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動かして学ぶ!Python FastAPI開発入門 単行本(ソフトカバー) – 2023/6/14
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【本書の背景】
FastAPIはDjangoやFlaskとならび人気のPython Webフレームワークです。コードを書くとSwagger UIが自動生成される、型安全、高速という優れた特長を持っています。そのため実際のWeb開発で利用されることも多くなってきています。
【本書の概要】
本書は、実際の開発に耐えうるWeb APIを目指し、ToDoアプリの作成を通して、実践的な開発方法を学ぶことができます。体系的に整理しつつも、チュートリアルとしても利用できます。特に以下のような点にこだわって実践的に解説しています。
・DB接続にもasync/awaitを利用
・Dockerによるクリーンな環境構築
・スケーリングを考慮したディレクトリ構成
なお本書はエンジニアのための情報共有コミュニティ「Zenn」で公開されている大人気の「FastAPI入門」を元にした書籍です。Python3.11への対応、各種コラムなどの増強に加え、本番環境での運用を想定したAWS・GCPへのデプロイの章を追加するなど、Zennで無料公開している本に対し、大幅にパワーアップしています。
【対象読者】
・FastAPIを初めて利用するWebエンジニア
・FastAPIによる開発を試してみたい方
【必要なスキル】
・Pythonの基礎知識
・Pythonの基本的な文法
【著者プロフィール】
中村 翔(なかむら・しょう)
株式会社sustenキャピタル・マネジメント取締役Co-Founder。2019年の創業以来、主にPython(FastAPI)にて資産運用サービス「SUSTEN」の開発を行う。楽天にて検索エンジンプラットフォームの内製開発、機械学習を用いた検索精度改善、推薦システムやドローンの研究開発に従事したのち現職。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修了(修士)。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2023/6/14
- 寸法14.8 x 1.7 x 21 cm
- ISBN-104798177229
- ISBN-13978-4798177229
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開発環境・FastAPIの準備方法がしっかりわかるPart1では、開発環境の準備やFastAPIの準備方法について解説します。具体的には、FastAPIの概要、FastAPIで重要なPython文法について解説します。その後、Docker環境のインストール、Dockerイメージの作成、PoetryによるPython環境のセットアップ、FastAPIのインストール方法、APIの立ち上げ方法について、わかりやすく解説します。 |
FastAPIアプリケーションの実装方法がわかるPart2ではFastAPIアプリケーションの実装方法を紹介します。具体的には、実際に作成するアプリケーションの概要とディレクトリ構造、「ルーター(Routers)」、「スキーマ(Schemas)- レスポンス」、「スキーマ(Schemas)- リクエスト」について詳しく解説します。その後、データベースの接続とDBモデル(Models)の作成、DB操作(CRUDs)の方法、非同期化方法、ユニットテストについて実際のアプリを動かしながら解説します。 |
クラウドプラットフォームへのデプロイ方法がわかるPart3では作ったアプリケーションを本番環境としても耐えられるクラウド環境にデプロイを行います。具体的にはクラウドプラットフォームへのデプロイの概要と準備の方法を解説します。その後、実際にクラウドプラットフォームへのデプロイ方法をAWS、GCPに分けて、丁寧に解説します。 |
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2023/6/14)
- 発売日 : 2023/6/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 296ページ
- ISBN-10 : 4798177229
- ISBN-13 : 978-4798177229
- 寸法 : 14.8 x 1.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 69,750位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 87位Webプログラミング
- - 672位プログラミング (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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FastAPIはPythonのWebFramWorkなので、どうしても前提知識が求められます。
Pythonだけを書いてきて、初めてWebFramWorkに挑戦するといった場合。
使えなくてもプログラムは書けてしまう部分から(継承、デコレータ)丁寧に先に説明されています。
書いたコードは何を意味しているのか?正しく動作している状態の画像等、読んで、書いて、動かして、答え合わせをしながら進められています。
実践のAPI開発では必須となる認証周りの解説も一切なく、お試しで軽く触る練習用で、実践レベルには程遠い内容です。
日本語でのFast APIの解説書は少ないので、是非、実践向けのFast APIの書籍の出版を期待しています。
公式ドキュメントやウェブ記事を見ながらFastAPIを見よう見まねで使っていたのですが、知識を補強する目的で購入して半日かけて流し読みしました。タイトルに釣られて買った私も悪いのですが、内容はFastAPIを利用したAPIサーバー作成なので、フレームワーク以外のトピックに比重が多くて、FastAPI自体は動けばOKに近い解説内容となっています。FastAPI自体の仕組みを知りたい私にはあまりフィットしない内容でした。
初歩的なDocker, DB, クラウドへのデプロイなどに紙面を割くよりも、本格的なアプリ実装に必要なクラスベースのルーター定義やミドルウェアの実装や例外処理、幅広い種類のリクエストとレスポンスの方法といった内容を扱ってもらいたかったというのが感想です(なんとなく書いているものの正解がよく分からない)。あと、私はDDDのリポジトリパターンを使っているのですが、どういうクラス設計が一般的かなどもよく分かっていないので知りたかったです。
逆に言えば FastAPIを使ってなにか作ってみたいぐらいの初心者には良い本だと思います。
2023年、2024年はFastAPIの躍進の年だと考えているので、今から取り組むのはオススメ!
ホームページよりも、書籍の方が視認性が良いことが実感できます。ただ、書籍だとコピー&ペーストができないので、動作確認に一手間掛かります。
本の題のとおり、FastAPIの基礎から、応用、AWSへのインプリメントまで幅広く、容易に書いてあって、とても良く理解できます。そして、筆者のプログラミング思想(と、好み)もよく分かります。
ただ、本筋と関係ないDockerが複雑すぎるような気がしますし、HTMLのフォームでは、PUT , DELETEメソッドが送れないので、どのような方法があるのか教えて欲しかったと思います。
また、実際にプログラムを組む際にはJinja2のようなテンプレートライブラリが必要だと思うので、Appendixにでも載せていただきたかったと思います。
ただ、
実際に動かしてみると、バリデーションエラーがでてしまいます。
わざと、エラーをだしてみて、ほら、エラーが出るでしょ、という説明があるのですが、もとからエラーがでるので、いまいち、何がダメで、何がよいのかわからなくなってしまいました。
サンプルのコードを貼り付けてもバリデーションエラーがでるので、ただのバグじゃないか?って思うのですが、なんせ、本を読んで勉強しようと思ってるくらいなので、何がおかしいのか特定できないです。