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セラピスト (新潮文庫) 文庫 – 2016/9/28
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いまを生きるすべての人に響く傑作ドキュメンタリー。うつ病100万人時代、必読の書!
『絶対音感』『星新一』の著者が選んだ次なるテーマは、〈心の病〉だった――。河合隼雄の箱庭療法を試み、中井久夫から絵画療法を受け、自らもカウンセリングを学んだ。心の治療のあり方に迫り、セラピストとクライエントの関係性を読み解く。そして五年間の取材ののち、〈私〉の心もまた、病を抱えていることに気づき……。
現代を生きるすべての人に響く、傑作ドキュメンタリー。文庫版特別書き下ろし「回復の先に道をつくる」を収録!
【目次】
■逐語録(上)
第一章 少年と箱庭
第二章 カウンセラーをつくる
第三章 日本人をカウンセリングせよ
第四章 「私」の箱庭
第五章 ボーン・セラピスト
■逐語録(中)
第六章 砂と画用紙
第七章 黒船の到来
■逐語録(下)
第八章 悩めない病
第九章 回復のかなしみ
あとがき
文庫版特別書き下ろし 回復の先に道をつくる
参考・引用文献
【著者の言葉】
個人的なことを書くことをお許し願いたい。私はずいぶん前から、自分がなんらかの精神的な病を抱えていることを自覚していた。ときどき景色が止まって見える。睡魔が襲う。重いときには、テレビのお笑い番組で笑えず、毎朝毎晩読んでいた新聞を読めなくなる。(略)物事の判断力が鈍り、考えがまとまらない。わけもなく涙がこぼれる。このままでは死ぬしかないと思い、首をつろうとしたこともあった。(本文より)
最相葉月
1963(昭和38)年、東京生れの神戸育ち。関西学院大学法学部卒業。科学技術と人間の関係性、スポーツ、精神医療などをテーマに執筆活動を展開。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『東京大学応援部物語』『ビヨンド・エジソン』『最相葉月 仕事の手帳』『ナグネ――中国朝鮮族の友と日本』『辛口サイショーの人生案内』など多数。『星新一』にて大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、星雲賞(ノンフィクション部門)を受賞。
- 本の長さ529ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/9/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101482276
- ISBN-13978-4101482279
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セラピスト
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.9 108
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5つ星のうち3.8 27
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5つ星のうち4.0 20
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5つ星のうち4.2 140
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価格 | ¥825¥825 | ¥737¥737 | ¥781¥781 | ¥990¥990 |
【新潮文庫】最相葉月 作品 | それは天才音楽家に必須の能力なのか?音楽を志す誰もが欲しがるその能力の謎を探り、音楽の本質に迫るノンフィクション。〈小学館ノンフィクション大賞受賞〉 | 大企業の御曹司として生まれた少年は、いかにして今なお愛される作家となったのか。知られざる実像を浮かび上がらせる評伝。〈大佛次郎賞・ 講談社ノンフィクション賞受賞〉 | no data | 心の病はどのように治るのか。河合隼雄と中井久夫、二つの巨星を見つめ、治療のあり方に迫る。現代人必読の傑作ドキュメンタリー。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2016/9/28)
- 発売日 : 2016/9/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 529ページ
- ISBN-10 : 4101482276
- ISBN-13 : 978-4101482279
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,898位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 864位新潮文庫
- - 9,798位文学・評論 (本)
- - 11,279位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

