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人類、宇宙に住む: 実現への3つのステップ Tankobon Hardcover – April 25, 2019
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地球温暖化や資源の枯渇、小惑星や彗星の衝突、太陽の膨張……。
地球がいずれ壊滅的なダメージを受けることは避けられず、人類は生き延びるために宇宙に移住する必要がある。
世界的に高名な理論物理学者で、未来学者としても定評のある著者が、宇宙移住への道を3つのステップで解説する。
まずは月や火星に入植し、次に太陽系外の星々への進出を果たし、それと当時に人体の改造や能力の強化を行うというプランだ。
NASAやイーロン・マスク、ジェフ・ベゾスらの挑戦や、AIやスターシップなど最新テクノロジーの進展を追いながら、驚くべき人類の未来を見通す。
最高にエキサイティングな科学読み物。
各紙誌が絶賛!
見事なほどわかりやすい。
ロケット工学の歴史と惑星の形成を物語り、火星ばかりか、
巨大ガス惑星である木星や土星の岩石衛星にまで、人類が住みつく方法を説く。
この本は、読む者にも感染する熱気と興奮にあふれている。
――『ウォールストリート・ジャーナル』
カクは、すばらしい能力と経験をもつ科学の伝道師だ。
本書には山のように科学技術の将来予想が提示されているが、彼は徹頭徹尾、話をスムーズかつ完璧に運んでいる。
――『クリスチャン・サイエンス・モニター』
プロローグ
はじめに 多惑星種族へ向けて
第I部 地球を離れる
第II部 星々への旅
第III部 宇宙の生命
- Print length450 pages
- LanguageJapanese
- PublisherNHK出版
- Publication dateApril 25, 2019
- ISBN-104140817763
- ISBN-13978-4140817766
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Product description
About the Author
Product Details
- Publisher : NHK出版 (April 25, 2019)
- Publication date : April 25, 2019
- Language : Japanese
- Tankobon Hardcover : 450 pages
- ISBN-10 : 4140817763
- ISBN-13 : 978-4140817766
- Amazon Bestseller: #31,022 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
- Customer Reviews:
About the author
Michio Kaku is the co-founder of String Field Theory and is the author of international best-selling books such as Hyperspace, Visions, and Beyond Einstein. Michio Kaku is the Henry Semat Professor in Theoretical Physics at the City University of New York.
Photo by Cristiano Sant´Anna/indicefoto.com for campuspartybrasil [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons.
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人間が宇宙に住もうとしたら、という工学的関心をまじめに検討すると
宇宙はどのようにできているのか、人間とは何かについての洞察が必要になると思われるが、
そのような興味を満足させてくれる。
原題のthe future of humanityの方が内容はよく表しているかもしれない。
人類が宇宙に適応していくために何が必要なのか。
著者の言葉で『科学は繁栄のためのエンジン、科学や技術に背を向ける国家はいずれきりもみ降下に入る』とあります。
そしてこれからは、宇宙旅行の新たな黄金時代であると。
現在は、NASAが目標を取り戻し、民間の宇宙産業が盛り上がっています。
ここからは、火星を目指す新たな宇宙レースが始まり、宇宙産業から目が離せません。
目指す先にある火星や月。
テラフォーミングする方法や、火星の温暖化を始動させるには?
これまでに火星で起きたことなどを示唆してくれています。
また、入植の際に必要な自己複製ロボット、3Dプリンター技術など、今の自分たちからすると?な部分もありますが、先を考えている人間には、この様な考え方があるのだと気付かされました。
本書には、太陽系以外の恒星系も登場します。
テクノロジーの進歩により、入植などが実現可能となるとしたら、とてもワクワクします。
最も印象に残ったのは、人類史に例えると、およそ7500年前人類がアフリカを出て、中東を通り途中に居住地を築いていった。
今日はこの大移住が、もしかしたら銀河系で行われるのではないかと考えてしまうことです。
人類は世代から世代へと、必要な情報を蓄積していく、まさに本書を読む理由だと感じました。
第1部は、現代の科学技術によって火星をテラフォーミングする取り組みについて論じられる。かつて火星は液体の水が存在した可能性があることから、人が住める惑星として今のところ一番可能性が高い。(当然ながら、あくまでも他の惑星に比べればであり、かつ法外な費用と何世紀もの時間が必要となる)テラフォーミングの際は、月や小惑星の資源を採掘し利用したり月面基地を建設するなど、実現に向けた具体的な方法に話は及ぶ。なお木星以降の惑星はガス惑星で固体の表面がないため、さすがに生命の生存は期待できなさそうだ。
第2部は、太陽系外の星を探査する話だ。惑星や衛星を人の住める状態にするために必要となるAIやロボット、銀河を超光速で移動するための宇宙船(『スター・ウォーズ』に登場するミレニアム・ファルコン号のようなスターシップ)やそれに搭載するエンジンについて、まさにSFに出てくるような話を現代の物理学とテクノロジーの観点から解説する。生物が生存できそうないくつかの系外惑星の候補、また話題は少しそれるが、AIが「自我を持つ可能性」などにも言及され、なかなか興味深い。
第3部は、人類の体を改造するのに必要なものの検討だ。星と星との移動には何世紀もの時間がかかるため、人類は寿命を伸ばして宇宙で長期間生きることが必要となる。たとえば、一時的に仮死状態となる、自身のクローンを作る、遺伝子を改変して老化を止めるなどから、心をデジタル化する、自己強化(トランスヒューマー)するなど、これまたSFのような方法にまで話が及ぶ。最後は、宇宙そのものが死を迎え、空間と時間を通り抜けるワームホールを作って別の宇宙へ出ていくことなど、難解な話が語られていく。
宇宙への移住方法を、SFに出てくるような話も交えつつ、現代のテクノロジーを用いてその実現性を模索するというサイエンス・ノンフィクション。本書で述べられていることが、果たして未来に実現するのだろうかと思いながら読み進めた。面白いです。
ではそれらの惑星に発生する生命体はどんな姿なのか、発見するための条件はなんなのか、また、宇宙空間を移動する手段にはどういうものがあるのか(現時点では光速以下ということになるが、いずれはそうではない手段も発見されるかもしれない)、その手段を手にして地球から人類が出て行って長い年月が経ったとき、人類はどれだけ変化しているのかなど、様々な興味をかき立てられるようになってきた。
それらの疑問について、わかりやすく書かれているのがこの本だった。
今は無理でも、100年後にはできていることもたくさんあるだろう。未来を見ることはできないが、想像はできる。楽しみだ。
これまでとの違いは、その先にいわゆる人が居ないことだと思いがちだが、それは人が人を定めたからであって、生命の根源である水まで遡れば地球の外にも同じ祖先を持つ「何か」が存在するのかも知れない。
そこに向かって、いつ、どこまで、どうやって行けるのかを示そうというのが本書だ。当然にフィクションとノンフィクションが往き来する。
ものを運んで、人を運んで、種を運んでもまだまだ広がる宇宙には、身体から離れた「意識」だけを光に載せて運ぶ方法まで考えられると言うのだから。
話題はキリスト教やユダヤ教の神が創りたもうたユニバースを越え、仏教が示すところの涅槃であるマルチバースまでおよぶ。宇宙の外れの太陽系の一惑星で、巡らせる思考は無限大だ。