わたしは常々、どこかの企業の株を買うということはその企業を応援したいからなのに、なぜ利益ばかり考えるのか?と不思議でした。
応援したいからお金という形で支援する。それが株式投資だと思っていました。世の中ではそういう考えの方は少ないようですが。
また購買は応援。悪質なものが出回ることに文句言ってても仕方ない。需要があるから供給があるのだから、消費者がもっと賢くなって良いものにお金を払って購入するようになれば、売れなくなれば自然と悪質なものは淘汰される。売れなきゃ企業は作らないんだからと。
鎌倉投信さんの考えに激しく頷きながら読ませていただきました。
消費者が賢くなり、信頼経済がより拡がるよう願っております!
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持続可能な資本主義――100年後も生き残る会社の「八方よし」の経営哲学 (ディスカヴァー携書) 新書 – 2019/1/25
新井 和宏
(著)
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全員を幸せにする「いい会社」への投資で運用実績日本一に!
元鎌倉投信ファンドマネージャーが
「リターン≠お金」で成り立つ経済の可能性を提示する
「利益追求のため無限に効率だけを追求するいまの資本主義に永続性はない」。
国内投資信託日本一に輝き、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演した
元・鎌倉投信ファンドマネージャーはそう断言する。
そして、その代案はすでに日本企業が示しているという。
カゴメ、ヤマト、サイボウズ、ツムラ、マザーハウス、ユーグレナ……
全国の「いい会社」を直接訪ね、投資する鎌倉投信がみつけた、
信頼と共感で成り立つ経済のしくみとは?
「短期・分断」の資本主義から「長期・つながり」の資本主義へ!
❖目次
はじめに――世界中で資本主義が「息切れ」している
第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない
第2章 「お金≠リターン」が可能にする「八方よし」の経営
第3章 現場訪ねてはじめてわかった、「いい会社」が大切にしていること
第4章 金融だから生み出せる信頼のレバレッジ
終章 資本主義の未来は「個人」がつくる
おわりに――もう一度、「自然」な資本主義へ
*本書は、2017年3月に小社より刊行された『持続可能な資本主義』を携書化(新書化)したものです。
*本書の内容は、単行本刊行時点(2017年3月)に執筆されたものです。
著者の新井和宏さんは2018年8月に鎌倉投信を退社され、同9月に新会社を設立されていますが、本書の記述はご在籍時のままとしております。ご了承ください。
*携書化に際し、新たに著者の新井さんによる「携書化に寄せて」(5頁)を収録いたしました。
元鎌倉投信ファンドマネージャーが
「リターン≠お金」で成り立つ経済の可能性を提示する
「利益追求のため無限に効率だけを追求するいまの資本主義に永続性はない」。
国内投資信託日本一に輝き、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演した
元・鎌倉投信ファンドマネージャーはそう断言する。
そして、その代案はすでに日本企業が示しているという。
カゴメ、ヤマト、サイボウズ、ツムラ、マザーハウス、ユーグレナ……
全国の「いい会社」を直接訪ね、投資する鎌倉投信がみつけた、
信頼と共感で成り立つ経済のしくみとは?
「短期・分断」の資本主義から「長期・つながり」の資本主義へ!
❖目次
はじめに――世界中で資本主義が「息切れ」している
第1章 人と社会を犠牲にする資本主義に永続性はない
第2章 「お金≠リターン」が可能にする「八方よし」の経営
第3章 現場訪ねてはじめてわかった、「いい会社」が大切にしていること
第4章 金融だから生み出せる信頼のレバレッジ
終章 資本主義の未来は「個人」がつくる
おわりに――もう一度、「自然」な資本主義へ
*本書は、2017年3月に小社より刊行された『持続可能な資本主義』を携書化(新書化)したものです。
*本書の内容は、単行本刊行時点(2017年3月)に執筆されたものです。
著者の新井和宏さんは2018年8月に鎌倉投信を退社され、同9月に新会社を設立されていますが、本書の記述はご在籍時のままとしております。ご了承ください。
*携書化に際し、新たに著者の新井さんによる「携書化に寄せて」(5頁)を収録いたしました。
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2019/1/25
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104799324225
- ISBN-13978-4799324226
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商品の説明
著者について
新井 和宏(あらい・かずひろ)
株式会社eumo 代表取締役
1968年生まれ。東京理科大学工学部卒。1992年に住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)、2000年にバークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)に入社。
大病とリーマンショックをきっかけに、2008年、鎌倉投信株式会社を創業。「結い2101」の運用責任者として活躍。
経済的な指標だけではなく、社会性も重視し投資先を選定しながら、2013年には格付投資情報センター(R&I)でも最優秀ファンド賞(投資信託国内株式部門)を獲得。
10年目の節目となる2018年8月、鎌倉投信の退社を発表。同年9月、社会を豊かにする非上場のベンチャーに対して資金と人財育成の両面でサポートする株式会社eumo(ユーモ)を新たに設立。現在に至る。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」等に出演。著書に『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イースト・プレス)がある。
株式会社eumo 代表取締役
1968年生まれ。東京理科大学工学部卒。1992年に住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)、2000年にバークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)に入社。
大病とリーマンショックをきっかけに、2008年、鎌倉投信株式会社を創業。「結い2101」の運用責任者として活躍。
経済的な指標だけではなく、社会性も重視し投資先を選定しながら、2013年には格付投資情報センター(R&I)でも最優秀ファンド賞(投資信託国内株式部門)を獲得。
10年目の節目となる2018年8月、鎌倉投信の退社を発表。同年9月、社会を豊かにする非上場のベンチャーに対して資金と人財育成の両面でサポートする株式会社eumo(ユーモ)を新たに設立。現在に至る。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」等に出演。著書に『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イースト・プレス)がある。
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019/1/25)
- 発売日 : 2019/1/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 239ページ
- ISBN-10 : 4799324225
- ISBN-13 : 978-4799324226
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,658位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月28日に日本でレビュー済み
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2020年8月15日に日本でレビュー済み
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金融、お金に関して余り知識無く、それでも理解しやすかったです。
2022年2月10日に日本でレビュー済み
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これからの資本主義について考える為に読んで良かったと思います。分かりやすく、とても共感しました。このような価値観考え方がこれからもっと広く根づいてほしいです。
2018年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
従来の指標ではなく、社会性や持続可能性を軸に企業価値を評価する取組は参考になりました。
まだこれで決定版と呼べる内容ではなく、著者も試行錯誤中だとは思うのですが、今後の著者の歩みに注目して行きたいと思わせる内容でした。
まだこれで決定版と呼べる内容ではなく、著者も試行錯誤中だとは思うのですが、今後の著者の歩みに注目して行きたいと思わせる内容でした。
2018年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
持続可能な資本主義とはどんなものか。
日本はバブル崩壊から失われた20年を経て現在に至りますが、
今後の資本主義は、戦後の高度経済成長のような右肩上がりの成長をいつまでも続けることはできません。
そうであれば、これからの資本主義はどのようにあるべきか。
その答えが本書に書かれています。
意外なことに、その答えとは、
目先の利益を追求せずに、
お客様はもちろん、従業員や地域社会、取引先などすべてにとって利益のある、
八方よしの経営方針であるということです。
それは、近江商人や松下幸之助が理想としてきた昔ながらの日本の商いの形と変わりがありません。
そのことを、本書は合理的に説明しています。
株主や経営者だけでなく、
従業員や地域社会、あるいは取引先をも満足させる優良企業こそが、
目先の利益ばかりを考える企業よりは結果として持続可能なのです。
また、著者の投資信託会社は、
利益を生むことよりも、よい企業を育成するための投資を行っています。
経済はもとより、環境問題などでも、
持続可能であることが求められています。
戦後のような経済成長が難しい今、
まさにこのような企業や投資が求められていると思うのです。
日本はバブル崩壊から失われた20年を経て現在に至りますが、
今後の資本主義は、戦後の高度経済成長のような右肩上がりの成長をいつまでも続けることはできません。
そうであれば、これからの資本主義はどのようにあるべきか。
その答えが本書に書かれています。
意外なことに、その答えとは、
目先の利益を追求せずに、
お客様はもちろん、従業員や地域社会、取引先などすべてにとって利益のある、
