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樹木たちの知られざる生活: 森林管理官が聴いた森の声 単行本(ソフトカバー) – 2017/5/24
世界的ベストセラーが待望の邦訳
樹木たちの密やかな生活の「真実」が明かされる
春から初夏には、新緑に心を洗われ、秋には紅葉に目を奪われる。そして色鮮やかな花に癒され、新鮮な空気を与えてもらう。
わたしたちは、樹木とともにあり、さまざまな恩恵を受けている。樹木は身近で尊い友人なのだ。しかし、どれだけ彼らのことを知っているだろうか?
樹木たちは子供を教育し、コミュニケーションを取り合い、ときに助け合う。その一方で熾烈な縄張り争いをも繰り広げる。学習をし、音に反応し、数をかぞえる。動かないように思えるが、長い時間をかけて移動さえする――
ドイツで長年、森林の管理をしてきた著者が、豊かな経験で得た知恵と知識を伝える、樹木への愛に満ちた名著。
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2017/5/24
- 寸法13.1 x 1.9 x 18.8 cm
- ISBN-10415209687X
- ISBN-13978-4152096876
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声
ドイツの州の営林署で部局長まで務めたものの、行政官として森林を保護することに限界を感じた著者。フリーランスの営林者になり、樹木の驚くべき生態を綴った。
野生の樹木は、100歳前後でも鉛筆ほどの太さで、人間程度の高さしかない。親木に光を遮られ、ゆっくりと成長するので内部の細胞がとても細かく、空気をほとんど含まない。おかげで柔軟性が高く、抵抗力も強く育つのだ。また、ヨーロッパの原生林の中は深い暗闇だ。草や低木が育たず、親木の幹ばかりが大聖堂の柱のようにそびえ立っている。だが、産業用の人工林では最高でも80年から120年で伐採が行われ、中に光が降りそそぐ。すると草や茂みで鬱蒼とした、ジャングルのような森になるのだ。
世界的ベストセラーの生物連鎖のノンフィクション。じっくり読みたい。
評者:西條博子
(週刊朝日 掲載)著者について
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2017/5/24)
- 発売日 : 2017/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 415209687X
- ISBN-13 : 978-4152096876
- 寸法 : 13.1 x 1.9 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 244,512位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 150位外国農業
- - 48,274位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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森の見かたがそうとう変わりました。軽井沢の森の中に住んでいるので森と仲良くくらせそうです。
是非に読むべし。
ラジオで紹介されていて読みたくなり購入しました。
内容は面白のですが、リズムが単調で読み切るまで長い時間がかかりました。
でも、この本を読んでから木に対する見方が変わり、読んで良かったと思っています。
感動しました。
科学的根拠をもとにわかりやすく、多くの人に知られていなかった木々の気持ちを語るこの本は、環境問題考える際にも良い指針となるはずです。
すぐ森に行きたくなりました!
人は人に興味があり、人の世界に生きているが、木には木の世界があり、情報交換や痛みや喜びと共に生きているのだと気づける本。木々の生態だけでなく、森に生活する何千何万の菌類、地衣類、苔類やバクテリアの気が遠くなるほどの膨大な世界に気がつくと、生物の多様性が大切に思えてくる。動物の福祉について取り沙汰されることが増えてきたが、植物の福祉(有機林業)についても考えるべき時が近づいているのかもしれない。