・本書は、女性活躍推進の分野にてトータルで企業の伴奏支援を行い、こども家庭庁の有識者委員を務める等、行政委員を多数経験する著者が、自身が企業向けに女性活躍、ダイバーシティ推進のコンサルティングを14年実施した経験をもとに、女性を含め、誰もが働きやすい「最高の職場」をつくるための「理論」「データ」「実践」の武器を収録した1冊。
・日本で女性活躍がとりあげられるようになった理由は一言で言うと、女性活躍から始めたダイバーシティ推進、そして人的資本経営が【企業価値向上】に繋がることが明確になってきたから。
・その背景としては、「社会的な潮流」と「日本の労働環境」、「組織変革」が大きく挙げられる。
・背景のひとつである「日本の労働環境」とは、少子高齢化を起因とした「労働力不足」である。ある研究所が出した試算では、2030年には644万人の労働力が不足すると言われている。
・VUCAの時代において、社会環境の変化に伴って経営戦略を考え、それを達成する「人」に対しても戦略を持って採用・育成していく必要が出てきている。
・そこから「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)」という、多様な人材を受け入れ、活躍ができる環境への生まれ変わりが求められるようになっているのだ。
※その他の背景である「社会的な潮流」「組織変革」の詳細については本書をお読みください。
・女性活躍推進をしていくためには、「経営」「人事(現場)」「社内外コミュニケーション」の3つの視点が重要。
・著者の会社(スリール)が作成した「女性活躍推進の3つの視点と7つのポイント」では、視点として、
①経営陣の取り組み
②現場(人事)の取り組み
③社内外コミュニケーション
が挙げられている。これらを実践していくためには、現場の声を聴きながら課題を把握し、経営への提言を行い、社内外のコミュニケーションを行うことで、組織変革を行っていく必要がある。
・基本的には、現場である人事が取り組みを行い、経営、広報へと広げていく。また、得られたデータや現状を経営陣に提示することで、経営戦略や評価制度への組み込みを提言していく。
・そして広報は、社内の仲間を増やしていくことで全体的に取り組んでいく組織風土を醸成する。得られた成果を積極的に社外広報していくことにより、経営陣からの認識や、社外からの評価も変わってくるだろうと著者は考える。
※「女性活躍推進3つの視点と7つのポイント」の詳細、それに沿った具体的な実践方法については、本書をお読みください。
・本書は、「理論編」「実践編」の二部構成となっており、「なぜ今『人的資本経営』なのか」「ダイバーシティが組織に与えるポジティブな効果」「日本における女性活躍の歴史」「日本企業で女性管理職が増えない理由」「女性活躍推進3つの視点と7つのポイント(現場・人事編/経営・広報編)」「実践!自社のアクションプランの作り方」「先進企業事例」といった章で構成されており、客観的に推進する意義を伝える為の情報を、様々な側面から伝え、経営・現場・広報が一体となり進めていくための具体的な方法を解説した内容となっている。
本書を通じて、女性を含む誰もが活躍できる社会となるきっかけになれば幸いです。
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女性活躍から始める人的資本経営 多様性を活かす組織マネジメント 単行本 – 2024/4/28
堀江 敦子
(著)
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【内容紹介】
人的資本経営は、女性活躍から取り組むのが近道!
2023年3月期より、有価証券報告書への開示項目として「人的資本」や、「女性管理職比率」「男性の育児休業取得率」「男女間賃金格差」が挙げられ、「女性版骨太の方針2023」では、東証プライム市場に上場する企業の女性役員の比率を2030年までに30%以上にする目標等が掲げられている。
人的資本経営、女性活躍推進・ダイバーシティ推進は、今や経営者にとって喫緊に対応しなければいけない課題となっている。
ただ、「経営者が突然、人的資本・女性活躍について叫び始めたな、どうしてだろう」そんな疑問を感じている人もいるかもしれない。
本書は、経営者から経営企画部、人事担当者まで、歴史的な背景と共に、ダイバーシティ推進の有効性、実践方法までを本質的に理解できるよう理論・実践・データの全てをまとめた1冊である。
理論編
・なぜ今「人的資本経営」なのか?
・ダイバーシティが組織に与えるポジティブな効果
・日本における女性活躍の歴史
・日本企業で女性管理職が増えない理由
また実践編では、女性活躍推進を本質的に進めていき、女性管理職パイプラインを形成する為の方法を「経営」「現場・人事」「広報」という3つの視点で紹介しながら、最終的には客観的なデータを用いてアクションプランまで構築できるような内容になっている。
実践編
・女性活躍推進3つの視点と7つのポイント:現場・人事編
・女性活躍推進3つの視点と7つのポイント:経営・広報編
・実践! 自社のアクションプランの作り方
・先進企業事例(日本アイ・ビー・エム株式会社、キリン ホールディングス株式会社)
社会環境が大きく変化する中で、女性活躍から始めた人的資本経営を行うことが、多様な人材が活躍できる強い組織にしていく第一歩になる。
人的資本経営は、女性活躍から取り組むのが近道!
2023年3月期より、有価証券報告書への開示項目として「人的資本」や、「女性管理職比率」「男性の育児休業取得率」「男女間賃金格差」が挙げられ、「女性版骨太の方針2023」では、東証プライム市場に上場する企業の女性役員の比率を2030年までに30%以上にする目標等が掲げられている。
人的資本経営、女性活躍推進・ダイバーシティ推進は、今や経営者にとって喫緊に対応しなければいけない課題となっている。
ただ、「経営者が突然、人的資本・女性活躍について叫び始めたな、どうしてだろう」そんな疑問を感じている人もいるかもしれない。
本書は、経営者から経営企画部、人事担当者まで、歴史的な背景と共に、ダイバーシティ推進の有効性、実践方法までを本質的に理解できるよう理論・実践・データの全てをまとめた1冊である。
理論編
・なぜ今「人的資本経営」なのか?
・ダイバーシティが組織に与えるポジティブな効果
・日本における女性活躍の歴史
・日本企業で女性管理職が増えない理由
また実践編では、女性活躍推進を本質的に進めていき、女性管理職パイプラインを形成する為の方法を「経営」「現場・人事」「広報」という3つの視点で紹介しながら、最終的には客観的なデータを用いてアクションプランまで構築できるような内容になっている。
実践編
・女性活躍推進3つの視点と7つのポイント:現場・人事編
・女性活躍推進3つの視点と7つのポイント:経営・広報編
・実践! 自社のアクションプランの作り方
・先進企業事例(日本アイ・ビー・エム株式会社、キリン ホールディングス株式会社)
社会環境が大きく変化する中で、女性活躍から始めた人的資本経営を行うことが、多様な人材が活躍できる強い組織にしていく第一歩になる。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日2024/4/28
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104800591945
- ISBN-13978-4800591944
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出版社より

商品の説明
著者について
【著者】
著者:堀江 敦子(ほりえ・あつこ)
立教大学大学院経営学研究科(博士前期課程/リーダーシップ開発コース)修了。 ISO30414リードコンサルタント/アセッサー、千葉大学教育学部非常勤講師。
楽天を経て2010年にスリール株式会社創業。企業向けに女性活躍・ダイバーシティ推進の研修・コンサルティングを実施。推進体制づくりやDEIポリシーの作成支援、女性管理職パイプライン構築に向けた各階層や管理職向けの研修などを提供している。女性活躍推進の分野にてトータルで企業の伴走支援を行う。
内閣府男女共同参画局専門委員として第5次男女共同参画基本計画の策定に関わり、現在はこども家庭庁の有識者委員を務める等、行政委員を多数経験。行政・大学向けに実施しているライフキャリア教育事業(仕事と子育ての両立体験/ワーク&ライフ・インターン)では、第5回経済産業省 キャリア教育アワードを受賞。その他、日経ビジネス「チェンジメーカー10」、第9回若者力大賞「ユースリーダー賞」を受賞。日経BP Human Capital ONLINEで「女性活躍から始めるサステナブル経営」連載執筆。企業研修実績、メディア出演実績多数。
著書に『新・ワーママ入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。
著者:堀江 敦子(ほりえ・あつこ)
立教大学大学院経営学研究科(博士前期課程/リーダーシップ開発コース)修了。 ISO30414リードコンサルタント/アセッサー、千葉大学教育学部非常勤講師。
