新品:
¥2,420 税込
ポイント: 146pt  (6%)
無料配送5月25日 土曜日にお届け
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥2,420 税込
ポイント: 146pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送5月25日 土曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早いお届け日時指定便 明日 8:00 - 12:00の間にお届け(5 時間 1 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
在庫あり。 在庫状況について
¥2,420 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥2,420
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
¥1,999 税込
◆購入者様の送料負担はありません。 ◆アルコールクリーニング済みです。 ◆厚さ3センチ以内の商品はヤマト運輸のネコポスでの発送となります。 ◆24時間以内の出荷となりますが、稀に手続き不備などにより遅れる場合があります。 ◆土日祝日も出荷となります。 ◆中古品のためご使用に影響ない程度の経年劣化、キズ、汚れなどがある場合がございます。 また検品の際に気づかなかった書き込みがある場合がございます。 慎重な検品を心がけておりますが、予めご了承いただくよう宜しくお願いいたします。 ◆帯や商品内のクーポン券などをお付けできる保証はございません。 ◆付属品がある商品で本説明に付属の記載がない場合、限定・初回・付録などの表記があっても特典や内容物はないものとなります。 ◆購入者様の送料負担はありません。 ◆アルコールクリーニング済みです。 ◆厚さ3センチ以内の商品はヤマト運輸のネコポスでの発送となります。 ◆24時間以内の出荷となりますが、稀に手続き不備などにより遅れる場合があります。 ◆土日祝日も出荷となります。 ◆中古品のためご使用に影響ない程度の経年劣化、キズ、汚れなどがある場合がございます。 また検品の際に気づかなかった書き込みがある場合がございます。 慎重な検品を心がけておりますが、予めご了承いただくよう宜しくお願いいたします。 ◆帯や商品内のクーポン券などをお付けできる保証はございません。 ◆付属品がある商品で本説明に付属の記載がない場合、限定・初回・付録などの表記があっても特典や内容物はないものとなります。 一部を表示
無料配送 5月25日 土曜日にお届け(18 時間 1 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り1点 ご注文はお早めに 在庫状況について
¥2,420 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥2,420
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
この商品は、MM市場 が販売、発送します。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

データで話す組織〜プロジェクトを成功に導く「課題発見、人材、データ、施策実行」4つの力 単行本(ソフトカバー) – 2023/11/11

3.5 5つ星のうち3.5 10個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,420","priceAmount":2420.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,420","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"QPysZJI6LZNCohBIBD3ovVWDa5tSYgnlwBPaXBkpXNImZfaT9QrVySSppvphetEVslFxvyV2Kf1gdCSfEUBvi10Po%2FHhGmgoqt%2Fv6vk9%2BSExMVYwXJX8sXvZuQDA0jxhn9z%2FvyGPTxY%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1,999","priceAmount":1999.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,999","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"QPysZJI6LZNCohBIBD3ovVWDa5tSYgnlTToNXPITMalpvH%2FdVV26icY4W8e62eWFycuqKQD5eTUVjbbzhxtt1xUO1ir9mDUHo7LMFO10ANLRpjmJlDU474JTGvTa7IzkA%2BAXEkiKWHdqZQjlr2jht400fQIJuG5Yke63nBr7rvghtsHilyyH8Zd%2BLv4SoLcC","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}

購入オプションとあわせ買い

データに基づく議論・意思決定が生み出す競争戦略
多くの企業がDXによる経営改革に取り組もうとするものの、道なかばにして担当チームの解散、プロジェクトの中止に追い込まれてきました。一方で、着々とビジネス環境をデジタル化し、データを活用してきた企業は、競合に対して優位性を発揮しています。両者が明らかに異なるのは「データをもとに意思決定できているか」どうかです。本書では、「データで話す組織」づくりを通じて、その先にあるDXを実現するための基礎を解説していきます。

競合への優位性を確立するために組織が持つ能力を「ケイパビリティ(capability)」と呼ぶことがあります。本書では、データを活用したいと考える組織が備えるべきケイパビリティを次の4つに整理して、それぞれ解説します。

・課題発見力
・人材力
・データ力
・施策実行力

また、一足飛びにAIやデータサイエンスに取り組んでも、基礎ができていない/用意ができていないために、うまくいかないことがあります。データ活用を考える組織は次の3つのフェーズを一段ずつ越えていくことをおすすめします。

・デジタル化
・データ分析
・AI・データサイエンス

自社がどのような状態なのかを照らし合わせ、どのケイパビリティに取り組めば、次のフェーズに進むことができるかがわかります。他社との競争が続く中で、データの利活用を避けることはできません。本書を手に、一歩一歩着実にデータ活用による経営改革に踏み出してください。

(こんな方におすすめ)
・事業会社のDX・データ活用プロジェクトの担当者
・会社にデータドリブンな文化を持ち込みたい経営層・マネージャ層

(目次)
第1章 データで話す組織づくり
 1-1 一歩ずつデータ活用力を上げる長期スパンでの文化醸成
 1-2 「データで話す組織」を追求する戦略的意義
 1-3 「データで話す組織」づくりのアプローチ
 1-4 予算・リソースに応じたプロジェクトの進め方
 1-5 データ活用による価値創出と継続の重要性
第2章 現状把握とデジタル化
 2-1 社内業務の把握
 2-2 意思決定プロセスの把握
 2-3 事業課題の把握
 2-4 アクションのための情報収集
 2-5 情報システム部門の把握
 2-6 ステークホルダーの把握
 2-7 外部人材の活用
 2-8 情報セキュリティの把握
 2-9 社内システムの把握
 2-10 データの把握
 2-11 システムによる課題解決の実践
 2-12 いつでも振り返れるように現状を整理
第3章 データ分析チームの組成
 3-1 分析テーマの選定
 3-2 類似事例の調査と比較
 3-3 ビジネスフレームワークの活用
 3-4 データ分析チームを構成する人員
 3-5 兼任担当者から専任へ
 3-6 データ理解とデータ整備
 3-7 定常モニタリングとBIツールの用途
 3-8 データの伝え方
 3-9 効果の計測
第4章 AI・データサイエンスの応用
 4-1 統計・AIモデルでできること
 4-2 統計・AIモデルにおける課題設定
 4-3 データ分析人材のスキルセットと獲得戦略
 4-4 育成のためのしくみづくり
 4-5 評価体系の構築
 4-6 AI・統計モデルのためのデータ選定
 4-7 モデルの評価
 4-8 MLOps
続きを読む もっと少なく読む

よく一緒に購入されている商品

¥2,420
最短で5月25日 土曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥3,080
最短で5月25日 土曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥4,400
最短で5月25日 土曜日のお届け予定です
残り19点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
spCSRF_Control
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

商品の説明

著者について

大城 信晃
NOB DATA株式会社 代表取締役
データサイエンティスト協会九州支部 支部長
ヤフー(株)、DATUM STUDIO(株)、LINE Fukuoka(株)を経て2018年にNOB DATA(株)を福岡にて創業。2010年のデータサイエンスの黎明期から現在まで、ビジネスにおけるデータ活用を一貫して行っている。現在は主に地方のインフラ企業(電力・鉄道・通信、他)にてDX推進という文脈で各社に自走できる分析チームの立ち上げに関する伴走支援を、東京エリアを中心とする企業にてChatGPT等のLLM技術を応用したサービス開発・業務活用支援を行っている。
著書:『AI・データ分析プロジェクトのすべて』(技術評論社)、データ分析失敗事例集(共立出版)、他2冊

油井 志郎
株式会社ししまろ CEO(代表取締役)
プライム上場企業にてソーシャルゲーム・広告データの分析業に従事し分析業界へ。 その後、データ分析専門のコンサル会社にてデータサイエンティストに転職し、AI開発、分析基盤構築、分析コンサル、数理予測モデリングを行いフリーランスを経て、2017年に株式会社ししまろを創業。金融、医療、製薬、製造メーカー、IT、観光、運送、小売などの様々なデータ分析・AI関連などの分析全般を伴走型で支援を行っている。著書:『AI・データ分析プロジェクトのすべて』(技術評論社)