1963年、東京生まれの神戸育ち。関西学院大学法学部卒。科学技術と人間の関係性、スポーツ、近年は精神医療、カウンセリングをテーマに取材。
97年『絶対音感』で小学館ノンフィクション大賞。2007年『星新一 一〇〇一話をつくった人』で大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞、08年同書で日本推理作家協会賞、星雲賞。2024年『証し 日本のキリスト者』でキリスト教書店大賞。
ほかのノンフィクションに『青いバラ』『セラピスト』『ナグネ 中国朝鮮族の友と日本』『れるられる』『証し 日本のキリスト者』『中井久夫 人と仕事』など、エッセイ集に『なんといふ空』『最相葉月 仕事の手帳』『辛口サイショーの人生案内』『辛口サイショーの人生案内DX』『母の最終講義』、児童書に『調べてみよう、書いてみよう』、共著に『心のケア 阪神・淡路大震災から東北へ』『胎児のはなし』など。
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの書籍について、大変興味深く読めたと評価しています。専門家が読むと良い本だと感じており、人の心に向き合うことについて考えさせられる一冊だと好評です。また、ユニークなアプローチで、箱庭や絵画療法などの息遣いを感じられ、セラピストの仕事の大切さや資質の必要性がよくわかる良書だと評価されています。一方で、終わり方が唐突に感じられるという指摘もあります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの書籍について、大変興味深く読めたと評価しています。専門家が読むと良い本だと感じており、人の心に向き合うことについて考えさせられる一冊だと評価しています。また、心理学系の入門として最適だという意見もあります。中井久夫のファンにも好評で、順調なノンフィクション作家の著者であることも評価されています。
"大変ユニークなアプローチの本で、箱庭や絵画療法等、息遣いの感じられる、作者の真摯さが伝わった作品でした。" もっと読む
"...臨床心理学系研究科の大学院生となるなど、カウンセリングという対象へのアプローチは徹底している。大量の文献にあたっている。..." もっと読む
"中井久夫とのやりとりが面白い。中井久夫のファンにおすすめする。順調なノンフィクション作家でよく読んでいたが、実生活ではとても大変だったのだと知って感慨深かった。" もっと読む
"調査結果を要領よく、また、コンパクトにまめられた素晴らしい書物と思います。座右に置いて置きたいと思います。" もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2019年2月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入大変ユニークなアプローチの本で、箱庭や絵画療法等、息遣いの感じられる、作者の真摯さが伝わった作品でした。
- 2018年7月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入「守秘義務に守られたカウンセリングの世界で起きていることを知りたい。人はなぜ病むかではなく、なぜ回復するのかを知りたい。回復への道のりを知り、人が潜在的にもつ力のすばらしさを伝えたい。(pp.435-436)」等の思いに導かれて、主に河合隼雄の箱庭療法と、中井久夫の絵画療法を軸に、心理療法の世界に分け入るルポルタージュ。
臨床心理学系研究科の大学院生となるなど、カウンセリングという対象へのアプローチは徹底している。大量の文献にあたっている。自身が、中井の導きによって絵を描くシーンはじめ文章は十分に「読ませる」。
にもかかわらず読んでいて、だんだん私と本書の「距離」が離れていくように感じたのは、たぶん著者とカウンセリングの世界との距離が、(私からみると)近づき過ぎたせいだろう。
著者は、本書のための取材について、終わりの方で「心について取材しながら、自分の心を知りたかったのだ。……私にとって、それが、今だった。今、この世界の取材が必要だった。たぶん、これからも生きるために。(pp.440-441)」と述べる。
ここでは、カウンセリングの世界(を描くこと)はもっぱら著者の必要や欲求のみから説明されている。そのため、著者と同様の感覚をもつ読者ならともかく、一般的・客観的にカウンセリングの世界を覗きたいと考える読者は、はぐらかされたような印象を持つのではないか。それとも、本書を読む人は、著者のように「自分の心を知りたい」等の必要や欲求をもっているということなのだろうか。それに、まあ、著者の人生と切り離された内容ならば心理療法やカウンセリングの概説書を読めということなのかもしれないが。
本書を読んで感じたことのひとつは、河合隼雄や中井久夫と、彼らの亜流の人間とを区別しないといけないなということである。
- 2023年8月26日に日本でレビュー済み守秘義務に守られたカウンセリングの世界で起きていることを知りたい。人はなぜ病むかではなく、なぜ回復するかを知りたい。人が潜在的にもつ力のすばらしさを伝えたい。
自分自身も心の病を抱えながら、臨床家を目指す人々が通う大学院に通い、週末は対人援助職に就く人々が通う専門の研修機関で学んでまで知りたかったカウンセリングの世界で著者が知り得たことが、余すことなく描かれていた渾身の一冊だと思う。