楽天を経て2010年にスリール株式会社創業。企業向けに女性活躍・ダイバーシティ推進の研修・コンサルティングを実施。推進体制づくりやDEIポリシーの作成支援、女性管理職パイプライン構築に向けた各階層や管理職向けの研修などを提供している。女性活躍推進の分野にてトータルで企業の伴走支援を行う。
内閣府男女共同参画局専門委員として第5次男女共同参画基本計画の策定に関わり、現在はこども家庭庁の有識者委員を務める等、行政委員を多数経験。行政・大学向けに実施しているライフキャリア教育事業(仕事と子育ての両立体験/ワーク&ライフ・インターン)では、第5回経済産業省 キャリア教育アワードを受賞。その他、日経ビジネス「チェンジメーカー10」、第9回若者力大賞「ユースリーダー賞」を受賞。日経BP Human Capital ONLINEで「女性活躍から始めるサステナブル経営」連載執筆。企業研修実績、メディア出演実績多数。
著書に『新・ワーママ入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。
登録情報
- 出版社 : 日本能率協会マネジメントセンター (2024/4/28)
- 発売日 : 2024/4/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4800591945
- ISBN-13 : 978-4800591944
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 264位その他の経営理論関連書籍
- - 276位経営学 (本)
- - 279位企業・経営
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
6グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ43%22%35%0%0%43%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星4つ43%22%35%0%0%22%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星3つ43%22%35%0%0%35%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星2つ43%22%35%0%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星1つ43%22%35%0%0%0%
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
イメージ付きのレビュー

星5つ中5つ
女性を含め、誰もが働きやすい「最高の職場」をつくるための「理論」「データ」「実践」の武器を収録した1冊。
・本書は、女性活躍推進の分野にてトータルで企業の伴奏支援を行い、こども家庭庁の有識者委員を務める等、行政委員を多数経験する著者が、自身が企業向けに女性活躍、ダイバーシティ推進のコンサルティングを14年実施した経験をもとに、女性を含め、誰もが働きやすい「最高の職場」をつくるための「理論」「データ」「実践」の武器を収録した1冊。 ・日本で女性活躍がとりあげられるようになった理由は一言で言うと、女性活躍から始めたダイバーシティ推進、そして人的資本経営が【企業価値向上】に繋がることが明確になってきたから。 ・その背景としては、「社会的な潮流」と「日本の労働環境」、「組織変革」が大きく挙げられる。 ・背景のひとつである「日本の労働環境」とは、少子高齢化を起因とした「労働力不足」である。ある研究所が出した試算では、2030年には644万人の労働力が不足すると言われている。 ・VUCAの時代において、社会環境の変化に伴って経営戦略を考え、それを達成する「人」に対しても戦略を持って採用・育成していく必要が出てきている。 ・そこから「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)」という、多様な人材を受け入れ、活躍ができる環境への生まれ変わりが求められるようになっているのだ。 ※その他の背景である「社会的な潮流」「組織変革」の詳細については本書をお読みください。 ・女性活躍推進をしていくためには、「経営」「人事(現場)」「社内外コミュニケーション」の3つの視点が重要。 ・著者の会社(スリール)が作成した「女性活躍推進の3つの視点と7つのポイント」では、視点として、 ①経営陣の取り組み ②現場(人事)の取り組み ③社内外コミュニケーション が挙げられている。これらを実践していくためには、現場の声を聴きながら課題を把握し、経営への提言を行い、社内外のコミュニケーションを行うことで、組織変革を行っていく必要がある。 ・基本的には、現場である人事が取り組みを行い、経営、広報へと広げていく。