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なみだは あふれるままに 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPわたしのえほん) 単行本 – 2016/2/24

4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

著者の一人・神田瑞季さんは15歳の時に、故郷・宮城県女川町で東日本大震災に遭遇 しました。その後神田さんが描いた震災関連の絵が女川町の震災復興絵はがきとなり、話 題を呼びました。
本書は、内田麟太郎さんの優しい詩とその内容に寄り添った神田さん の絵から成る、宮城県女川町を舞台とした震災関連の絵本です。震災後、実際に目の前に 広がっていた風景と、震災後のショックで心を閉ざした少女の心象風景が描かれています。
この絵本は、震災を経験した人にも、そうでない人にも、誰にでも優しく語りかけてく れます。子どもはもとより、大人も読める内容です。
巻末には、著者二人の対談「あと がきに代えて」を掲載しています。そこでは、著者それぞれがどのような思いでこの絵本 に取り組んできたのか、この絵本を通して何を伝えたかったのか、などといった制作秘話 が語られています。
構想から4年を経て完成した一冊!
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商品の説明

出版社からのコメント

-

著者について

(内田麟太郎)絵本作家
(神田瑞季)大学生

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2016/2/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/2/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 32ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569783821
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569783826
  • 寸法 ‏ : ‎ 19.8 x 0.8 x 25.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

著者について

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内田 麟太郎
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただしゃがみこんでいたひ
きぼうのことばは
いくつも とどけられたけど
きみの こころは
ひらかなかった
さむさに かたくとじた
まどのように…

15歳のみずきさんは
大切な存在をいくつも
津波に持っていかれた。

手をつないで瓦礫の前に
立ち尽くす、5人の子どもの
うしろ姿を描くと、
たくさんの人々の心を揺さぶり、
絵本が出ることになった。
内田麟太郎さんが詩を書き、
その言葉は
みずきさんの心に強く響いたけれども
絵を描けなくなった。
希望を描きたいのに
絵には苦しみばかりあらわれて。

みずきさんは少しずつ
笑えるようになった。

どんな時も、人は
決してひとりぼっちじゃないこと。
その人を見守り、幸せを願う存在が
必ずいることに気づいた。

内田さんの詩から受け取った「希望」を
4年かけて、絵にすることができた。

そのとき きみの ほほに
なみだは あふれるままに
ほほえみは こぼれるままに

涙も笑いも自然に出ることが、
いちばん幸せ、という
内田さんのメッセージも、すてきだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月1日に日本でレビュー済み
物語・文は童話作家の内田麟太郎さん。(おれたち、ともだち!シリーズ)
そして作画を手掛けたのは震災当時15歳だった神田瑞季さん。(宮城県女川町出身)
自身の体験が基になったストーリーに合わせ
津波で大切な存在を失った少女が悲しみから立ち直り、
笑顔を取り戻していく姿を心温まるタッチで描いた。

神田さんをモデルに少女の心象風景を内田さんが表現した詩に
神田さんが3年近くかけて水彩の絵を添えた。

震災当時中学3年生だった神田さんは祖父を津波に(多くの友人も)奪われた。
行政区長だった祖父は住民(お年寄り)に避難を呼びかけ逃げ遅れた。

幼い頃から絵を学んでいた神田さんはがれきと化した女川を前に手を繋ぎ
立ちすくむ子どもたちの後ろ姿を描いた作品、「生きる」が
当時反響を呼び復興支援の絵はがきなどに採用された。

内田さんは1ヶ月ほどで詩を作り上げた。
「人はだれでもだれかに愛され幸せになるため生まれてきたというメッセージが伝わってきた」
と神田さんは語る。
まだまだ悲しみの中にいる人にも届けたいと葛藤しながらも絵筆を握った。

表紙の少女の後ろ姿は「生きる」の子供たちのその後を重ねた。
震災後には描けなかった海を描くこともでき自身の絵も成長していると感じる。

現在神田さんは20歳になり東北芸術工科大学に通う。
確実に前=未来を見据え歩む人々の姿を本書から感じとってもらえれば。。。

先日宮城県の工場高校の入試倍率がとても高いとのニュースがあり、
その背景には少なからず復興の力になりたい、地元の未来を自分たちで作りたいという
子どもたちなりの強い思いがあるからだと受け止めた。

3月に入った今、間もなく東日本大震災から5年。

私たちは何を学び何を後世に繋げていくのか、その「思い」に再度真摯に向き合い
そして同時に決して『 風化 』させてはならないと、
特にこの事は強く心に刻みたい。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート