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我らの不快な隣人 統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇 Kindle版
カルトと反カルトの間で何が起きているのか? 統一教会信者に対する拉致監禁の実態を暴く
診断名はPTSD(心的外傷後ストレス障害)。飲んでいる薬は導眠剤、睡眠薬、安定剤、抗鬱剤など一〇種類に及ぶ。彼女たちの共通点は三つある。かつて統一教会の信者であったこと、信者時代に「ある日突然、実の親に拉致され、アパートやマンションに監禁されていた」こと、そして、その監禁場所で統一教会からの脱会説得を受け、最後には脱会したことである。(本文より)
これまでカルト視される宗教団体を批判してきた著者だが、一方で“反カルト陣営”側の問題点に気づく。忘れられがちな元・信者のその後を取材すると、そこには脱会をめぐる、知られざる攻防戦があった……。カルトにまつわる問題の根深さを描いた衝撃のノンフィクション。
●米本和広(よねもと・かずひろ)
1950年、島根県生まれ。ルポライター。横浜市立大学卒業。「繊研新聞」記者を経て、フリーに。著書に『カルトの子』(論創社)、『洗脳の楽園』『我らの不快な隣人』(情報センター出版局)、『教祖逮捕』(宝島社)など。2022年7月に安倍元総理を殺害した犯人から手紙が届いたとして注目を集める。
- 言語日本語
- 出版社アドレナライズ
- 発売日2008/6/29
- ファイルサイズ2075 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
1950年島根県生まれ。ルポライター。横浜市立大学卒業。「繊研新聞」記者を経て、フリーに。著書に『新装版 洗脳の楽園』(情報センター出版局)、『カルトの子』(文春文庫)、『教祖逮捕』(宝島社)、『大川隆法の霊言』(共著、宝島社)、『これで日本一! 業界名人たちが明かす創意工夫』(世界文化社)、『平成サラリーマンのサバイバル白書』(講談社)などがある。
登録情報
- ASIN : B0B8RWC4YY
- 出版社 : アドレナライズ (2008/6/29)
- 発売日 : 2008/6/29
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2075 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 417ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 236,027位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,914位ノンフィクション (Kindleストア)
- - 60,357位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むまで、日本で拉致監禁があるなんて思ってもいませんでした。頭からズタ袋を被せたり、20人で囲んで車に押し込んだり。それをキリスト教会の牧師が加担、主導していたなんて! 有名な紀藤弁護士は、多くを知りながら黙まりを決め込んでいるのだろうか。マスコミの無視は、第2のジャニーズ性加害と同じだと思う。
2022年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行き過ぎた思想、思考停止で人をすることの怖さがよく分かった。
2022年10月18日に日本でレビュー済み
拉致監禁の実態がわかり、驚きでした。いくら親子でもやってはいけないことだと思う。
まさに、子どもの虐待だと思う。どの宗教でも、信者と信じていない人では、意見の違い、価値観の違いなどで対立することがあるが、いくらなんでも拉致監禁して強制的に棄教を迫る手法には反対である。
「釈迦は出家して妻子を捨てた。イエスは、親兄弟の縁を切った」など、教祖や初期の聖職者の道は、つらく悲しいストーリーであることが多いが、末端信者は何もそれを踏襲する必要はないし、出家信者になる必要もない。自分で判断すればいいのである。
まさに、子どもの虐待だと思う。どの宗教でも、信者と信じていない人では、意見の違い、価値観の違いなどで対立することがあるが、いくらなんでも拉致監禁して強制的に棄教を迫る手法には反対である。
「釈迦は出家して妻子を捨てた。イエスは、親兄弟の縁を切った」など、教祖や初期の聖職者の道は、つらく悲しいストーリーであることが多いが、末端信者は何もそれを踏襲する必要はないし、出家信者になる必要もない。自分で判断すればいいのである。
2008年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに「事実は小説よりも奇なり」である。
第1部の最後、主人公が両親に花束を贈る場面は、思わず涙がこぼれた。
こんな悲惨なことが、自由主義社会であるはずの現代日本で起きているとは!
