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新書100冊~視野を広げる読書~ (光文社新書) Kindle版

3.5 5つ星のうち3.5 23個の評価

今、何を読めばよいのか? 日増しにあふれる情報の海で、真に頼れるメディアは何なのか? 多彩な領域の専門家が、各分野の核心をコンパクトにまとめる「新書」もその一つ。本書では、近年に刊行された5000冊の新書から100冊を厳選。学問の最先端から、きょうのニュースの背景まで。現代のエッセンスを1冊に凝縮。素朴で身近な100の「問い」から、新たな視界が開けてくる。この1冊で、「知」の足場を築く。
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出版社より

新書100冊_オビ表1

◆本書で取り上げた100冊の新書◆

1. 高橋昌一郎『自己分析論』(光文社新書)

2. 寺沢拓敬『小学校英語のジレンマ』(岩波新書)

3. 馬部隆弘『椿井文書』(中公新書)

4. 宇野重規『民主主義とは何か』(講談社現代新書)

5. 成田憲保『地球は特別な惑星か?』(講談社ブルーバックス)

6. 油井大三郎『避けられた戦争』(ちくま新書)

7. 篠田航一『盗まれたエジプト文明』(文春新書)

8. 松本亘正『超難関中学のおもしろすぎる入試問題』(平凡社新書)

9. 室月淳『出生前診断の現場から』(集英社新書)

10. 池田譲『タコの知性』(朝日新書)

11. 津田雄一『はやぶさ2 最強ミッションの真実』(NHK出版新書)

12. 神内聡『学校弁護士』(角川新書)

13. 瀬地山角『炎上CMでよみとくジェンダー論』(光文社新書)

14. 山口誠『客室乗務員の誕生』(岩波新書)

15. 蟹江憲史『SDGs』(中公新書)

16. 高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学』(講談社現代新書)

17. 馬場悠男『「顔」の進化』(講談社ブルーバックス)

18. 末近浩太『中東政治入門』(ちくま新書)

19. 雨宮国広『ぼくは縄文大工』(平凡社新書)

20. 三上智恵『証言 沖縄スパイ戦史』(集英社新書)

21. 勝田敏彦『でたらめの科学』(朝日新書)

22. 本村凌二『独裁の世界史』(NHK出版新書)

23. 瀬木比呂志『檻の中の裁判官』(角川新書)

24. 高橋昌一郎『20世紀論争史』(光文社新書)

25. 宮下紘『プライバシーという権利』(岩波新書)

26. 青木栄一『文部科学省』(中公新書)

27. 中島義道『晩年のカント』(講談社現代新書)

28. 森望『寿命遺伝子』(講談社ブルーバックス)

29. 俵義文『戦後教科書運動史』(平凡社新書)

30. 神代健彦『「生存競争」教育への反抗』(集英社新書)

31. 福田直之『内側から見た「AI大国」中国』(朝日新書)

32. 澤畑剛『世界を動かすイスラエル』(NHK出版新書)

33. 安田峰俊『八九六四 完全版』(角川新書)

34. 大野裕之『ディズニーとチャップリン』(光文社新書)

35. 堀内隆行『ネルソン・マンデラ』(岩波新書)

36. 村上靖彦『ケアとは何か』(中公新書)

37. 廣瀬陽子『ハイブリッド戦争』(講談社現代新書)

38. 高水裕一『宇宙人と出会う前に読む本』(講談社ブルーバックス)

39. 添田孝史『東電原発事故 10年で明らかになったこと』(平凡社新書)

40. 角南圭祐『ヘイトスピーチと対抗報道』(集英社新書)

新書100冊_オビ表4

41. 藤木久志『戦国の村を行く』(朝日新書)

42. 塚原直樹『カラスをだます』(NHK出版新書)

43. 古賀茂明『官邸の暴走』(角川新書)

44. 佐藤岳詩『「倫理の問題」とは何か』(光文社新書)

45. 志賀賢治『広島平和記念資料館は問いかける』(岩波新書)

46. 藤原聖子『宗教と過激思想』(中公新書)

47. 古市晃『倭国』(講談社現代新書)

48. 戸谷友則『爆発する宇宙』(講談社ブルーバックス)

49. 幸田正典『魚にも自分がわかる』(ちくま新書)

50. 鈴木宣弘『農業消滅』(平凡社新書)

51. 亀山郁夫『ドストエフスキー 黒い言葉』(集英社新書)

52. 保阪正康『「檄文」の日本近現代史』(朝日新書)

53. 佐々木閑『宗教の本性』(NHK出版新書)

54. 濱島淑惠『子ども介護者』(角川新書)

55. 小豆畑丈夫『在宅医療の真実』(光文社新書)

56. 石黒浩『ロボットと人間』(岩波新書)

57. 千々和泰明『戦争はいかに終結したか』(中公新書)

58. 坂倉昇平『大人のいじめ』(講談社現代新書)

59. 中嶋彰『早すぎた男 南部陽一郎物語』(講談社ブルーバックス)

60. 三嶋輝夫『和辻哲郎 建築と風土』(ちくま新書)

61. 篠崎晃一『それいけ! 方言探偵団』(平凡社新書)

62. 山口謠司『明治の説得王・末松謙澄』(インターナショナル新書)

63. 須藤靖『宇宙は数式でできている』(朝日新書)

64. 高橋昌一郎『実践・哲学ディベート』(NHK出版新書)

65. 大木毅『日独伊三国同盟』(角川新書)

66. 賀茂道子『GHQは日本人の戦争観を変えたか』(光文社新書)

67. 筒井清輝『人権と国家』(岩波新書)

68. 武井彩佳『歴史修正主義』(中公新書)

69. 倉本一宏『平安京の下級官人』(講談社現代新書)

70. 廣瀬敬『地球の中身』(講談社ブルーバックス)

71. 斉加尚代『何が記者を殺すのか』(集英社新書)

72. 志水宏吉『ペアレントクラシー』(朝日新書)

73. 尾脇秀和『お白洲から見る江戸時代』(NHK出版新書)

74. 久保田潤一『絶滅危惧種はそこにいる』(角川新書)

75. 陳天璽『無国籍と複数国籍』(光文社新書)

76. 高橋瑞樹『大絶滅は、また起きるのか?』(岩波ジュニア新書)

77. 篠田謙一『人類の起源』(中公新書)

78. 本郷和人『歴史学者という病』(講談社現代新書)

79. 野村泰紀『なぜ宇宙は存在するのか』(講談社ブルーバックス)

80. 塚原久美『日本の中絶』(ちくま新書)

81. 鮎川潤『新版 少年犯罪』(平凡社新書)

82. 秋元康隆『いまを生きるカント』(集英社新書)

83. 岩立康男『忘れる脳力』(朝日新書)

84. 更科功『禁断の進化史』(NHK出版新書)

85. 山本茂実『松本連隊の最後』(角川新書)

86. 工藤岳『日本の高山植物』(光文社新書)

87. 渡辺靖『アメリカとは何か』(岩波新書)

88. 安達宏昭『大東亜共栄圏』(中公新書)

89. 篠田英朗『戦争の地政学』(講談社現代新書)

90. 和田純夫『量子力学の多世界解釈』(講談社ブルーバックス)

91. 田中圭太郎『ルポ 大学崩壊』(ちくま新書)

92. 笠原十九司『憲法九条論争』(平凡社新書)

93. 石原理『ゲノムの子』(集英社新書)

94. 渋谷ゆう子『ウィーン・フィルの哲学』(NHK出版新書)

95. 半藤一利『昭和と日本人 失敗の本質』(角川新書)

96. 高橋祐貴『追跡 税金のゆくえ』(光文社新書)

97. 村田和代『優しいコミュニケーション』(岩波新書)

98. 櫻井義秀『統一教会』(中公新書)

99. 辻田真佐憲『「戦前」の正体』(講談社現代新書)

100. 高橋昌一郎『最強に面白い パラドックス』(ニュートン超図解新書)

◆著者について◆

高橋昌一郎(たかはししょういちろう)

國學院大學教授。専門は論理学・科学哲学。著書は『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』『フォン・ノイマンの哲学』『ゲーデルの哲学』(以上、講談社現代新書)、『20 世紀論争史』『自己分析論』『反オカルト論』(以上、光文社新書)、『愛の論理学』(角川新書)、『東大生の論理』(ちくま新書)、『小林秀雄の哲学』(朝日新書)、『実践・哲学ディベート』(NHK 出版新書)、『哲学ディベート』(NHK ブックス)、『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)、『科学哲学のすすめ』(丸善)など多数。情報文化研究所所長・Japan Skeptics 副会長。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0CGX2N991
  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2023/9/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/9/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 11094 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 440ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 23個の評価

著者について

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高橋 昌一郎
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最新刊『天才の光と影:ノーベル賞受賞者23人の狂気』(PHP研究所)を上梓した。本書では、とくに私が独特の「狂気」を感得したノーベル賞受賞者23人を厳選して、彼らの波乱万丈で数奇な人生を辿っている。一般に、ノーベル賞を受賞するほどの研究を成し遂げた「天才」は、すばらしい「人格者」でもあると思われがちだが、実際には必ずしもそうではない。フィリップ・レーナルト(1905年物理学賞)のようにヒトラーの写真を誇らしげに書斎に飾っていた「ナチス崇拝者」もいれば、「妻と愛人と愛人の子ども」と一緒に暮したエルヴィン・シュレーディンガー(1933年物理学賞)のような「一夫多妻主義者」もいる。「光るアライグマ(実はエイリアン)」と会話を交わしたという「薬物中毒」のキャリー・マリス(1933年化学賞)や、「アルコール依存症」で売春街から大学に通ったヴォルフガング・パウリ(1945年物理学賞)、「超越瞑想」に「オカルト傾倒」して周囲を唖然とさせたブライアン・ジョセフソン(1973年物理学賞)のような天才も存在する。どんな天才にも、輝かしい「光」に満ちた栄光の姿と、その背面に暗い「影」の表情がある。読者には、天才と狂気の紙一重の「知のジレンマ」から、通常では得られない「教訓」を読み取っていただけたら幸いである。本書には「狂気」の23人と関連して、44人のノーベル賞受賞者も登場する。「ノーベル化学賞・物理学賞・生理学医学賞の歴代受賞者(1901~2023年)」と600名近くの「人名索引」も添付してあるので、こちらもご活用いただけたらと願っている。

『新書100冊』(光文社新書)は、2019年7月〜2023年7月に刊行された約5000冊の新書の中から、私が責任を持って選び抜いた「新書100冊」を紹介します。また、本書掲載のコラム「『新書大賞』について」では、小集団の偏向審査に基づく「新書大賞」の「廃止」を提言しました(笑)。本書の100冊の書評は、絶対に「その著者だけ」にしか書けない新書、一流の科学者が最先端の研究成果をわかりやすく解説してくれる秀逸な新書、日本の抱える諸問題に本質的に斬り込む斬新な新書ばかりを集めてあります。多種多彩な「知的刺激」が凝縮された100冊の書評をまとめて見ると「壮観」です。本書が何よりも読者の「視野を広げる読書」のお役に立てば幸いです。

『実践・哲学ディベート』(NHK出版新書)は、『哲学ディベート』(NHKブックス)の続編に相当します。舞台は同じ大学の研究室で、教授と5人の学生がセミナーで話している光景……。とくに本書が焦点を当てているのは、実際に誰もが遭遇する可能性のある多彩な「人生の選択」です。第1章「出生前診断と反出生主義」、第2章「英語教育と英語公用語論」、第3章「美容整形とルッキズム」、第4章「自動運転とAI倫理」、第5章「異種移植とロボット化」について、各章が現実的問題と哲学的問題の2つのセクションに分けられて「哲学ディベート」が進行します。章末には「一緒に考えてみよう」という課題もあります。NHK文化センター講座【哲学ディベートを楽しもう!】でもリアルな「哲学ディベート」を楽しむことができますから、ぜひご参加ください。

『20世紀論争史』(光文社新書)は、20世紀に生じた多種多彩な論争について、「教授」と「助手」がコーヒーを飲みながら研究室で対話する形式で進行します。人類史上、過去と比べて20世紀の思想が大きく変遷したのは、コンピュータや遺伝子操作などの科学技術が飛躍的に発展した結果、そもそも人間とは何か、知性とは何か、存在とは何か……といった、従来は哲学の対象とされてきた問題が「科学哲学」の対象になった点にあります。本書の目的は、もはや「科学を視野に入れない哲学」も「哲学を視野に入れない科学」も成立しないという観点から、改めて20世紀を代表する「知の巨人」たちが繰り広げた原点の論争を振り返り、「科学と哲学の融合」のイメージを味わっていただくことにあります。全30章・456ページという新書は、これまでに私が上梓してきた中でも最も分厚い作品ですが、どなたにもわかりやすくスムーズに読んでいただけるように、ユーモラスで知的な対話を心掛けたつもりです。

『フォン・ノイマンの哲学』(講談社現代新書)は、20世紀を代表する天才のなかでも、ひときわ光彩を放っているジョン・フォン・ノイマンの生涯と思想、つまり「人生哲学」に焦点を当てました。ノイマンは、わずか53年あまりの短い生涯の間に、論理学・数学・物理学・化学・計算機科学・情報工学・生物学・気象学・経済学・心理学・社会学・政治学に関する150編の論文を発表しました。天才だけが集まるプリンストン高等研究所の教授陣のなかでも、さらに桁違いの超人的な能力を発揮したノイマンは、「人間のフリをした悪魔」と呼ばれました。「コンピュータの父」として知られる一方で、原子爆弾を開発する「マンハッタン計画」の科学者集団の中心的指導者でもあり、「ゲーム理論」と「天気予報」の生みの親でもあります。どのページにも驚愕の事実があると思います。

『自己分析論』(光文社新書)は、これまでに私が大学生や卒業生から相談を受けてきた「自己分析」について、「就職活動・人間関係・人生哲学」の3つの視点からアプローチしたのが特徴。「自己分析」についてのノウハウ本やワークブックは世に溢れていますが、本書のように3つの異なる分野に深く踏み込んで読者をサポートする書籍は、他に類を見ないものと自負しています。「就活生は必読!」であり、「転職」が頭に浮かんだり「いかに生きるべきか」悩んでいる読者にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。

『反オカルト論』(光文社新書)は、『週刊新潮』の連載に加筆修正を行った内容。帯に「STAP事件は現代のオカルト!」とあるようにSTAP事件を徹底的に総括しました。フォックス事件の真相やコナン・ドイルがスピリチュアリズムに騙された理由、さらに霊感セミナーや江戸しぐさなど「現代も生き続ける〝トンデモ〟を科学的思考でめった斬り」にしたつもりです。

★自己紹介(たかはし・しょういちろう)

情報文化研究所所長・國學院大學教授。青山学院大学・お茶の水女子大学・上智大学・多摩大学・東京医療保健大学・東京女子大学・東京大学・日本大学・放送大学・山梨医科大学・立教大学でも兼任講師を歴任。ミシガン大学大学院哲学研究科修了後、テンプル大学専任講師、城西国際大学助教授を経て現職。

朝日カルチャーセンター・NHK文化センター・中日文化センター・ヒューマンアカデミーでも講座を担当。

専門は論理学・科学哲学。幅広い学問分野を知的探求!

著書は『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』『フォン・ノイマンの哲学』『ゲーデルの哲学』(以上、講談社現代新書)、『20世紀論争史』『自己分析論』『反オカルト論』『新書100冊』(以上、光文社新書)、『愛の論理学』(角川新書)、『東大生の論理』(ちくま新書)、『小林秀雄の哲学』(朝日新書)、『実践・哲学ディベート』(NHK出版新書)、『哲学ディベート』(NHKブックス)、『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)、『科学哲学のすすめ』(丸善)、『天才の光と影』(PHP研究所)など多数。

監修書は『記号論理学』『数理論理学』『不完全性定理』(以上、丸善)、『パラドックス大図鑑』『論理的思考』『科学大百科』(以上、ニュートンプレス)、『認知バイアス事典』『認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編』(以上、フォレスト出版)など多数。

趣味はJazz+Wine+将棋四段。Japan Skeptics 副会長。

カスタマーレビュー

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5つのうち3.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月24日に日本でレビュー済み
「新書は玉石混交」と言いながら玉を探し出そうとする、著者の知的好奇心という一言では済まされない凄まじい貪欲さを感じた。広大な分野から選りすぐりの100冊を深堀りし、読者の知的好奇心をくすぐるお馴染みの分かりやすい解説は流石だ。
著者は《絶対に「その著者だけ」にしか書けない新書、一流の科学者が最先端の研究成果をわかりやすく解説してくれる秀逸な新書、日本の抱える諸問題に本質的に斬り込む斬新な新書ばかり》を選択したという。
これらの新書が埋もれてしまうのは本当に勿体ないと気づかせてくれる。
改めて、これらの100冊を1冊1冊手に取ってみるつもりだ。

付録のコラム「新書大賞について」が面白かった。「小集団の偏向審査に基づく新書大賞」のどこがおかしいのか。なぜ「廃止」すべきなのか。著者の提言には説得力がある。これからは、販売営業の宣伝文句に流されずに新書の玉を見分けられるようにしたい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新書大賞の問題はよく指摘したと思います。ただし、100冊の中の1冊目と100冊目に筆者の本を持ってくるデリカシーのなさ。最終的にご自身の新書を5冊も「宣伝」している点、新書大賞の営利主義
を批判しながら、同じですよね。大変残念です。もっと良い新書があったはず。学者の言うことは話半分。偏見ありですね。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味深い新書を選定して紹介するというコンセプトは素晴らしいと思います。

しかし、通読された方なら御同意いただけると思いますが、選定結果や書評に著者の思想が滲み出過ぎており、正直かなりうんざりさせられます。

政治的な主張をされたいのであれば、他人の本の書評内ではなく、別な場で披露されるのがフェアなのではないでしょうか。

また、自著に自信がおありなのは結構ですが、新書大賞を廃止しろとまでの意見をされるのなら、著者自身の本が複数含まれているこの本の選定結果も見直す必要があるのは自明でしょう。
端的に申し上げて、あえてこの本を購入する必要性は感じません。この本に載っている本(であって著者の書いたものではないもの)のうち、興味を持ったものを個別に購入するのが経済的にも時間的にも無駄がないと思います。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月19日に日本でレビュー済み
現代では同様のテーマを元に数多くの新書が出版されており、実際に新書を購入する際には題名のインパクトや読みやすさ等で選びがちで肝心の内容をよく吟味して読書する機会が少なくなっている。そうした中で、本書は数多ある新書の中から読むべき100冊が厳選されている。各々の要点がわかりやすく解説されており、読書の指針となるとともに知的好奇心が刺激された。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月23日に日本でレビュー済み
著者の掲げるコンセプト及び着眼点は良いと思います。「新書は知的刺激の宝庫」の主張も大賛成。
でもね、余りにも自信満々過ぎてちょっと何か。。。。
選んだ100冊が多分そんなに自分が読んだり購入したものと被らないだろうなと云うのは
想定内でした。被ったのは三冊位だったでしょうか。
好みや興味の範囲は人それぞれだと思うのでそれは構わないと思います。
でも、一冊の書評毎のエッセンスの取り込み方が秀逸過ぎて「あぁ、これだけ判ればいいや」って
それを買って読もう!って気持ちに余りならないかなと。。。
そして視野を広げる云々と仰ってるけど、新書を読みなれてるこちら側としては大きなお世話です。
著者にそこまで介入されたくないですね。
通読させて頂きましたが独断と偏見で100冊を選ばれてれば、もっと面白く読めたかと思います。
更に「ダメな新書」の批判もあればもっと良いかと思いましたがそれは私の我儘か。。。
新書大賞批判に関してはなるほどと思った半面、著者ご自身が中公新書や中公新書ラクレに
書かせて貰えない腹いせややっかみに感じてしまう読者も居たのではないでしょうか。
総合的な評価としては「期待した程ではなかった」と云ったところでしょうか。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年3月7日に日本でレビュー済み
選ばれた100冊らしいけど、そのラインナップには著者の本がズラリ。
自分の本を抜きにして100冊選び直して欲しいな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月7日に日本でレビュー済み
数千冊の新書の中から僅か100冊を選ぶという「難関」にも関わらず著者自身の本が
やたら紹介されていて心底ウンザリした。他の著者の新書を紹介している文中にも
「詳細は拙書をご参照」が頻繁に出てくる。著者のあからさまな宣伝本で評価は最低
になる。新書大賞と良い勝負の我田引水に失笑。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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