以下、「 」で囲っているものは本文から抜粋した。
冒頭から始まる中井久夫氏との絵画療法。絵を描いた際のやりとりや実際に書かれた絵が示されており、そのプロセスはとても勉強になった。
「絵を描く際、枠があると守られているような、この枠の中の世界は意のままにしてよいという許しを得たような気持ちが、まるくやわらかくなった。一方、枠がないと直線ばかり使ったようにどこかトゲトゲしく攻撃的になる」
画用紙に枠があるかないかで何が違うのか。これは実際にやってみた人間でないと分からないことだと思う。
本書の前半は心理療法の推移と箱庭療法のことが中心に描かれていた。
「箱庭とは、クライエントが一人で作るものではなく、見守るカウンセラーがいて初めて、その相互作用によって作られるもの。どんな表現が行われても受容しようとする、治療者の安定した姿勢が箱庭の表現に影響を与える。「自由にして保護された空間」を治療者と患者の関係性の中で作り出すことが治療者としての任務である」
「クライエントが言葉で表現する代わりに玩具や砂によって示す世界を共に味わい、訴えてくるものをしっかりと受け止めることがこの治療法の重要な前提だが、その際、治療者が早急に解釈することに対して河合は注意を促している」
「ある作品はこういう世界を表す、と断定することは治療の流れを阻害し、クライエントの一言では表現しえない思いを決めつけることになりかねない。無用な介入はしないし、完成したあとの質問もできるだけせずに、心の動きに従うことの大切さを強調していた」
箱庭療法はどんなものなのか、なぜマニュアル化することを避けたのか、具体的な事例を元に説明がなされており、とても分かりやすかった。
本書の中盤からは中井久夫氏の風景構成法やDSM-Ⅲというアメリカ精神医学会の精神疾患分類による診断基準が入ってきた話。
「患者さんは沈黙が許容されるかどうかが、医師を選ぶ際の一つの目安だと思っているくらいです。でも、十分間の沈黙は本当に長い。でも中井先生は全く平気でした。どうされましたか、みたいなこともおっしゃらない。だって、そんなものは必要ないです。患者さんは何かあるから来ているに決まっているから」
「患者の苦悩に寄り添い、深く関与しつつ、一方でその表情や行動、患者を取り巻く状況に対しては冷静で客観的な観察を怠らない。それは沈黙する患者のそばに何時間でも黙って座り続け、患者の言葉一つ一つに耳を傾ける心理療法家としての姿勢と、その一挙一動に目を凝らし、客観的なデータを得ようとする医師としての姿勢を併せもつ中井の姿勢そのもの」
そのほか、事例研究会の話も実際に著者本人が体験したものであり、具体的に書かれていて勉強になった。
「発表者はクライエントの服装や化粧の濃淡、話し方の特徴から交わしたやりとりまでを細かく再現し、指導教官や他の学生たちからアドバイスや感想をもらう。自分一人では見えなかったことが、第三者の指摘によって明らかになる。クライエントとカウンセラーという二者関係で行われるカウンセリングには、こうした事例研究会やケース検討会と呼ばれる第三者との意見交換のプロセスが重要視されていた」
本書の後半は、近年の精神疾患の話や心の病を抱える患者さんが増えている話。
心療内科にかかる患者さんが増加し、一人のクライアントに時間をかけるゆとりがなくなった。
さらに、箱庭や絵画のようなイメージで表現する力が低下しているせいか、箱庭や絵画がやりにくくなっているという。
その結果、じっくり時間をかけてやる箱庭療法や絵画療法を行うケースは減少してきているらしい。
「1970年代から80年代はパーソナリティ障害の一種である神経症と精神病の境界領域にある境界例、1990年代は解離性障害や摂食障害、2000年代に入ってから目立つのは発達障害」
「日本で心理療法が始まってから、だいたい十年サイクルで心理的な症状が変化している」
「近年は、自分が何を思っているのか分からない、何を感じているのかも分からない、ただただ苦しい、つらい、死にたいという患者が多い」
「もやもやしているという言い方が多い。怒りなのか悲しみなのか嫉妬なのか、感情が分化していない」
「二十一世紀になって急速にすすんだIT化や成長社会から成熟社会への転換、少子化や家族形態の多様化など、社会的な要因もある」
「発達障害は昔からあったが、サービス産業の多様化や情報化社会におけるコミュニケーション形態の変化など、社会の第三次産業化に応じて不適応者としてはじき出され、可視化されてきた」
社会の変化とともに、患者に現れれる心の病のあり方も変化してきている様子が見てとれた。
最近では認知行動療法が多く使われているそうだが、一人ひとり異なるクライエントに一つの心理療法を適用するということでは通用しなくなってきている。
これから益々増えるであろう心の病とどう向き合っていくのか、どう付き合っていくのか、多くのことを考えさせられた一冊だった。
- 2018年12月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入中井久夫とのやりとりが面白い。中井久夫のファンにおすすめする。順調なノンフィクション作家でよく読んでいたが、実生活ではとても大変だったのだと知って感慨深かった。