大きな困難と闘ってきた家族の悲惨な姿。
しかし最大の問題は、その背後にうごめく偽善者達、家庭を崩壊させることまでして自らの利益を追求している牧師や弁護士たち。
自治体職員や警察官まで水面下でそれに協力していたという驚くべき事実。
家族の深い傷は今も続いており、新たな犠牲者も増えている。
後半も興味深い。
統一教会の実像を、ジャーナリストならではの切り口で明確に描写。
そして同時に、多くの家族を崩壊させながらも、自らへの批判を絶対に許さない、驚くべき「反統一教会」集団の実体が浮かび上がる。
韓国統一教会の実情も明らかになる。
国境を越えても親子の関係は変わらない。
傷を乗り越え国境を越えて、やっと心が通じ合った一組の親子があった。
しかしその背後で、未だにおぞましい出来事が起きているのだ。
一日も早く全てが白日の下にさらされ、正しい審判が下されなければならないと思うのは私だけだろうか。
第1部の最後、主人公が両親に花束を贈る場面は、思わず涙がこぼれた。
こんな悲惨なことが、自由主義社会であるはずの現代日本で起きているとは!
大きな困難と闘ってきた家族の悲惨な姿。
しかし最大の問題は、その背後にうごめく偽善者達、家庭を崩壊させることまでして自らの利益を追求している牧師や弁護士たち。
自治体職員や警察官まで水面下でそれに協力していたという驚くべき事実。
家族の深い傷は今も続いており、新たな犠牲者も増えている。
後半も興味深い。
統一教会の実像を、ジャーナリストならではの切り口で明確に描写。
そして同時に、多くの家族を崩壊させながらも、自らへの批判を絶対に許さない、驚くべき「反統一教会」集団の実体が浮かび上がる。
韓国統一教会の実情も明らかになる。
国境を越えても親子の関係は変わらない。
傷を乗り越え国境を越えて、やっと心が通じ合った一組の親子があった。
しかしその背後で、未だにおぞましい出来事が起きているのだ。
一日も早く全てが白日の下にさらされ、正しい審判が下されなければならないと思うのは私だけだろうか。
2008年9月18日に日本でレビュー済み
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カルトとして一昔前にマスコミで話題となった統一教会。
私を含む多くの人間がその実態はよく知らないが、とにかく怪しい団体であり、霊感商法などに代表される違法な献金活動をする団体、として認識しているのではないだろうか。
もしそこに家族の一人が入信したとしたら。。。
家族としてはいてもたってもいられないだろうが、しかし、この本に書かれている拉致監禁による強制脱会説得は明らかに違法だと言わざるを得ない。
「救い」と称する人権侵害が一日でも早くなくなることを望みたい。
私を含む多くの人間がその実態はよく知らないが、とにかく怪しい団体であり、霊感商法などに代表される違法な献金活動をする団体、として認識しているのではないだろうか。
もしそこに家族の一人が入信したとしたら。。。
家族としてはいてもたってもいられないだろうが、しかし、この本に書かれている拉致監禁による強制脱会説得は明らかに違法だと言わざるを得ない。
「救い」と称する人権侵害が一日でも早くなくなることを望みたい。
2008年7月8日に日本でレビュー済み
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読めば読むほど、これは犯罪だと確信します。
最後の後藤さんの事例を読みながら、なぜこれが、今日のニュースに流れないんだ、とマスコミを不信に思います。
日本基督教団はもとよりマスコミ、日弁連、青春を解せ裁判原告団などを取り込んだ社会的、組織的、計画的な犯罪です。
拉致監禁家庭のその後の様子を鑑みるに、こうして韓国にお嫁に行った子供が心豊かに、温かい家庭を築いていると書いても、拉致監禁した親は信じないでしょう。
牧師や弁護士もそれはこの本はでたらめだと言って、この本は読むなというでしょう。
とにかく言えるのは、統一教会に入っている者を人間扱いしていないこと、それだけです。
これほどの明確な人権侵害があるでしょうか。親が成人した子供を拉致監禁している点で、北朝鮮の拉致よりはるかに酷いと思います。
最後の後藤さんの事例を読みながら、なぜこれが、今日のニュースに流れないんだ、とマスコミを不信に思います。
日本基督教団はもとよりマスコミ、日弁連、青春を解せ裁判原告団などを取り込んだ社会的、組織的、計画的な犯罪です。
拉致監禁家庭のその後の様子を鑑みるに、こうして韓国にお嫁に行った子供が心豊かに、温かい家庭を築いていると書いても、拉致監禁した親は信じないでしょう。
牧師や弁護士もそれはこの本はでたらめだと言って、この本は読むなというでしょう。
とにかく言えるのは、統一教会に入っている者を人間扱いしていないこと、それだけです。
これほどの明確な人権侵害があるでしょうか。親が成人した子供を拉致監禁している点で、北朝鮮の拉致よりはるかに酷いと思います。
2008年7月3日に日本でレビュー済み
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重い。人生の重さが伝わってくる本である。
ここでは2004年秋「月刊現代」でも紹介された、麻子さん、美佐さんらのストーリー、その取材秘話などがさらに詳しく紹介される。
早速入手して読んでみたが、とても一気に読めるような気軽なものではなかった。この本の中だけでも数人・数十人の人生が展開していく。
この背後に、「監禁改宗」の経験者5000人の人生がある。どれ一つとしておろそかにしてよい人生はない。ザッと本文を読んだだけであるが、何度も中断しなければ読み通せなかった。
あるいは、以前原爆の写真集をみて、同じような手応えを感じたのを思い出した。そうだ、これはまさに、日本で現在進行している宗教戦争、その犠牲者たちを描いた本だ。
ここでは2004年秋「月刊現代」でも紹介された、麻子さん、美佐さんらのストーリー、その取材秘話などがさらに詳しく紹介される。
早速入手して読んでみたが、とても一気に読めるような気軽なものではなかった。この本の中だけでも数人・数十人の人生が展開していく。
この背後に、「監禁改宗」の経験者5000人の人生がある。どれ一つとしておろそかにしてよい人生はない。ザッと本文を読んだだけであるが、何度も中断しなければ読み通せなかった。
あるいは、以前原爆の写真集をみて、同じような手応えを感じたのを思い出した。そうだ、これはまさに、日本で現在進行している宗教戦争、その犠牲者たちを描いた本だ。
2022年8月6日に日本でレビュー済み
どなたかに削除されたのでもう一度。自分の気に食わない意見を削除するのは、言論統制でしょう。それこそカルト的。
この本で批判しているような拉致監禁という強硬手段までまで取らなければ脱会できないのは何故か考えるべき。今回の安倍元総理を銃撃した山上氏のように崩壊させられた家庭がどれだけいるのか、この母親のような信者に対し、通常の会話による説得で脱会させることが可能なのか、それが可能であれば拉致監禁までしない。牧師達が趣味で拉致監禁してるとでも言いたいのか、それこそ名誉毀損だろう。この本に書かれている被害者の裏で、牧師達の脱会活動に感謝している人達がどれほどいるかも書かなければ不公平だ。この本を読もうという人達はどうか思考停止しないでほしい。
この本で批判しているような拉致監禁という強硬手段までまで取らなければ脱会できないのは何故か考えるべき。今回の安倍元総理を銃撃した山上氏のように崩壊させられた家庭がどれだけいるのか、この母親のような信者に対し、通常の会話による説得で脱会させることが可能なのか、それが可能であれば拉致監禁までしない。牧師達が趣味で拉致監禁してるとでも言いたいのか、それこそ名誉毀損だろう。この本に書かれている被害者の裏で、牧師達の脱会活動に感謝している人達がどれほどいるかも書かなければ不公平だ。この本を読もうという人達はどうか思考停止しないでほしい。