また、得られたデータや現状を経営陣に提示することで、経営戦略や評価制度への組み込みを提言していく。 ・そして広報は、社内の仲間を増やしていくことで全体的に取り組んでいく組織風土を醸成する。得られた成果を積極的に社外広報していくことにより、経営陣からの認識や、社外からの評価も変わってくるだろうと著者は考える。 ※「女性活躍推進3つの視点と7つのポイント」の詳細、それに沿った具体的な実践方法については、本書をお読みください。 ・本書は、「理論編」「実践編」の二部構成となっており、「なぜ今『人的資本経営』なのか」「ダイバーシティが組織に与えるポジティブな効果」「日本における女性活躍の歴史」「日本企業で女性管理職が増えない理由」「女性活躍推進3つの視点と7つのポイント(現場・人事編/経営・広報編)」「実践!自社のアクションプランの作り方」「先進企業事例」といった章で構成されており、客観的に推進する意義を伝える為の情報を、様々な側面から伝え、経営・現場・広報が一体となり進めていくための具体的な方法を解説した内容となっている。 本書を通じて、女性を含む誰もが活躍できる社会となるきっかけになれば幸いです。
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- 2024年5月11日に日本でレビュー済み5つ星のうち5.0・本書は、女性活躍推進の分野にてトータルで企業の伴奏支援を行い、こども家庭庁の有識者委員を務める等、行政委員を多数経験する著者が、自身が企業向けに女性活躍、ダイバーシティ推進のコンサルティングを14年実施した経験をもとに、女性を含め、誰もが働きやすい「最高の職場」をつくるための「理論」「データ」「実践」の武器を収録した1冊。
女性を含め、誰もが働きやすい「最高の職場」をつくるための「理論」「データ」「実践」の武器を収録した1冊。
2024年5月11日に日本でレビュー済み
・日本で女性活躍がとりあげられるようになった理由は一言で言うと、女性活躍から始めたダイバーシティ推進、そして人的資本経営が【企業価値向上】に繋がることが明確になってきたから。
・その背景としては、「社会的な潮流」と「日本の労働環境」、「組織変革」が大きく挙げられる。
・背景のひとつである「日本の労働環境」とは、少子高齢化を起因とした「労働力不足」である。ある研究所が出した試算では、2030年には644万人の労働力が不足すると言われている。
・VUCAの時代において、社会環境の変化に伴って経営戦略を考え、それを達成する「人」に対しても戦略を持って採用・育成していく必要が出てきている。
・そこから「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)」という、多様な人材を受け入れ、活躍ができる環境への生まれ変わりが求められるようになっているのだ。
※その他の背景である「社会的な潮流」「組織変革」の詳細については本書をお読みください。
・女性活躍推進をしていくためには、「経営」「人事(現場)」「社内外コミュニケーション」の3つの視点が重要。
・著者の会社(スリール)が作成した「女性活躍推進の3つの視点と7つのポイント」では、視点として、
①経営陣の取り組み
②現場(人事)の取り組み
③社内外コミュニケーション
が挙げられている。これらを実践していくためには、現場の声を聴きながら課題を把握し、経営への提言を行い、社内外のコミュニケーションを行うことで、組織変革を行っていく必要がある。
・基本的には、現場である人事が取り組みを行い、経営、広報へと広げていく。また、得られたデータや現状を経営陣に提示することで、経営戦略や評価制度への組み込みを提言していく。
・そして広報は、社内の仲間を増やしていくことで全体的に取り組んでいく組織風土を醸成する。得られた成果を積極的に社外広報していくことにより、経営陣からの認識や、社外からの評価も変わってくるだろうと著者は考える。
※「女性活躍推進3つの視点と7つのポイント」の詳細、それに沿った具体的な実践方法については、本書をお読みください。
・本書は、「理論編」「実践編」の二部構成となっており、「なぜ今『人的資本経営』なのか」「ダイバーシティが組織に与えるポジティブな効果」「日本における女性活躍の歴史」「日本企業で女性管理職が増えない理由」「女性活躍推進3つの視点と7つのポイント(現場・人事編/経営・広報編)」「実践!自社のアクションプランの作り方」「先進企業事例」といった章で構成されており、客観的に推進する意義を伝える為の情報を、様々な側面から伝え、経営・現場・広報が一体となり進めていくための具体的な方法を解説した内容となっている。
本書を通じて、女性を含む誰もが活躍できる社会となるきっかけになれば幸いです。
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