八方よしの経営方針であるということです。
それは、近江商人や松下幸之助が理想としてきた昔ながらの日本の商いの形と変わりがありません。
そのことを、本書は合理的に説明しています。
株主や経営者だけでなく、
従業員や地域社会、あるいは取引先をも満足させる優良企業こそが、
目先の利益ばかりを考える企業よりは結果として持続可能なのです。
また、著者の投資信託会社は、
利益を生むことよりも、よい企業を育成するための投資を行っています。
経済はもとより、環境問題などでも、
持続可能であることが求められています。
戦後のような経済成長が難しい今、
まさにこのような企業や投資が求められていると思うのです。
2018年1月21日に日本でレビュー済み
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タイトルの意味が最初はよく分かっていなかったが読んで納得。
現在の資本主義は短期的な利益の追求を目的としており、
結果としてリーマン・ショックのような事態を引き起こし、
格差や貧困といった分断を生み出してしまう。
かといって資本主義を全否定し、
現在の社会の在り方を完全に変えるのは現実的ではない。
そこで同じ資本主義でも長期的な視点を持ち、
個人や企業、そして地域・社会・国のすべてが得をする経営をすることで、
「資産の形成」と「社会の形成」を両立させる。
理想論のようにも聞こえますが本書で紹介されている鎌倉投信の投資先企業の紹介を見ていると、
あながち実現不可能ではないと思わせてくれます。
第3章で「いい会社」として紹介されている企業はどれも魅力的で、
ここだけ立ち読みするだけでも価値があるのではと思います。
私自身、鎌倉投信の投資先ということで初めて知ったマザーハウスはすっかり好きになったし、
ヤマトホールディングスの国を巻き込んだ東日本大震災の復興支援についてはその男気に感動しました。
投資初心者も投資経験者も読めば新たな発見があるのではないでしょうか。
現在の資本主義は短期的な利益の追求を目的としており、
結果としてリーマン・ショックのような事態を引き起こし、
格差や貧困といった分断を生み出してしまう。
かといって資本主義を全否定し、
現在の社会の在り方を完全に変えるのは現実的ではない。
そこで同じ資本主義でも長期的な視点を持ち、
個人や企業、そして地域・社会・国のすべてが得をする経営をすることで、
「資産の形成」と「社会の形成」を両立させる。
理想論のようにも聞こえますが本書で紹介されている鎌倉投信の投資先企業の紹介を見ていると、
あながち実現不可能ではないと思わせてくれます。
第3章で「いい会社」として紹介されている企業はどれも魅力的で、
ここだけ立ち読みするだけでも価値があるのではと思います。
私自身、鎌倉投信の投資先ということで初めて知ったマザーハウスはすっかり好きになったし、
ヤマトホールディングスの国を巻き込んだ東日本大震災の復興支援についてはその男気に感動しました。
投資初心者も投資経験者も読めば新たな発見があるのではないでしょうか。
2017年3月24日に日本でレビュー済み
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著者の新井さんの作品を読むのは今回が初めてではないので、前半の新井さんの経歴や鎌倉投信の成り立ちは既に知っていたが、
後半の鎌倉投信の近況を知ることができて、とても満足な読後感となった。
ITの発達により世界中の情報を閲覧し、膨大な商品が購入できるようになり、最も安い価格を知る利便性を追求する世界を創った一方で、
無機質なIT世界に放り込まれ、誰かが設計したITシステムの上に準じた思考や行動を強制され、「人や自然の暖かさ」に触れ合う生活が
崩れ去りつつあるとも言える。
しかし、鎌倉投信が良い会社と定義し、投資する企業は確固たる理念の下に「人や自然の暖かさ」を社内に保持し、そして社外に発信できる
会社なのだと思う。
そしてこれからのITは「人や自然の暖かさ」を伝える幸福性を追求する世界を創るツールとして広く利用されるのかと思った。
本書のタイトルである持続可能な資本主義は、鎌倉投信の投資先のような良い会社だけでは成り立たず、今を生きる我々ひとりひとりの
意識が変わることにより、生まれるのだと思う。
鎌倉投信に加入して、良い会社の皆様に直接お会いしたいと思いました。
後半の鎌倉投信の近況を知ることができて、とても満足な読後感となった。
ITの発達により世界中の情報を閲覧し、膨大な商品が購入できるようになり、最も安い価格を知る利便性を追求する世界を創った一方で、
無機質なIT世界に放り込まれ、誰かが設計したITシステムの上に準じた思考や行動を強制され、「人や自然の暖かさ」に触れ合う生活が
崩れ去りつつあるとも言える。
しかし、鎌倉投信が良い会社と定義し、投資する企業は確固たる理念の下に「人や自然の暖かさ」を社内に保持し、そして社外に発信できる
会社なのだと思う。
そしてこれからのITは「人や自然の暖かさ」を伝える幸福性を追求する世界を創るツールとして広く利用されるのかと思った。
本書のタイトルである持続可能な資本主義は、鎌倉投信の投資先のような良い会社だけでは成り立たず、今を生きる我々ひとりひとりの
意識が変わることにより、生まれるのだと思う。
鎌倉投信に加入して、良い会社の皆様に直接お会いしたいと思いました。
2020年3月24日に日本でレビュー済み
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たくさんのドッグイヤーができるほど、内容に惹かれました。元祖SDG'Sのように感じました☆彡