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戦略質問―短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく Kindle版
「1時間、10の質問」からつくる”とがった”戦略コア
あなたはどっちを選ぶ? 短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく
質問が「思考のスイッチ」を入れる
戦略やビジネスモデルを発想するためのスタートが「ひらめき」であるのはいうまでもない。
そのために、いかに脳に非日常性を与えるかが重要だと思う。それを実現するための有力な方法のひとつが、戦略質問である。
一例を紹介すると、
「あなたの会社は新しい戦略を策定されましたが、それにより、どこが弱くなりますか?」
という質問がある。
立案された戦略が、本当に戦略になっているか(「選択と集中」がおこなわれているか)を問う質問である。戦略であれば、「選択と集中」の犠牲になる領域があるはずだ。元来、戦略は膨張しやすい。戦略策定の初期段階では、「選択と集中」を肝に銘じつつ、いろいろな議論がおこなわれる。その中で、ここも問題とか、ここも対応が必要、となる。結局、選択と集中どころか、戦略は予定調和、八方美人対応になってしまう。この質問への回答を参考に、企業のミッションとその寿命、ディレクション(「やること/やらないことの範囲」)を明確にしていく。
本書には、戦略にまつわる10の質問を紹介。戦略アイディアをひらめく力、発想する力を与えてくれる1冊。
【主な内容】
はじめに
第1章 戦略立案には本当に3カ月かかるのか
第2章 ウォールーム--少人数、短期間で実施
第3章 ビジョンの意外な戦略性を知る
第4章 人材獲得戦略を「南極探検」「建築家の素養」に学ぶ
第5章 ジャイキリへの挑戦
第6章 経営戦略としての人材を語ろう
第7章 DXはIT化の名称変更か、それとも戦略か?
第8章 戦略に「実行力」を注入する
10のセントラルクエスチョン
おわりに
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2021/10/29
- ファイルサイズ7247 KB
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出版社より
戦略コンサルティングに3カ月もかけているが、そのうち8割は、お客様の経営者にお会いして40分で浮かんでいた
戦略を常識はずれの短時間で描くという発想に、古くから「ウォールーム」という考え方がある。何か一大事があったときに、少人数で打開策をまとめあげるというものだ。グローバル企業の中には、こうしたウォールームの考え方がプログラム(実行方法)として標準化されていることが多い。だとすれば、このウォールームを、数カ月を費やす戦略策定プロジェクトの代替手段にできないかと考えてみた。
本書では、従来の大上段の戦略策定方法とは趣を異にした、小規模かつ超短期間での戦略策定の切り口について議論させていただきたいと思っている。(はじめにより)
「非日常の問いかけ」で、経営者の思いを引き出す
質問とは、なんのためにおこなうのか。
「質問される側」の立場で考えてみるとわかりやすいかもしれない。友人や家族からの、 自分がよく知っていること(仕事や趣味など)についての何気ない質問で、ふと言葉に詰まったり、「そういう考え方もあるのか」と気づいたことはないだろうか。子供からの、 仕事に対する無邪気な質問にどう答えるべきか迷った、などという体験も、これに近いかもしれない。
自分がよく知っている(はずの)ことに関して、いつもと違う角度から質問が飛んできたとき、「あれ?そういえばこれはどういう前提だったっけ......」「たしかに視点が偏っていたな」などと自問自答を始める。質問に答えようと考えることが、自分の潜在意識を呼び起こしたり、思い出してまとめたりという作業になってくる。
子供や家族の場合は、単に答えを求めて聞いているのかもしれないが、それが非日常な (いつもと違う)視点であるため、結果的に、答える側が「考える」きっかけになるとい うことだろう。ウォールームでは、この効果を狙って設計した「非日常な質問」をしながら、経営者の自問自答のきっかけをつくったり、思いを引き出したりしている。(第2章より)
もし、あなたの会社が、今、突如この世から消えたら、誰が悲しむでしょうか?
この本の読者が、ご自身の会社の経営者や事業の責任者だとした場合、この問いかけにどう答えるだろうか。
社会が、その企業の存在を求めているからこそビジネスが成立するという考え方がある。
社会が求める商品やサービスを提供していない企業であれば、当然、「その企業がこの世から姿を消しても誰も悲しまない」 ということになる。つまり、ビジョン、もっといえばミッションの部分に課題を抱えているということになる。
「あなたの会社のビジョンはなんですか?」とか「あなたの会社のビジョンは機能していますか?」と、いきなり相手に聞いたら、どんな回答が期待できるだろうか。奇跡的に何か答えていただいたとしても、とっさの思いつきでしかない可能性が高い。だから、筆者はあえて前述のような聞き方をする。(第2章より)
本書では、経営者から、その潜在的なインテンション(意思)を確認したり、心のどこかにあったビジネスモデルやプロセスのアイディアを炙り出したりするために、いくつかの問いかけを披露した。この問いかけは、別に他人に問いかけるためだけのものではない。
もしご自身が、会社もしくは自部門のリーダーであれば、自問自答に活用いただければいい。(第8章より)
戦略質問 | INTEGRITY インテグリティ: 正しく、美しい意思決定ができるリーダーの「自分軸」のつくり方 | バカ勝ち!アイデア | AX(アジャイル・トランスフォーメーション)戦略 | ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥1,980¥1,980 | ¥1,870¥1,870 | ¥1,870¥1,870 | ¥2,798¥2,798 | ¥3,300¥3,300 |
著者 | 金巻 龍一 | 岸田 雅裕 | 杉森 秀則 | ダレル・リグビー著/サラ・エルク著/スティーブ・ベレズ著/川島睦保訳/石川 順也監訳/市川 雅稔解説 | 楠木 建 |
内容紹介 | 「3カ月、1億円」かけてつくる予定調和の戦略計画 「1時間、10の質問」からつくる”とがった”戦略コア あなたはどっちを選ぶ? 短時間だからこそ優れた打ち手がひらめく | 世界はこうあるべき、という理想を語れる 「正しい」ことが直観でわかる チームのアウトプットを最大化できる 40代でトップになる人材の「真・善・美」の教科書 | 負け続けて「仕事ゼロ」→アイデア一発「数千万円」に大逆転! いまや【勝率88%】常勝プランナーの「超実践的ノウハウ」。 多くの業界人が知りたがった独自のアイデア発想法を初公開! | 大企業のアジャイル変革のプロが教える、日本企業再生の切り札。官僚機構の安定性と高速実験のハイレベルな両立で組織力を高める。 | 大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、流れと動きを持った「ストーリー」として戦略を組み立てている。多くの事例をもとに競争戦略の思考パターンを解き明かす。 |
発売日 | 2021/10/29 | 2021/7/30 | 2022/4/22 | 2021/8/20 | 2012/5/10 |
商品の説明
出版社からのコメント
第1章 戦略立案には本当に3カ月かかるのか
第2章 ウォールーム--少人数、短期間で実施
第3章 ビジョンの意外な戦略性を知る
第4章 人材獲得戦略を「南極探検」「建築家の素養」に学ぶ
第5章 ジャイキリへの挑戦
第6章 経営戦略としての人材を語ろう
第7章 DXはIT化の名称変更か、それとも戦略か?
第8章 戦略に「実行力」を注入する
著者について
コンサルティング会社GX代表取締役
GX代表取締役
元日本IBM常務執行役員
アクセンチュア、PwCコンサルティング、IBM戦略コンサルティンググループ、GCAなどにおいて、20年超にわたり戦略コンサルティング業務に従事。専門は、新規事業開発、B2B営業改革、グローバル戦略、ポストマージャーインテグレーション(PMI)、グローバル人材戦略。2002年のIBMによるPwCコンサルティング買収の際、PwCコンサルティング側統合リーダーを務め、当事者として経営統合を体験。その後、日本IBMにて、10年間にわたり「戦略コンサルティンググループ」を統括。2012年からは日本IBMにおけるグローバリゼーションサービス責任者を兼任。2013年IBM卒業後、内田洋行の特別顧問就任。ワークスタイルコンサルティングの立ち上げに従事。2014年GCA参画。「戦略・PMIサービス」事業の立ち上げに従事。2018年GCA退職後、新規事業開発の専門会社としてGXを設立し、現職。早稲田大学理工学部卒業、同大学大学院修士課程修了。
登録情報
- ASIN : B09DYJ9S3N
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2021/10/29)
- 発売日 : 2021/10/29
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 7247 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 228ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 50,753位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,450位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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また、本として全体〜部分にいたるまで構成力がなく、読んでいると自分がどこにいてどういう論理を追っていて、なぜこの「質問」が出てきたのか分からなくなり、ストレスが溜まることが難点。(口語的な、「あ、そういえば〜」みたいな話の飛びが多かったり、適切な接続詞がなかったり、、、)
あと事例が非常に内容が薄く、参考にならない。そこは各クライアントと頑張って交渉して、せめて一つくらいは深掘り掲載して欲しかった。。。
本書の著者のお話を聞く機会が以前少しあり、当然経験豊富で頭脳明晰なコンサルタントの方だが、難しい話を平易な言葉と論理で分かりやすく説明できるという、本来コンサルタントとはかくあるべきみたいな方で、へーーーすごいと感心感服ばかりだった。
というわけで、著者名を見て即座にポチったのだが、経営課題を単純だが本質を突く質問で捉える試みというか思考実験が繰り広げられている本である。真似しようと思うと怪我をすると思うし、また、著者のPatreon的な感じのTryfunds社という手広いコンサルタント会社へのサービス誘導っぽく読めなくもないが、そんなことは脇に置いておいて、読者側が抱える個々の課題や問題意識次第で、得るものは無限にあると思われる。
本書において枝葉中の枝葉ながら詰まらないことを一つ書くと、著者がかつて勤務されたIBMの事例が複数登場する。遠慮なく書きやすいのだと思うが、ご存じの通りIBMはハードウェアビジネスをAmazon等クラウドに侵食され、また自社のクラウドもソフトも鳴かず飛ばず、会社を切り売りする残念な状況である。成功事例のテイで紹介されている事例の中に、IBMの衰退の一因となったものもあるのでは、と感じる次第である。本書を手に取られる賢明な各位が、事例そのものを参考する事は無いものとは思いつつ。
この一言で、今後、どのようなものを「戦略」と呼んでいいのか、
自分の中でしっくりきた。
「あなたの野望はなにか?」
これが本来の戦略立案ではなかったかと思い出させてくれます。私には40分でこのようなやり取りを行う知識の深さも洞察力も持ち合わせてはいませんが、確実に経営層にささる会話を始めることができます。そもそも会社経営とは何かまで考えさせられました。
「あなたはこの会社をどうしたいですか?」などとくだらない質問は今日限り捨ててください。何を聞くべきかがこの書に詰まっています。
一気に読んでいただいても、拾い読みしていただいても役に立ちます。
きれいな表紙に申し訳ないが付箋をつけて使うべき書籍です。
ただ一生懸命仕事をして入れば、それが企業の成長だと勘違いをしてきた役員層にも是非読んでいただきたい今年一番の良書でした。
時間を立てた戦略と、40分で作った戦略。果たして時間をかければ優れた戦略ができるのか!?
戦略を立てるのは40分で十分・・・という言葉が印象的。しかし、読んで納得の理由から。
コンサルタントの戦略立案に関しての問題定義。優秀な10の「問い」
40分という根拠となる、どういう「問い」を投げ掛ければ、「判断」に関する情報が出てくるのかの「問い」が書かれた本。その「問い」が秀逸だと感じる。