる物語の連作短編。
こういうことってあったな、と思わせたり、こういう子っていたな、と思わせたりするのが上手な作家さんでした。
高校生女子の気持ちを丁寧に書いています。
写真の部活なのですが、カメラの知識が豊富で、知らなかったことも多く、とても楽しめました。
一話一話、違う種類のカメラが出てくるところもとても興味深かったです。
また、ミステリーのような謎も毎回出てくるのですが、それが女子四人というゆるいながらも
張りつめたもののある独特の空気に見合う程度の日常系のもので、全体の雰囲気に合っていました。
こういうことってあったな、と思わせたり、こういう子っていたな、と思わせたりするのが上手な作家さんでした。
高校生女子の気持ちを丁寧に書いています。
写真の部活なのですが、カメラの知識が豊富で、知らなかったことも多く、とても楽しめました。
一話一話、違う種類のカメラが出てくるところもとても興味深かったです。
また、ミステリーのような謎も毎回出てくるのですが、それが女子四人というゆるいながらも
張りつめたもののある独特の空気に見合う程度の日常系のもので、全体の雰囲気に合っていました。
2016年6月30日に日本でレビュー済み
2012年に出た単行本の文庫化。
高校の写真部に所属する女子高生たちを描いた群像劇。
全4話が収められているのだが、一話ごとに主人公が変わり、それぞれが抱える悩みと、ちょっとした謎が語られていく。
悩みそのものは、いささかありがちというか、もう少しひねってほしかった。読み手はどのような層を想定しているのだろうか。
謎解きの部分は、よくできている。すとんと腑に落ちる。
高校の写真部に所属する女子高生たちを描いた群像劇。
全4話が収められているのだが、一話ごとに主人公が変わり、それぞれが抱える悩みと、ちょっとした謎が語られていく。
悩みそのものは、いささかありがちというか、もう少しひねってほしかった。読み手はどのような層を想定しているのだろうか。
謎解きの部分は、よくできている。すとんと腑に落ちる。
2012年7月26日に日本でレビュー済み
酉乃初の事件簿(
午前零時のサンドリヨン
、
ロートケプシェン、こっちにおいで
)とは違った面白さがあります。
高校の写真部を舞台に、女子高生たち4人(ミラ、カオリ、秋穂、シズ)の物語がつづられています。
ミステリよりも青春小説としての色合いが強いです。
しかし十分楽しめる作品に仕上がっています。
お薦めの作品です。
高校の写真部を舞台に、女子高生たち4人(ミラ、カオリ、秋穂、シズ)の物語がつづられています。
ミステリよりも青春小説としての色合いが強いです。
しかし十分楽しめる作品に仕上がっています。
お薦めの作品です。
2012年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校の写真部に所属している4人の女の子を、各章の主人公として据えている。
写真を通して語られる悩みや不安を透明感あるタッチで描いている、珠玉の青春小説。
すれ違う高校生はいつも楽しそうに見える。
けれど、本人達が内面を見せないだけで本当は、友達と自分を比べたり、過去に縛られていたり、親が煩わしくなったり自分の存在理由を考えたり、将来の夢と親の期待との差異などたくさんの希望と不安がぐるぐると渦巻いている。そんな悩みや考え、青春と呼ぶココロの動きをファインダで覗きこんだものである。
前々作『ロートケプシェンこっちにおいで』で、魅せた女性の心理描写の巧さを遺憾なく発揮している作品だといえよう。
読了後も苦々しくなく、様々な「悩み」にほんわかとさせてくれる「応え」を用意している所がこの本の良さである。
どの章もオススメではあるが、最終章ペンタプリズム・コントラストを読んで「青春」について思いを馳せて頂けたらと思う。
写真を通して語られる悩みや不安を透明感あるタッチで描いている、珠玉の青春小説。
すれ違う高校生はいつも楽しそうに見える。
けれど、本人達が内面を見せないだけで本当は、友達と自分を比べたり、過去に縛られていたり、親が煩わしくなったり自分の存在理由を考えたり、将来の夢と親の期待との差異などたくさんの希望と不安がぐるぐると渦巻いている。そんな悩みや考え、青春と呼ぶココロの動きをファインダで覗きこんだものである。
