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「世界の終わり」を紡ぐあなたへ デジタルテクノロジーと「切なさ」の編集術 単行本(ソフトカバー) – 2024/4/23

4.5 5つ星のうち4.5 2個の評価

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TikTok、ソーシャルゲーム、ミュージックビデオ、アニメ……
現代のカルチャーを横断する 〈セカイ系〉論の新境地!

「社会」を描かないものとして長らく揶揄の対象となってきた〈セカイ系〉。しかし、 その誕生が2000年代初頭であったことを思い返すと、インターネットの普及によって「世界」の意味するところにドラスティックな変化が起きたことを鋭敏に捉えた想像力でもあったのではないか。〈セカイ系〉をキーワードにアニメ・音楽・アート・哲学などを横断して論じる評論アンソロジー『ferne』が話題を呼んだ気鋭の論客・北出栞の初著作。

まるで「世界の終わり」だと思わずつぶやきたくなる時代を前にして、まずは沈黙のうちに自分の感情と向き合えないか。〈セカイ系〉という言葉は、私たちにそんな問いを呼び起こさせるように感じる(本文より)

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商品の説明

著者について

北出 栞(きたで・しおり)
1988年生。神奈川県横浜市出身。1990年代半ばをドイツで過ごす。音楽雑誌の編集部員、音楽配信サイトの運営スタッフを経て、2010年代半ばより現名義で評論同人誌への寄稿を始める。2021年、〈セカイ系〉をキーワードにした評論アンソロジー『ferne』を自費出版。同人誌即売会「文学フリマ」を中心に話題となる。本書が初の単著。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 太田出版 (2024/4/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/4/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 230ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4778319265
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4778319267
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 13 x 1.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 2個の評価

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2グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
擁護にせよ批判にせよ、セカイ系についての定義や言説を見るたびに「なんか違うんだよなあ」と思ってきた。セカイ系っていうのはSF論争みたいなものなんだと思う。どんな定義を他者が言葉にしてもしっくりこない。

そして、その「しっくりこねえ〜!皆わかってないなあ、そうじゃないだろセカイ系っていうのはさ〜!」というモヤモヤした気持ちが、次なるセカイ系論を生み出すモチベーションになるんだろう。本書もそういうモチベーションが執筆動機の一つとしてあったんじゃないだろうか。初単著おめでとうございます。

しかし、では本書のセカイ系論はどうだったかというと、やっぱりしっくりこなかった(というか、厳密には本書はセカイ系論ではなくて、「切なさ」なる感情を切り口にした作品消費論だった)。
だから、以下本レビューは批判的なものになる。

著者は作品を消費するとき「切なさ」という感情を重視する(少なくとも本書ではそういう消費スタイルを仮設定する)。そして、その消費スタイルにうってつけの例として「セカイ系」が引き合いに出され、「切なさ」を生み出すポイントが分析される。この場合例に出すのはセカイ系(と一般に呼ばれる作品群)じゃなくてもよくて、著者の消費スタイルにあっていればなんでも良いので、必然的に様々な作品やイメージの断片に言及されることになり、その全てが「セカイ系」という風呂敷の中に再回収されていく(たとえば浜崎あゆみの歌詞はセカイ系であるという話になる)。本書はそういう構図になっている。

著者のいう「切なさ」の感覚は、わからなくはない。また、各論は興味深いところもある。
ただ、この本全体について言えば、なんか読んでて疲れてしまった。

スマホ、ソーシャルメディア、加速度的に増殖し刺激性を増すデジタルコンテンツ、商業主義、そういう現代状況を踏み台にした現代アート、現実から乖離し失われていく身体……。
こんなに作品を浴び続け、小難しく論じ続けて、著者は疲れないのだろうか? 「切なさ」や「孤独」に浸る素敵さを著者は語るけれど、その姿勢を実践した結果このようなテキストが出力されるものなのだろうか、という困惑がある(評論家はこういう仕事だと言われたらそれまでだけど)。

私はこの本を読んで、むしろ現代のコンテンツ消費文化を巡る歪みの極地のようなものを感じてしまった。「切なさ」を味わうという行為すらも商業流通するデジタルコンテンツに託そうというのか。自分の心すら「商品」を通してしか感じられず、語れない時代なのか……。これは、かつて揶揄されたセカイ系の問題とはまた別種の問題のように思う。

しかしそれもやむなしなのかもしれない。
デジタルテクノロジーは全てを情報に還元する。「生活」も「芸術」も「CM」も区別がつかない。何もかも全てが平等。現実も虚構もただの数列。そんな世界で生きる私達は、そういうバーチャルな世界そのものに美と感傷を見出すしかないのだろう。青空を横切る電柱や電線をエヴァが美しく描いたように…。

余談だが、本書では村上春樹への言及がなかった。「世界の終わり」と題して村上春樹が出てこないのは意外だった。また、ハルヒや京アニ・ルックバックについても言及なし。ウテナもピングドラムも言及なし。
やはり、この本はセカイ系論というより消費論だと思う。
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