「最高の人材」が入社する採用の絶対ルールとある。絶対ルールとあるだけあって、
昨今の採用事情を捉えつつ、変えていくべきことと維持すべきことをしっかりと見
据え、採用フローごとに丁寧に解説している印象だ。「最高の人材」とタイトルに
あるので、何となくこれまでの採用の方法と異なる突飛なアイデアが満載!といっ
たことを期待すると、手痛い目に合うだろう(そんな突飛なアイデアがあるような
ら、世の中最高の人材を採用できる会社だらけになっている)。
そもそも「最高の人材」が、わが社にとってどういう人なのかを説明できない会社
が多い中で、そうした人材定義が第一であることは疑いもない。SNSの活用や、
ダイレクトリクルーティング、リファラル採用やアルムナイ採用、インターンシッ
プの活用など、トピックは欠かせないが、そうしたトピックに対して、魅力的に見
せる各種サービスを開発・提供する採用支援会社の手法に、簡単に踊らされるよう
では、最高の人材どころか、必要な人材の確保も覚束ないだろう。
本書は、採用担当の初心者には、かなり有用な解説書だ(妙な偏向もないように思
う)。ただし、目新しい点はあまりない。採用活動を見直すフォームとしても有用
であろうが、目新しさを追う向きには期待外れに終わるだろう。
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「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール 単行本(ソフトカバー) – 2019/3/13
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本当に必要な人材を
集め、見極め、惹きつける
採用担当の新しい教科書!
****************************
■採用の基本から、求める人材を入社に導く極意までを網羅!
採用担当者が知っておきたい知識を、
基礎から応用まで、この一冊にまとめました。
採用活動の一般的な流れから、担当者が持っておきたい心構え、
募集・選抜・フォローで押さえておくべきポイントまで。
採用に携わるすべての人に読んでほしい、採用活動の新しい教科書です。
■「求職者目線」が成果につながる。「採用の新常識」を提案!
×「コミュニケーション能力の高い人を採るべき」
○「見極める必要のない能力がある」
などなど、今まで信じられてきた「採用の常識」を見つめ直し、
成果につながる「採用の新常識」を提案します。
■ロジカルな解説と豊富なイラストで、初心者でもよくわかる
様々な企業での実例や、研究者による成果を元に、
理想的な採用活動についてロジカルに解説しています。
また、紙面にはイラストや図を多用しており、
文章だけでは伝わりづらいポイントも、サクサク理解できます。
【主なもくじ】
巻頭 採用力チェックシート
第1章 全体編:採用活動の心得
第2章 募集編:求職者を集める
第3章 選抜編:応募者から選ぶ
第4章 フォロー編:内定辞退を防ぐ
第5章 現状編:自社の課題を見つける
巻末 採用力17の要素
【著者紹介】
釘崎清秀(くぎさき・きよひで)
株式会社パフ代表取締役。明治学院大学経済学部在学時より
リクルート(現リクルートキャリア)で就職情報誌の営業に携わる。
その後コンピューター業界に転じ、計測制御システム等の企画開発、
1995年に国内老舗の就職サイトを立ち上げ、1997年に株式会社パフを設立。
一般社団法人日本採用力検定協会代表理事、
一般社団法人履修履歴活用コンソーシアム代表理事を兼務。
直近では趣味が高じて音楽居酒屋の開業にも着手。
伊達洋駆(だて・ようく)
株式会社ビジネスリサーチラボ代表取締役。
神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。修士(経営学)。
同研究科在籍中、2009年にLLPビジネスリサーチラボを、
2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。
以降、人事領域を中心にリサーチ事業を展開。
2013年に神戸大学大学院服部泰宏研究室と共同で採用学研究所を設立し、同研究所の所長を務める。
2017年には一般社団法人日本採用力検定協会の理事に就任。
本当に必要な人材を
集め、見極め、惹きつける
採用担当の新しい教科書!
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■採用の基本から、求める人材を入社に導く極意までを網羅!
採用担当者が知っておきたい知識を、
基礎から応用まで、この一冊にまとめました。
採用活動の一般的な流れから、担当者が持っておきたい心構え、
募集・選抜・フォローで押さえておくべきポイントまで。
採用に携わるすべての人に読んでほしい、採用活動の新しい教科書です。
■「求職者目線」が成果につながる。「採用の新常識」を提案!
×「コミュニケーション能力の高い人を採るべき」
○「見極める必要のない能力がある」
などなど、今まで信じられてきた「採用の常識」を見つめ直し、
成果につながる「採用の新常識」を提案します。
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様々な企業での実例や、研究者による成果を元に、
理想的な採用活動についてロジカルに解説しています。
また、紙面にはイラストや図を多用しており、
文章だけでは伝わりづらいポイントも、サクサク理解できます。
【主なもくじ】
巻頭 採用力チェックシート
第1章 全体編:採用活動の心得
第2章 募集編:求職者を集める
第3章 選抜編:応募者から選ぶ
第4章 フォロー編:内定辞退を防ぐ
第5章 現状編:自社の課題を見つける
巻末 採用力17の要素
【著者紹介】
釘崎清秀(くぎさき・きよひで)
株式会社パフ代表取締役。明治学院大学経済学部在学時より
リクルート(現リクルートキャリア)で就職情報誌の営業に携わる。
その後コンピューター業界に転じ、計測制御システム等の企画開発、
1995年に国内老舗の就職サイトを立ち上げ、1997年に株式会社パフを設立。
一般社団法人日本採用力検定協会代表理事、
一般社団法人履修履歴活用コンソーシアム代表理事を兼務。
直近では趣味が高じて音楽居酒屋の開業にも着手。
伊達洋駆(だて・ようく)
株式会社ビジネスリサーチラボ代表取締役。
神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。修士(経営学)。
同研究科在籍中、2009年にLLPビジネスリサーチラボを、
2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。
以降、人事領域を中心にリサーチ事業を展開。
2013年に神戸大学大学院服部泰宏研究室と共同で採用学研究所を設立し、同研究所の所長を務める。
2017年には一般社団法人日本採用力検定協会の理事に就任。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社ナツメ社
- 発売日2019/3/13
- 寸法18.8 x 12.7 x 1.7 cm
- ISBN-104816366091
- ISBN-13978-4816366093
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登録情報
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- 言語 : 日本語
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- ISBN-13 : 978-4816366093
- 寸法 : 18.8 x 12.7 x 1.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 100位学生の就職(エントリーシート)
- - 737位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
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神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。
株式会社パフ代表取締役会長
大学在学時よりリクルートにて就職情報誌の営業に携わる。その後コンピューター業界に転じ、計測制御システム等の企画開発、1995年に国内老舗の就職サイトを立ち上げ、1997年に株式会社パフを設立。2017年には一般社団法人日本採用力検定協会を立ち上げ、2021年からはフォークソング居酒屋ハナリー島の経営にも着手。
イメージ付きのレビュー
5 星
実用性が非常に高い1冊です
実用性が非常に高い1冊だと思います。採用担当者に必要な活動の各工程が細部にわたり記載されています。他の採用実務本との大きな違いは、各工程の本質的意義を学術研究等のエビデンスをもとに示し、どのように活動することで成果を上げることが出来るのかが具体的に書かれている点です。初めての採用担当者が読めば、採用実務の全体を把握しオペレーションや取り組み方、思考までしっかりと学び実行できると思います(実際に、採用担当未経験の新人に読んでもらったら、挿絵がわかりやすいので全体を理解できたとのことでした)。採用担当部署のマネジメント層が読めば、成果が伴わない場合の課題発見が出来るでしょうし、採用企業の経営陣は社会における採用活動という視野で自社の採用のあり方を見直す機会になるのではないかと思います。また、企業規模や採用リソース問わず、どんな環境にもマッチする内容なので、採用に関わる方全てにオススメです。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年9月29日に日本でレビュー済み
2020年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人材業界で10年以上やってる友人が勧めてくれたので読んでみた。
結論からいうと、非常に良い本だと思う。
ほかの方のレビューで「実用性が高い」と書いてる方がいるが、ほんとその通り。
よい人材が採用できずに悩んでる人は、絶対に読んだほうがいいと思う。
結論からいうと、非常に良い本だと思う。
ほかの方のレビューで「実用性が高い」と書いてる方がいるが、ほんとその通り。
よい人材が採用できずに悩んでる人は、絶対に読んだほうがいいと思う。
2020年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当たり前のことも含め、大変参考になる本
採用を見直すきっかけになった
採用を見直すきっかけになった
2019年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実用性が非常に高い1冊だと思います。
採用担当者に必要な活動の各工程が細部にわたり記載されています。他の採用実務本との大きな違いは、各工程の本質的意義を学術研究等のエビデンスをもとに示し、どのように活動することで成果を上げることが出来るのかが具体的に書かれている点です。
初めての採用担当者が読めば、採用実務の全体を把握しオペレーションや取り組み方、思考までしっかりと学び実行できると思います(実際に、採用担当未経験の新人に読んでもらったら、挿絵がわかりやすいので全体を理解できたとのことでした)。採用担当部署のマネジメント層が読めば、成果が伴わない場合の課題発見が出来るでしょうし、採用企業の経営陣は社会における採用活動という視野で自社の採用のあり方を見直す機会になるのではないかと思います。
また、企業規模や採用リソース問わず、どんな環境にもマッチする内容なので、採用に関わる方全てにオススメです。
採用担当者に必要な活動の各工程が細部にわたり記載されています。他の採用実務本との大きな違いは、各工程の本質的意義を学術研究等のエビデンスをもとに示し、どのように活動することで成果を上げることが出来るのかが具体的に書かれている点です。
初めての採用担当者が読めば、採用実務の全体を把握しオペレーションや取り組み方、思考までしっかりと学び実行できると思います(実際に、採用担当未経験の新人に読んでもらったら、挿絵がわかりやすいので全体を理解できたとのことでした)。採用担当部署のマネジメント層が読めば、成果が伴わない場合の課題発見が出来るでしょうし、採用企業の経営陣は社会における採用活動という視野で自社の採用のあり方を見直す機会になるのではないかと思います。
また、企業規模や採用リソース問わず、どんな環境にもマッチする内容なので、採用に関わる方全てにオススメです。
実用性が非常に高い1冊だと思います。
採用担当者に必要な活動の各工程が細部にわたり記載されています。他の採用実務本との大きな違いは、各工程の本質的意義を学術研究等のエビデンスをもとに示し、どのように活動することで成果を上げることが出来るのかが具体的に書かれている点です。
初めての採用担当者が読めば、採用実務の全体を把握しオペレーションや取り組み方、思考までしっかりと学び実行できると思います(実際に、採用担当未経験の新人に読んでもらったら、挿絵がわかりやすいので全体を理解できたとのことでした)。採用担当部署のマネジメント層が読めば、成果が伴わない場合の課題発見が出来るでしょうし、採用企業の経営陣は社会における採用活動という視野で自社の採用のあり方を見直す機会になるのではないかと思います。
また、企業規模や採用リソース問わず、どんな環境にもマッチする内容なので、採用に関わる方全てにオススメです。
採用担当者に必要な活動の各工程が細部にわたり記載されています。他の採用実務本との大きな違いは、各工程の本質的意義を学術研究等のエビデンスをもとに示し、どのように活動することで成果を上げることが出来るのかが具体的に書かれている点です。
初めての採用担当者が読めば、採用実務の全体を把握しオペレーションや取り組み方、思考までしっかりと学び実行できると思います(実際に、採用担当未経験の新人に読んでもらったら、挿絵がわかりやすいので全体を理解できたとのことでした)。採用担当部署のマネジメント層が読めば、成果が伴わない場合の課題発見が出来るでしょうし、採用企業の経営陣は社会における採用活動という視野で自社の採用のあり方を見直す機会になるのではないかと思います。
また、企業規模や採用リソース問わず、どんな環境にもマッチする内容なので、採用に関わる方全てにオススメです。
このレビューの画像
2019年9月14日に日本でレビュー済み
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内容は平凡。知り合いの社長が書いたとのことで、購入したが、特に得るものはなかった。さらに、キズなど本の状態も悪く、残念。
2019年4月3日に日本でレビュー済み
人事採用担当者がこの本を読み、「新卒を採用する意味」「採用から育成までの視点・視野」「学生の潜在能力、ポテンシャルを引き出す」を理解し、実践することで、日本の学生が「就職活動での成長」が可能になり「就職活動は単に企業へ入社する手段」から「今の自分を知り、未来の自分への問いと仮説を立てる」事となるでしょう。
良書とは、「分かり易く」「丁寧であり、プロフェッショナル」が作るものというお手本のような素晴らしさです。
良書とは、「分かり易く」「丁寧であり、プロフェッショナル」が作るものというお手本のような素晴らしさです。
2019年10月10日に日本でレビュー済み
帯などの売り文句を見ると「これまでの常識を覆す、新しい常識を説いた教科書!!」のような印象を受けますが、実は突出した/突飛な主張はあまり見受けられません。
(「エントリーシートは廃止すべき」「無名企業の会社説明ほど退屈なものはない」などの主張は一見過激ですが、類書でもすでに論じられていることです)
が、一見平凡な内容であることは悪いことではなく、逆に言えば「現状における採用手法の基本」を説いた定番指南書として有益だと感じます。
かなりのページを割いて「面接においてありがちなダメ質問」を挙げたり、「ダメな面接シート例」を具体的に図解で説明したりと、解説はとても丁寧。
特に「(求職者に対する)採用サイトに載せるべき内容、サイトの作り方」も、言われてみれば当たり前のことなのですが、きちんとまとめられていることであらためて整理することができます(ウェブが企業広報の主流となって随分の年月が経つのに、リクナビ・マイナビ任せになってしまっているのでしょうか、各社の自社採用サイトについてはまだまだ改善の余地があると思います)。
内容が意外と定番的なことから、比較的経験の浅い著者による一作かと思いましたが、調べてみると共著者のお一方は人事・採用の経験が豊富な実務者(人材会社を経営)であり、もうお一方は逆に学問として人事や採用を掘り下げて研究している学者さん(?)でした。平凡、お手軽に見えたのは、実は高い技術によって「平凡、お手軽に見せかけている」ということなのかもしれません。
とはいえ、すでに豊富な実績をもつ人事担当者にはやや退屈かもしれませんので、あえて薦めることはしません(★にすると3つぐらいでしょうか)。
が、これから人事・採用に取り組む若手・初心者にとっては「読みやすくてかつ人事・採用の全体像を網羅している」入門書として適していると思います。
そしてこれからは「すべての社員が採用担当者になるべき時代」、つまりは「採用初心者だらけの時代」。
そういう意味で、★5つをつけておきます。
(「エントリーシートは廃止すべき」「無名企業の会社説明ほど退屈なものはない」などの主張は一見過激ですが、類書でもすでに論じられていることです)
が、一見平凡な内容であることは悪いことではなく、逆に言えば「現状における採用手法の基本」を説いた定番指南書として有益だと感じます。
かなりのページを割いて「面接においてありがちなダメ質問」を挙げたり、「ダメな面接シート例」を具体的に図解で説明したりと、解説はとても丁寧。
特に「(求職者に対する)採用サイトに載せるべき内容、サイトの作り方」も、言われてみれば当たり前のことなのですが、きちんとまとめられていることであらためて整理することができます(ウェブが企業広報の主流となって随分の年月が経つのに、リクナビ・マイナビ任せになってしまっているのでしょうか、各社の自社採用サイトについてはまだまだ改善の余地があると思います)。
内容が意外と定番的なことから、比較的経験の浅い著者による一作かと思いましたが、調べてみると共著者のお一方は人事・採用の経験が豊富な実務者(人材会社を経営)であり、もうお一方は逆に学問として人事や採用を掘り下げて研究している学者さん(?)でした。平凡、お手軽に見えたのは、実は高い技術によって「平凡、お手軽に見せかけている」ということなのかもしれません。
とはいえ、すでに豊富な実績をもつ人事担当者にはやや退屈かもしれませんので、あえて薦めることはしません(★にすると3つぐらいでしょうか)。
が、これから人事・採用に取り組む若手・初心者にとっては「読みやすくてかつ人事・採用の全体像を網羅している」入門書として適していると思います。
そしてこれからは「すべての社員が採用担当者になるべき時代」、つまりは「採用初心者だらけの時代」。
そういう意味で、★5つをつけておきます。