前々作『ロートケプシェンこっちにおいで』で、魅せた女性の心理描写の巧さを遺憾なく発揮している作品だといえよう。
読了後も苦々しくなく、様々な「悩み」にほんわかとさせてくれる「応え」を用意している所がこの本の良さである。
どの章もオススメではあるが、最終章ペンタプリズム・コントラストを読んで「青春」について思いを馳せて頂けたらと思う。
2013年8月25日に日本でレビュー済み
高校の写真部の女の子たちを中心とした青春物語です
甘酸っぱくてくすぐったい描写は
好きな人は好きでしょう
ただ、わたしが気になるのは
写真やカメラについての情報の甘さです
心理描写とおなじくらいたくさん出てくる写真やカメラの描写が
かなり間違ってます
(多すぎるのでいちいち指摘しませんが・・・)
そして間違っているわりにはへんに詳しくて
写真のことを知らないとわからないような専門用語もつかってます
おそらく著者(相沢氏)自身が正規の教育を受けていないカメラマニアなのか、
もしくはそうしたカメラマニアから偏った知識をすり込まれているのでしょう。
わたし自身、高校で写真部だったので
写真部員や写真好きの登場人物の物語(マンガや小説)は
つい手にとってしまいますが、
存外、ちゃんとした描写がされているものは少ないですね
舞台装置としてしか写真やカメラを必要としてないなら
こんなものかもしれませんが・・・
甘酸っぱくてくすぐったい描写は
好きな人は好きでしょう
ただ、わたしが気になるのは
写真やカメラについての情報の甘さです
心理描写とおなじくらいたくさん出てくる写真やカメラの描写が
かなり間違ってます
(多すぎるのでいちいち指摘しませんが・・・)
そして間違っているわりにはへんに詳しくて
写真のことを知らないとわからないような専門用語もつかってます
おそらく著者(相沢氏)自身が正規の教育を受けていないカメラマニアなのか、
もしくはそうしたカメラマニアから偏った知識をすり込まれているのでしょう。
わたし自身、高校で写真部だったので
写真部員や写真好きの登場人物の物語(マンガや小説)は
つい手にとってしまいますが、
存外、ちゃんとした描写がされているものは少ないですね
舞台装置としてしか写真やカメラを必要としてないなら
こんなものかもしれませんが・・・
2016年1月16日に日本でレビュー済み
写真をテーマに4人の女子高生の視点からそれぞれ描いた連作集です。
なかなか面白い試みだと思いますが、各エピソード自体があまり面白くなかったです。
つまらないわけではないのですが、なにか引き込まれるものがありませんでした。
なかなか面白い試みだと思いますが、各エピソード自体があまり面白くなかったです。
つまらないわけではないのですが、なにか引き込まれるものがありませんでした。
2021年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真部に所属する女子高生4人、それぞれを主人公とした連作短編。
容姿にコンプレックスのあるミラ。明るさが苦手な後輩秋穂。綺麗なカオリ。写真大好きシズ。
写真に怒った友人、壁の罅(ヒビ)の写真、鏡に映る像、隠された写真。各話のミステリ要素も、主人公たちの悩みと葛藤をあぶり出すための小道具的に使われる、繊細なタッチの青春モノ。
それぞれが、少し成長して、未来に前向きな一歩を踏み出す。
そんな一瞬を切り取る様な、あの頃が眩しい素敵なお話達。
写真にまつわるタームを用いた書名・各話の題名も、ちょっと格好良いです~。
容姿にコンプレックスのあるミラ。明るさが苦手な後輩秋穂。綺麗なカオリ。写真大好きシズ。
写真に怒った友人、壁の罅(ヒビ)の写真、鏡に映る像、隠された写真。各話のミステリ要素も、主人公たちの悩みと葛藤をあぶり出すための小道具的に使われる、繊細なタッチの青春モノ。
それぞれが、少し成長して、未来に前向きな一歩を踏み出す。
そんな一瞬を切り取る様な、あの頃が眩しい素敵なお話達。
写真にまつわるタームを用いた書名・各話の題名も、ちょっと格好良いです~。