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戦場のメリークリスマス [DVD]

3.9 5つ星のうち3.9 202個の評価

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登録情報

  • EAN ‏ : ‎ 4523215101417
  • 時間 ‏ : ‎ 123 分
  • ASIN ‏ : ‎ B07VD75QVV
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 202個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
202グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月22日に日本でレビュー済み
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監督の大島 渚さんも、デヴィッドボウイさんも、坂本龍一さんも鬼籍に入ってしまった。ビートたけしは、寂しいだろうね。でも、この作品はいつまでも、ファンの記憶に残って忘れられないと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20代、40代に見たときは正直デビッドボウイや坂本龍一、ビートたけしと役者でないものばかりメインに据えて奇をてらった映画という印象しかなかった。60になってすごくよくできた映画で役者もすごくうまく演じているし、見方がまるっきり変わった。ラストのたけしのシーンは戦争の狂気を象徴しているのだろうか?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月7日に日本でレビュー済み
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1983年に公開された大島渚監督作品
過去にみたときはVHSでした
そのくらい大昔にみたため、覚えていないことが多くてモヤモヤするのでまたみてみました
坂本龍一さん、当時30歳くらいだったようですね
学生時代のわたしには、もっと大人びてみえました
これなくして本作は成立しないとも思えるテーマ曲を生み出した才能に改めて感動です

「戦場の」とありますが、舞台は戦地ではなくジャワの俘虜(捕虜とほぼ同義)収容所
とはいえ、死にかけた俘虜が大勢いて、粗末で殺伐とした収容所はまさに戦場・・・
周囲には、南国の木々がそびえ立つ
いつ殺されてもおかしくないという状況で、イギリス人俘虜セリアス(デヴィッド・ボウイ)は「ここは美しい」と呟く
怯えなど微塵も見せず、死罪にされるいわれはないと主張し、どこまでも超然としている
そんな彼に、出会った瞬間からヨノイ(坂本龍一)は釘付けなのです
ヨノイは、神の国の武士であることを誇り、軍人的男性性に縛られてきたようなタイプだというのに・・
この武士の集団において同性愛など不名誉の極み、タブー以上のタブーであり、自分とは無縁の世界だといわんばかりにふるまっている
ふるまっている、というより、自分の中に眠る畏れには全く気づかず、心底無縁だととらえている
もっとも、ヨノイのセリアスに対する感情は、同性愛に収まりきれないものがあったとも感じる
どんな状況でも生を肯定するセリアスの存在は、俘虜=生き恥とする古めかしい武士道精神を覆す脅威であり、
ヨノイを含む日本軍が未知の、本当ははるかに正しいかもしれない近代的感覚の持ち主と映ったのでないでしょうか
封印された人間性を呼び覚ますようなセリアスのキスは、ヨノイのアイデンティティをおおいに揺るがす
揺るがすどころか、あの瞬間、ヨノイのすべてが崩壊したのかもしれません

学生時代のわたしには、なぜヨノイがセリアスに惹かれるのか、なぜにそんなに動揺するのか?あまり理解できませんでした
諸々記憶が定かでは無いなかで、あの頬に触れるだけのキスシーンは鮮明に記憶に刻まれていましたが・・
今回●十年も時を重ねた今、再び視聴してみると、とてもとても沁みるものがありました

主要なキャストは、坂本龍一をはじめデヴィッド・ボウイ、たけし
皆本業の役者ではないものの、いずれも見事なほどにハマっています
大島渚監督の人選がとんでもない奇跡に結びついた作品ですね
坂本龍一やたけしはこの作品の演技が酷評されることが多いようですが、むしろ評価されるべきではないでしょうか
なんとも人間離れしたような(アンドロイドのような?)形相の坂本龍一、残忍な半笑いがとてもリアルなたけし、ともに異様な存在感を放っています
終盤、処刑前夜のハラ(たけし)とロレンス(トム・コンティ)が話す場面は、やや説明的な脚本になっていると感じますが、
それ以外は文句のつけようのない名作だと思います
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
坂本龍一さんが亡くなったので名作と呼ばれているこの映画を見てみましたが2時間終始理解出来ず私が無知なせいかかなり苦痛でした。

他のレビューを見てみると同じ思いをしている人が多いようで現代の時代と40年前当時の人と作品の感じ方が違ったんでしょうか?
あと内容が分からない理由として日本語が殆ど何を言っているのか分からないのがすごいストレスです。字幕をつけてほしいくらい何を喋っているのか分かりません。
全て理解出来ずポカーンでした。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作と称されているものの、俘虜収容所という異質な舞台で敵同士の軍人と捕虜の関係の変化を描く内容だからか、まるで良さが分からなかった。ただ音楽は綺麗だと思った。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月23日に日本でレビュー済み
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54歳の今までなぜかなかなか見る気になれない映画だった。
理由は、大日本帝国の日本軍の悪いイメージを刷り込まれた世代だから、日本兵が残酷な事するのを見たくなかったのと、坂本氏の顔が妙にカマッぽかったのとか、デビット・ボウイやたけしが出ているので、先入観なしに見るのが難しかったり、成熟した大人になってフラットに戦争映画の良し悪しを判断できるようになってから見たいとも考えていたからだ。
そして偉大なミュージシャンである坂本氏が逝った今、見てみた。
結果、彼の映画音楽のプラス面も大きいがとてもいい映画だと思った。
語るだけ野暮な映画だ。戦争に正義も糞もない。みんな狂ってしまう。正義対正義だからだ。
いろいろ思うところはあるがあえて書かまい。いろんな人に見てほしい映画だ。
たけしもいい演技してたよ。ラストが・・。おっとこれ以上はねw
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1983年の映画となっているので、
バブルの頃の拝金主義というと聞こえは悪いが、
映画界もお金が潤沢に資金繰りできたのか、
先日亡くなった坂本龍一と、
映画監督として有名になる前のビートたけし、
そしてグラムロッカーではなくなったデヴィッド・ボウイ
といった錚々たるメンバーが出演している。