小西 哲平
株式会社biomy 代表取締役社長
大阪大学大学院基礎工学研究科修了。NTTドコモ先進技術研究所にて、位置情報サービスの行動履歴やWeb履歴のデータ解析、AIによる動画像解析の研究/新規事業開発に従事。NTTドコモ退社後、ITベンチャー CTOなどとして複数の会社でデータ分析/AI開発を行い、株式会社biomyを創業。がん微小環境のAI解析を通して個別化医療の実現を目指す。秋田大学大学院医学系研究科博士課程(病理学)、理化学研究所に研究員としても在籍。著書:『AI・データ分析プロジェクトのすべて』(技術評論社)

伊藤 徹郎
Classi株式会社 プロダクト本部 本部長
徳島大学 デザイン型AI教育研究センター 客員准教授
大学卒業後、大手インターネット金融グループを経てデータ分析コンサルタントに従事し、様々な業界のデータ分析案件に携わる。その後、事業会社に転じ、レシピサービスや家計簿サービスの開発や分析、新規事業開発などに従事。現在はClassi株式会社にて、データ組織の立ち上げからエンジニア組織の統括。2023年8月よりプロダクト開発に関わるすべての職能を統括した部署の本部長に就任し、奮闘するかたわら、大学にも籍を置く。
著書:『AI・データ分析プロジェクトのすべて』(技術評論社)、『実践的データ基盤への処方箋』(技術評論社)、データ分析失敗事例集(共立出版)など

落合 桂一
大手通信会社R&D部門 データサイエンティスト
東京大学大学院工学系研究科 特任助教
大学卒業後、大手通信会社でソーシャルメディアや位置情報のデータ分析に携わり、新技術の研究と実用化開発に従事。その後、業務に従事しながら2017年に東京大学大学院工学系研究科で博士(工学)を取得。現在は、同社で位置情報、端末ログなどのモバイル関連データに対する機械学習の応用に関する研究開発に従事。また、自らの経験を活かし大学で社会人ドクターの研究を指導。国際的なデータ分析コンペKDD Cupにおいて2019年の1位をはじめ複数回入賞。著書:「人工知能学大事典」分担執筆(共立出版)

宮田 和三郎
株式会社カホエンタープライズ CTO
大学卒業後、システム開発企業やDWHベンダーで、製造業や小売業を中心としたデータ利活用プロジェクトに携わる。その後、小売企業で分析基盤の構築やデータ教育などを通じて、データ利活用を推進。2017年からは現職にて、業種業態を問わず、様々な組織におけるデータ利活用の支援を行なっている。
経営や組織の観点でのデータ利活用に深い興味を持ち、九州大学大学院経済学府では、「データ駆動型意思決定の推進/阻害要因」についての研究を実施。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 技術評論社 (2023/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4297138433
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4297138431
  • 寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 1.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 10個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
10グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルが気になり、発売から2週間で電子書籍版が半額になったので購入しました。
最初はありがたいと思いましたが、読みながら「すぐに半額になったのは、売れなかったからでは?」と疑いました。
むしろ半額の1210円どころか、数百円を払う価値もない本です。
被害者を増やさないためにレビューします。

・まえがきの矛盾
まえがきは「DX(デジタル・トランスフォーメーション)で、3~5年で売上を倍にしなさい」という、会社でありがちな場面から始まります。
その中で本書の目的や役割が説明されますが、「DX」と「データ分析」が混在しています。
どちらも「D」ですが、幅広い意味や用途があるDXに対して、データ分析は用途や目的も限定されやすく、同列で語るものではありません。
さらに本書のタイトルである「データ話す組織」は組織論や経営の課題となり、技術的な課題もあるDXやデータ分析ともズレてきます。
そこへ「ケイパビリティ」という、一般的とは言い難い(グーグル検索で27万件)カタカナ用語が重要であると提示します。
そもそも不特定多数の方が読む書籍において、意味が通じにくいカタカナ用語を多用するのはどうなのでしょう。
カタカナ用語を使わざるを得ないIT系の内容であることを考慮しても、独りよがりを感じます。

すでに不安になりますが、まえがきの後半でだめ押しです。
「データ話す組織を組織を実現するには5年、10年、15年かかる」とのこと。
なめてるのでしょうか?
筆者は会社勤めをしたことありますか?(経歴を見ると有名企業の勤務歴がありました)。
冒頭で「3〜5年で売上を倍にしろ」と、(状況を推測すると上司から部下へ)指示がでています。
それに対して部下が「10年、15年かかる」と答えたら、信用は失墜するでしょう。
「組織は簡単に変えられない」「時間も手間もかかる」と弁明していますが、そんな言い訳に上司は納得しません。
それでも時間をかけて社内で転属や出世や社内政治を繰り返しながら、組織全体を変えろと言うのでしょうか。
そもそも著者が転職を繰り返して独立した立場なのに「長い期間同じ会社に勤めて組織を変えましょう」という主張自体、矛盾しています(転職によるキャリアアップや起業を勧める本ならともかく)。

対象読者を中長期的な展望を持つ経営層にしても、もっと早く結果を出さなければいけません。
短期的な成果を求められる上場企業なら尚更ですし、そもそも外部環境が遅すぎる組織変革を許しません。

この方向性がブレブレなまえがきの数ページだけで、本書を読み進めるには暗雲が立ち込めます。
もっともその懸念は、第一章(本編)を読むと現実となりますが。

そもそも第1章(本編)に入るまでのまえがきが異常に長いです。
映画館で本編の前に予告編と映画泥棒とウサギとSPY×FAMILYのマナー講座が流れますが、あの苦痛とは比較にならないほどうっとおしく長いです。
このまえがきだけで本書全体の12%を締めています。
そもそも構成がおかしいですね。

・読みづらいい文章と統一感の無い構成

本編に入ると本書全体の問題点が突きつけられます。
まず文章が冗長です。
エンジニアの文章にありがちな、長々とした言い回しが続きます。
技術的な課題において断定かつ確実な表現ができないので、打ち合わせの場でそのように話すのはわかります(「技術的には可能ですが」の後に理由を述べるなど)。
しかし技術的な内容以外の文章で同じ表現をすると、冗長で読みづらくなります。
これは共著者全員が陥っている問題であり、文章量に対して情報量が薄く少なくなります。

さらにITへの知見が薄い読者に馴染みがないであろう技術用語やカタカナ用語についても、補足やわかりやすい表現に変更することなくそのまま使われます。
本書がエンジニアやデータ分析者だけでなく、他の職種やビジネスパーソン全般を想定した場合、平易な表現を用いる配慮は必要です。
しかし「これぐらいわかるでしょ?」という体で、文章が進んでいきます。
書籍として発刊するに至らない品質ですが、違和感を感じなかったのでしょうか。
個人的には初見で一応意味は理解できましたが、ひたすらに読むのが苦痛です。

そして個別の節において、前後のつながりがない説明が続きます。
共著者が6名いるせいで各節の内容が独立して浮いてしまうという、共著者が多い場合に陥る問題が如実に発生しています。
さらに一度説明した内容が、繰り返し語られます。
同じ話を繰り返しするのは、対象読者を幼稚園児に設定してるのでしょうか?
それとも共著者は全員、自分が書いた節しか読んでないのですか?
あるいは本文をすべて読んでも違和感に気付かない、独特の文学センスをお持ちでしょうか?
あからさまで見え見えな地雷に気付いて下さい。
6名いればダブルチェックならぬ、セクタプルチェックができたはずです。
全銀システムのような大規模システム開発では、厳重なチェックでも不具合を見落とす可能性もあるでしょう。
しかし数百ページの本で6名が全員見落とす可能性も天文学レベルで発生するかもしれないので、これ以上の言及は避けておきます。

各章における説明について一応の順番を図で示すものの、個別の内容が独立しすぎており、個別の著者が前後の脈絡なく似た説明を繰り返します。
そのため読み進めても、どんな内容を理解して、どんな経過を経て、理想形としてのデータ話す組織をどう作り上げていくかを想起するのは非常に困難です。
私自身はデータ分析やDXについてまったくの初心者ではなく、多少の知見は持ち合わせているつもりです。
それでも読みにくい文章と細切れの情報によって、本書が掲げるデータで話す組織をどのように作り上げるかが伝わってきません。
著者の説明が下手すぎるせいで、隙間を自分の知識で埋めながら読んでいく作業(読書体験ではない)は、ジグソーパズルのようです。
しかし出来上がったパズルの完成形が抽象画なので、美的センスのない私には理解できませんでした。
逆に著者にとってはどのような完成形が見えて本を書いたのか、心底問い詰めたくなります。
あまりの不親切な構成に、著者は他人に物事を伝える意思があるのかすら疑わしいです。

結果として本書では組織論や分析手法や技術的な解説が混在しており、ビジネスパーソンには難しく、エンジニアには物足りず、経営者には多忙な時間をかけて読む価値がなく、学生には他の教材を読むべきだと勧めます。
結果として、あらゆる層に不向きな中途半端な文章と図の固まり(本と呼ぶことすらおこがましい)になっています。

それにしても第三者目線を持つべきである編集者は、この読みづらい文章とバラバラの構成に違和感を感じなかったのでしょうか。
内容的にそこまで難しいわけでもなく、技術系の編集者なら対処できるはずです。
読みづらい部分を修正するだけでも、多少(あくまで多少ですが)はマシになった可能性も完全には否定できないような気がしないでもないという言葉に違和感を捉えることは幾分の難易度を擁することが状況によっては発生する点も考慮せざるをえませんが。
その意味でもきちんと仕事をしてほしいです。

・一番の問題点である「古くて薄い情報の羅列」

文章力に続き、本書における大きな問題点があります。
それは読み進めると、既視感のある内容が出てくる点です。
しかも何度もです。
例としてデータサイエンティスト協会における◯を3つ組み合わせたスキル構成や、データ分析の手法などは、他の本や雑誌の記事やセミナーのスライドや研修の資料で何度も見ています。
AIの解説書における「第◯次AIブーム」の紹介的な位置付けです。
親の顔より見ました。
今更これらを紹介したところで、目新しさはまったくありませんし、既知の内容をおさらいすることにページ数を割く必要も感じません。
かろうじて完全な初心者であれば新たな知見になるかもしれませんが、こんな読みづらい文章と雑な構成のオブジェクト(本ではない)を教材にしたらデータ分析全般を嫌うだけなので逆効果です。

さらにコラムでは、データ分析で業績を伸ばしたワークマンを紹介していますが、これも数年前の話題です。
類書の「ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか」の発売日が20年6月、「ワークマン式「しない経営」は」2020年10月です。
さすがにテレビ番組などでも紹介されすぎており、今や成長に陰りも見え始めています(それでも十分に立派ですが)。
3年前以上前から散々話題になったものを今更紹介する根拠は乏しく、同じ取り組みを今から真似たところで成功する保証もありません。
他のコラムもタクシー配車アプリによる位置情報を使った効率的なルートなど、新鮮味に欠けるものです。
強引に言い訳を考えれば、コロナ禍明けによるタクシー運転手不足や地方の交通手段が不便になっている背景はあるものの、読者に改めて伝えることではありません。
こちらもわざわざ取り上げる内容とは言えないページ数稼ぎとなっており、チェーン系居酒屋におけるふぐ刺し(980円)のような薄っぺらさです。

全体として、2023年11月に発売する本で改めて語る内容ではありません。
古くて薄い情報の羅列になっており、幅広い情報を体系的に学べるという書籍の数少ない強みを失っています(既にこの物体は書籍ではないが)。
IT関連は動きが早いため、ChatGPTのように書籍で紹介するには難しいテーマがあるのはわかります。
それでも組織論などは時間経過でも陳腐化しにくいでしょうが、既出も既出で散々擦り倒したデータサイエンティスト協会の図や古典的な分析手法や3年前のワークマンの話を出されても困ります。
かといって、著者自身の稀有な経験や知見が本書で紹介されるわけでもありません。
経歴を見ると6名の著者は様々な企業での勤務経験があり、独立起業された方もいます。
業務上の機密情報なので開示できない事情があるかもしれませんが、ネットや本で見聞きした内容をコピペして羅列するだけなら、本を出す意義がありません。
あるいは「定番の内容は時代を問わず重要である」という考え方なのでしょか。
仮にそうだとしてすれば、既に本書とは比較することすら失礼な良書が多数あるわけで、本書の存在価値はゼロからマイナスに突入します。
最後に「すべて丁寧に説明するスタイルではありません」とあるものの、言い訳にしか聞こえません。
一体この本を読んで、誰が得をするのでしょうか・・・。

・図や挿絵について
図や表やグラフが少ないせいで、延々と抑揚のない文章が続く要因となっています。
味のないガムを延々と噛み続けるような虚無の気分に浸れます。
あと段階的な説明をするために、同じデザインで文面だけ違う表を何度も繰り返し提示するのはわかりづらいです。
表を一つにまとめて、より簡潔に説明すべきでしょう。

表やグラフも、パワーポイントで5秒で作れるような簡素すぎるデザインです。
普段まともな資料を作ったことがないのでしょうか?
少なくともデータ分析の結果を説明する場合に、プログラムや数字や説明文を延々と並べて、申し訳程度にパワポの標準デザインで作った図を入れてプレゼンすれば、以後の打ち合わせは出禁になるはずです。
著者が普段の業務で作っている資料も、本書のようなお粗末っぷりなのでしょうか。
あと、挿絵は一応ありますが、内容を大まかにイメージさせる程度で役立っているとは言い難いです(絵柄自体は悪くないので、指示が問題な気がします)。

・ページ数と価格について
紙の本だと248ページで2420円です。
白黒です。
原材料費の高騰もあるので、致し方ない面もあるでしょう。
そもそも内容が良ければページ数と値段と白黒は些末な問題ですが、この内容では不釣り合いさに腹立たしさすら感じます。
もしも紙の本で買っていたら、悪いレビューが付いて値下がりしないうちに即刻メルカリで売り飛ばします(このレビューを掲載されたら手遅れですが、どうせ売れてなさそうだから影響なさそう)。
ついでに読んだ内容を覚えておく脳のメモリが勿体ないので、後悔の念とともに存在さえも忘れたいです。
このレビューを投稿したら、特級呪物はキンドルから消しておこう。

・参考資料
最後にデータ分析やDXを理解する上で、参考となる書籍が紹介されています。
私自身が読んだ本もあったのですが、ここを読んでわかりました。
本書はこれらの書籍の内容を抜き出して、わかりにくい文章に加工して寄せ集めたものです。
元にした書籍点は豪華ですが、出来上がった本書における完成度の低さには涙すら誘います。
10年以上前に豪華なおせちをクーポンで安く買えるという宣伝に騙されて、冷凍食品とスーパーの惣菜をお重に放り込んだようなスッカスカのおせちが届いた話題を思い出しました。
本書も同じで一見すると豪華な経歴の著者が集まって見栄えは良く、執筆を始める前に目指した志は立派だったのでしょう。
しかし出来上がったものがダメすぎたのです(最初からしょぼい本を作ろうとはしてないはず)。
絶望的に文章力や構成力や経験やセンスが足りなかっただけです。
これ以上批判するのがTSMCのプロセスルールぐらいには申し訳ない気がしたので、一応フォローしておきました。

なお、立ち読みでここに紹介されている本のタイトルを覚えて、後でそちらを買いましょう
大事なお金は、別の良い本のために使ってください。
本書で唯一読む価値があるページでした。

・まとめ
発売から2週間経過しましたが、これが最初のレビューになりました。
よっぽど売れていないか、あるいはレビューする価値も無いのでしょう。
しかしレビューしなければ、知らない人が勘違いして買ってしまう可能性もあります。
実際私は半額キャンペーンで騙されて買いました(金を出した以上は文句を言う権利はある)。
不幸の連鎖を避けるべく、タイトルですぐ分かるように星1レビューをしました。
私は人助けをするような殊勝な心がけを持つ人間ではありませんが、なぜか本書を読み終わってからは怒りを超越した悟りの末に正義感が溢れて、夜中をすぎてもこんな長文レビューを書いた次第です。
もはや著者にこれ以上印税を振り込ませたくないという意地すらありますが。

本書も熱帯雨林を切り倒してパルプから紙を作り、化学薬品を合成してインクを生み出し、電気を消費して印刷工場が稼働して、取次から配送業者さんの労力やガソリンや二酸化炭素を消費して書店に運び、店員さんが大量の新刊に囲まれながらもせっせと店頭に並べてくれたのでしょう。
そんな苦労や手間をぶち壊すような出来栄えなので、本というより文字と絵が書かれた紙の束です。
紙の束ですがメモには使えません。
もっとも「資源の浪費やCO2排出を止めるSDGSに真っ向から対立するぜ」という主張がしたかったなら、それはそれで表現の自由として納得します。
本書の活用法として一昔前の炎上系ユーチューバーなら本書を破り捨てて燃やせば話題になるかもしれませんが、再生数はせいぜい3桁前半ぐらいな気がするのでそれすら叶いません。
なぜ本書を書いたのか、なぜ発売したのか、「徒労」「誰得」「無能な働き者」などの言葉がお似合いです。

出版不況を打開するために、会社として発刊点数を増やさざるを得ないかもしれませんね。
とはいえマシな内容、そしてまともな著者に依頼しましょうよ。
本書の著者は社会的地位と年収はそこそこ高そうですが、文章力と説明力と構成力と伝達力とコミュ力と読者への配慮力とイラストへの指示力が平均的な作者よりも低すぎます。
本書では課題発見力、人材力、データ力、施策実行力がケイパビリティ(だからわかりにくいんだよ)が重要と示していますが、他の能力が欠落した作者が講釈を垂れても説得力が皆無です。
もっとも世の中に完璧な人間などいません、たまたま不幸が重なっただけなのです(強引に自分を納得させるために敢えてこう表現してる点は否定できません)。
編集者は執筆を依頼したものの本を書く能力が絶望的に低く、たちが悪いことにムダにやる気があったので、発売しても作者(というか所属している企業や立場)のネームバリューや人脈を駆使しなければ売れないと気付き、会社が発売を決めた以上は止めるわけにもいかず、出来の悪さに頭を抱えてひっそりと話題にならず消えてほしいと星に願ったかもしれません。
それでも定期的に本を買って読む人間として失望したこともあり、このような辛辣かつ長文のレビューとなりました(なんか逆に謝りたくなってきた)。
出版に関わる方々への戒めとしてほしいです、いやほんとーに。

・追記
著者の他の本を調べたところ、「AI・データ分析プロジェクトのすべて」がありました。
こちらはレビューも多数ありますが、概ね好評です(私も読みましたが普通に良い本でした)。
しかし本書の内容は「AI・データ〜」と重なる部分も多く、内容がわかりにくくなっただけで、単なる劣化コピーです。
そもそも3年前に出した本と似た内容(しかも自分達で書いてる)を、今さら出す必要がどこにあったのでしょうか。
著者は過去の本で得た経験を、本書のどこで生かしたのでしょう。
賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶみたいな格言がありましたが、経験から学べないのは何者なんですか?

・追記2
著者の経歴を見るとデータ分析者やITエンジニアや研究者という立場ですが、綺麗なプログラムを書くのと同じくらい、他人が読んで理解できる日本語の文章を書く努力をするべきでしょう。
データ分析者としては優秀なのでしょうが、作家としてはお金を取れるレベルとは思えません。
商業出版である以上、適性や得手不得手は言い訳にできないでしょう。
chatgpt(しかも無料の方)以下の文章力なら、見栄をはらずにAIに書かせたほうがよっぽどマシです。
とはいえ個別の文章がマシになるだけで、全体のチグハグな構成までAIが修正してくれるかはわかりません。
それでもAIが書いたほうがましなのかな?
もうどうでもいいや、久しぶりに本を買って頭抱えて後悔してるわ。

・追記3
2023年以降におけるchatgpt(生成AI)の隆盛について、ほぼ無視されています(1回だけ単語は出てくる)。
流行にむやみに飛びつくのもダメですが、いまさら5年10年15年前から語られているデータ活用を改めて語るなら、過去作の劣化コピーではなくchatgptとか新しい内容ぐらい盛り込んでくださいよ。
ところで本当にこの本は、2023年11月発売に向けて書かれたのですか?
実は2〜3年前に完成して放置されてました?
どのみち役に立たない事実は変わりませんが。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルや本のデザインは魅力的だが、内容が自分には合わなかった。特に、理想論的というか、これができれば組織はこうなっているはずです、みたいな書き方が合わなかった。散々DX本が出た後の書籍なのでもっと踏み込んだ生々しいものを期待したが、これは概論書だった。
それが新しい切り口なら面白いなと思うのだがそうではなく、更に概論止まりになっている。おそらく本書を手に取るような人はすでに知っている(あるいは想像がつく)ようなことがほとんどではないかと感じた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月18日に日本でレビュー済み
複数作者による内容の薄い情報の寄せ集めです。
正直、この本から有用な知見は得られません。
半額でもおすすめできないかもです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート