約2年使ってのレビュー。
ベッドで部屋が狭くなるのが嫌だったので、ベッドの下をPC作業用空間として使えれば部屋のスペースを効率的に使えると思い、ハイベッドという選択肢にたどり着いた。
ホワイトを購入、ハイタイプとしてMAX高で使用している。
■長所
・ハイタイプ状態でのベッド下空間高が高い(→同価格帯では大体140cm前後のものが多い中、この製品は150cm越え)
・ベッド長さが長い(→同価格帯では200cm以下が普通、こちらは約210cm)
・はしごは足側・頭側・左・右を選んで付けられる対称性
・ハイ・ミドル切り替え可で、部屋が変わったり合わなくなったりしてもカスタムできる冗長性がある
・宮は後付けなので邪魔ならつけなくてもよい
・コンセント付きの宮、ベッド下のハンガーパイプなど、便利なユーティリティ
・きしみ低減機構(X字の細い支柱みたいな部分)は締めればしっかりときしみを低減してくれる
・ベッド自体の塗装・宮の木板なども含めて質感が良い(※低所得者の感想です)
■感想
購入当時はスペックに対して価格が安く思えたので、何か罠があるのでは・・・?などと多少疑ったのだが、普通に綺麗な製品が届き、2年使って特に不満もない。個人的には短所が何も見当たらないので100点。
余裕のあるベッド下空間高のため、頭上の閉塞感が少ない。
宮、ハンガーパイプ、スチールネット(フックなどをかけられる網目状の所)等のユーティリティ機構は、いずれも購入前には重視していなかったのだが、購入後にはそのどれもしっかりと役に立っており、結果的には過不足無かった。ハンガーパイプやスチールネットは、PCのUSBケーブルやヘッドフォンのケーブルを通すことでケーブル類をまとめるのに役立っている。
■組み立て
一人で行った(170cm男性)。特に分からなかったとか詰まった箇所はなかったはず。ベッドフレームの頭側と足側部を作った後で、その両者を真ん中で接続して留めるような工程があったと記憶しているが、真ん中で留めるまでは重量のある柱がアンバランスで不安定な状態になっているので、その工程だけは二人でやった方が良いと思った。
■購入後に気づいた備考、注意点など
・スチールネットはベッドに溶接されているので取り外しはできない
・(説明文にもあるが)宮はスチールネット側にはつかない
・はしごをベッドに引っ掛ける部分は、はしごを上り下りするときの摩擦で塗装が削れてくるので、何か傷防止パッド的なものを挟んでおくと良いかもしれない
・はしごのハイタイプ用追加足は下から差し込むだけの構造になっているのだが、はしごを上り下りするときの細かな衝撃や振動ではしごの角度が浮いてくると追加足が抜けそうになる事がたまにあった(実際に抜けたことはない)。
床の素材にあまりグリップ力がなく、かつ子供などが使うのであれば追加足はテープか何かで抜けないようにしといたほうが念のためとして安全かもしれない。
■追記:転落防止柵について
個人的には別に問題ないし、この製品固有の話でもないが、体格の小さい人(子供など)が使う場合には危ないかもしれないと感じたことを思い出したので、念のため。
商品写真でもわかる通り、ベッド部周囲の転落防止柵には、はしごで上り下りするための隙間が4隅に開いている。これによりはしごの位置の自由度が増えている反面、極端に寝相が悪い人などが使用する場合、就寝中にその隙間から体の一部がはみ出してしまうこともあり得るかもしれない。
きわめて極端な仮定なので気にしすぎる必要はないが、子供などが使うのであれば一応、はしごをかけていない3方向の隙間をロープや何らかのバーなどで塞いでおく方が安全上は良いかもしれない。
色 | ホワイト |
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メーカー | タンスのゲン |
付属品 | ベッドフレーム, ヘッドボード |
素材 | 合金鋼 |
商品重量 | 65 キログラム |
家庭洗い | 乾拭き |
食洗機対応 | いいえ |
耐荷重 | 120 キログラム |
製品サイズ | 231 x 143 x 185 cm; 65 kg |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |