医学部の学生なら、細菌学の成書を買わされることが多いが
だいたいが非常に曖昧な知識のまま、国家試験に挑むことになる。
(私が出来の悪い部類というのもあるだろうが)
しかし本書を一通り読めば、国家試験の感染症の問題に頓珍漢な答えをする可能性がグッと減る。
やはり掴みが大事だ。非常にわかりやすいし、印象に残るような努力が沢山なされている。
しかも国試的な内容はすべて網羅されている。これを読んだ後に成書を検索するのもいいだろう。
現役医師や臨床の現場で使えるかどうか私にはまだ分からないが、少なくとも国試には非常に有効だということを伝えておきたい。また一般の方でも読めるような内容になっているので、細菌や抗菌薬を学ぶ取っ掛かりとしても非常にいいのではないかと思う。