お金が余る麻痺と忘却の時代になっても、
引き続き日本の軍国主義や全体主義、
ひいては天皇主義まで批判をしていたという意味では、
貴重な映画かもしれない。
(他にもいわゆる問題作ってマイナーであったけど。
これはメジャーで批判している。)

のちにイスラム原理主義との戦いが9.11を境に激化するが、
そのときに『文明の衝突』という本が売れた。
その本の推論は今となっては過ちだとわかっているが、
当時はキリスト教文明とムスリムの文明が相容れないかのように言われ、
知識人の間でも(ネオコンの扇動も相まって)まことしやかに論じられたりしていた。

監督がそこまで射程に入れていたとは言い過ぎだが(未来じゃなく過去を総括していたはずだが)、
この映画の機微は、とにかくちぐはぐな英国兵と日本兵のやりとりなのだ。
お互いの「感覚」を押し付けあうのが戦争だというか。
「われらの文明のほうが優れている、だから従え」とやっている。

その意味では、大島渚監督は、文明の衝突を予行演習して観せていたのだ…ともいえる。

国家神道の文明とキリスト教の文明とはかくも違うのだと。
(そして西欧化され切った今の僕らも、先祖の論理破綻ぶりがわからないよね
というシュールさのおまけつきね。じゃあ、僕らは何人だろうみたいな)

舞台は大きく二つの時期に分かれている。
冒頭から終了間際まではジャワの1942年と字幕に出ていた。
ほとんど最後5分間くらいに限っては、日本では終戦後の1946年。

ネタバレにはならないとは思うが、
史実として終戦(日本は1945年)後なので推して知るべし、
英国兵と日本兵の立場は逆転している。

邦題は実は日本向けであって、カタカナ表記で書くと
メリークリスマス、ミスターローレンスが本来だ。

このローレンスさんは確かにキーマンの一人なのだけど、
知日家であって、親日家とまではいえない程度の冷静なスタンスの人。
この人が絶対的な主人公かというと全くそうでない。
変な話、表題の掛け声のためにだけ居る感じ。
知日家だから、通訳として架橋できる。
でもそのせいで優遇もあって、味方からもジャップラバーとか言われてしまう悲哀がある。

このメリークリスマスには「英語圏の人たちにだけ伝わる感興」が密かにあるのだろうと思う。
実はこの掛け声、たけしが演じているハラ軍曹だけのものだ。
坂本龍一もデヴィッド・ボウイも発してはいない。
(おそらくエンドロールが海外向けにローマ字表記なので、
勝手にカタカナのハラに原とあてるのを翻訳者が控えたと推察)

博愛主義の正反対をしている男が、酔った勢いでとはいえ、
1942年に発したこの言葉(間違いながら)。
その後、立場逆転した1946年の面会時、
ローレンスが礼節を尽くして去ろうとしたときに、正しい表現で用いたこの言葉。

敢えて差別語でいうと、イエローモンキーのジャップにもキリストの御心(赦し)がわかるのか、
という感興(ついでにいうと、その功徳やご利益によって、あの人非人も考えを改めたぞという含み)
があったのではないかな。邪推だろうか。

あと、題名に因み過ぎたが、人物評で分けた別論として。

今は亡きボウイは弟に対して酷いことをしたと長いこと自責の念に駆られている役だった。
贖罪の一環でヒロイックに振舞っている男。
ボウイの回想シーンがやけに長いため、その割り振りの意図を考えてみると、
紳士を育てるはずのイギリスの寄宿舎にさえ、
ファシズムや全体主義の「種」はあったという毒を感じる。
それが発動した時に、彼は弟を守らなかったのだ。

だが、その「原罪」を背負っているから、最期が効いてくるというか。
彼はオッドアイズのキリストとして用意された役柄だったんだろうなと。
全捕虜(字幕では俘虜)のためにああなった。
他人をかばってああなるのだから、自己犠牲と博愛精神の象徴として使われている。たぶん。
全人類の罪を背負って十字架に架けられるというキリスト教独特のロジックを借りるなら、
敵である日本兵の罪さえも贖う役というか。合掌。

亡くなった坂本龍一が実際の彼と真逆のことをしているのが何故かわからなかったが、
つい先日彼を悼む記事を読んだ際に知った驚きの事実があった。
彼の父親は編集者で、なんと、かの三島由紀夫の担当者だったそうだ。
だから、彼には、日本を代表する右翼の論客のことが
頭に残っていつつ(じかに薫陶まで受けたかは不明だが)、
芸大に入って左派になるという希有な両輪があったのかもなと。

脳内で左右横断をしながら、上の世代の課題が終生付きまとっていたのかもしれない。
音楽家としてはテクノミュージックの旗手から幅を広げていった前衛的な人だったが、
ヨノイ大尉としては日本軍人の精神性の亡霊を演じていたと。
そう勝手に解釈しました。未見の人は是非一度どうぞ。合掌。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月16日に日本でレビュー済み
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YMO最高

淋しいね、