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4つの気質と個性のしくみ シュタイナーの人間観 単行本 – 2005/11/5
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人間の性格を作る4つの気質を手がかりに、自分自身の個性を知り、
苦手な相手ともうまくいくための方法を、ユーモラスな語り口と、面白い事例で示す。
気質について理解したい人への最良の一冊。
シュタイナー学の第1人者による書き下ろし、ドイツに先駆けての日本語版刊行。
◇2005年11月刊行・現在(2010年8月)第4刷◇
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社トランスビュー
- 発売日2005/11/5
- ISBN-104901510355
- ISBN-13978-4901510356
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商品の説明
著者からのコメント
あなたは自分の性格を気に入っていますか。 性格だからどうしようもない、 と思ったことはありませんか。 自分の性格だけじゃありません。 ふだんつきあう相手のなかにも、 気が合う相手もいれば、 どうしても合わない相手がいることと思います。 では、どうしてこういうことが起きるのでしょう。
この問題について、 私たちの性格を形づくっている気質の観点から見ていきましょう。 耳慣れない言葉かもしれませんが、 気質には、 積極的だけど怒りっぽい胆汁質、 ほがらかだけどあきっぽい多血質、 まじめだけどくよくよしがちな憂鬱質、 おだやかだけどやる気がない粘液質といった四つがあります。 四つの気質が占める割合が人によって違うため、 それぞれの性格も違ってくるのです。
性格的な問題や人間関係の摩擦は、 気質の極端な偏りのせいで引き起こされます。 四つの気質の長所と短所を知り、 偏りを緩和させることによって、よりよい人間関係を築くことが可能になるのです。
シュタイナー教育では、 子どもの気質を重視します。
それぞれの気質に応じた教育的な配慮をすることによって、子どもたちは自分の気質をコントロールできる人間に育ちます。学校時代から自分の気質が偏らないように気をつける習慣を身につけておけば、大人になってからも人間関係に振り回されることなく、自分の人生に自信を持てるようになるのです。
わかりやすい例をご紹介しましょう。多血質の子ども同士を隣りに座らせると、彼らはだんだん静かになります。もともと明るくておしゃべりが大好きな子どもたちです。いっしょにいると、さぞうるさいのではないかと思われるかもしれませんが、 まったく逆の効果があるのです。 家庭訪問をすると、彼らの母親は 「うちの子どもは、隣りの子どもがうるさいといつも文句を言っています」 と、決まって言います。そんなとき私は「だからこそ、 隣りに座らせているのです」と答えます。
つまり、多血質の二人の子どもが、たがいに隣りがうるさいと親に文句を言うということは、自分のもっている問題がほかの子どもを通してはっきり見えているということなのです。それに気づくことによって、自分の気質の偏りを和らげていくきっかけが生まれるのです。
『4つの気質と個性のしくみ』では、子どもの気質だけにとどまらず、大人が自分の気質をどうコントロールすればいいかについても、具体的に扱っています。 自分自身が思うようにならないことで困っている人は、少なくないでしょう。たとえば、胆汁質が強い人は、すぐにカッとなりやすいことについて悩んでいるでしょう。何をやっても三日坊主で、長続きしないことに悩んでいる人は、多血質が強すぎるからそうなっているのです。
個性にはいろいろあります。気質的な調和が取れると、みな同じ個性になるわけではありません。世界が同じ気質の人ばかりになったら、どんなに退屈かわかりません。本書を通して、まず自分自身の気質の偏りに気づき、自分の気質をコントロールできるようになれたら、身のまわりの人と、 もっとよく分かりあえるようになれるでしょう。そして、相手を理解しようとすることこそが、社会のあり方さえも変えていく力を生む第一歩になるのです。
(ヘルムート・エラー/気質学)
抜粋
あなたのまわりには、きっといろんな性格の人がいるでしょう。とても気があう人もいれば、どうしてもうまくいかない人もいるはずです。人間関係でまったく悩まない人など、いないものです。では、どうしてそういうことが起きるのでしょうか。
私たち人間の性格は、四つの気質からできています。怒りっぽい「胆汁質(たんじゅうしつ)」、ほがらかな「多血質(たけつしつ)」、のんびりした「粘液質(ねんえきしつ)」、きまじめな「憂鬱質(ゆううつしつ)」といった特徴をもつ四つの気質が混じりあう割合が、人によってそれぞれちがうため、一人ひとりの性格が異なっているのです。
この本で気質を学ぶことによって、自分の本当の個性がよくわかるようになると同時に、苦手な相手とも、もっとわかりあえるようになれるでしょう。
・・・・(中略)・・・・
この本を通じて、読者が四つの気質に興味をもち、自分の子どもや友だち、夫婦のあいだや職場の中で、実際に役立てていただけたら幸いです。人間同士が憎しみあい、さまざまな争いや紛争がたえないこの時代だからこそ、まず自分のまわりの人間から理解していくことが、何よりも大切なのです。
また私は、長年シュタイナー教育にたずさわってきた教育者でもあります。シュタイナーは、子どもの気質を重視する教育のあり方を、いちはやく提言しました。気質をもとに、一人ひとりの子どもの個性を見ぬき、教育に生かすというシュタイナーのこの考えを、私はクラス担任という仕事をとおして実践してきたのです。子どもの気質にあわせた教育がどのような効果をもたらすかについても、本書で具体的に紹介します。親や先生など、子どもの教育にかかわるすべての人にとって、かならず参考になることと思います。
この本が、できるだけ多くの読者の手に届くよう、心から願っています。
2005年夏 ヘルムート・エラー
著者について
1935年、ハンブルク生まれ。ドルナッハ・シュタイナー教育教員養成ゼミナール卒。ドイツのシュタイナー学校での担任を経て、1988年よりハンブルク・シュタイナー学校教員養成ゼミナールの代表として、シュタイナー教育の普及に力を注ぐ。現在は退職し、世界各国で精力的に講演活動を行なう。専攻は気質学。邦訳書に『人間を育てる-シュタイナー学校の先生の仕事』(トランスビュー)。
[訳者]鳥山雅代(とりやま まさよ)
1968年、東京生まれ。自由の森学園卒業後、ミュンヘンのオイリュトミー学校で学ぶ。1995年から2002年まで、ニュルンベルクのシュタイナー学校でオイリュトミーを教える。現在は、ニュルンベルクアントロポゾフィー協会、賢治の学校とともに、ニュルンベルクでの日本人を対象としたシュタイナー教育のゼミナールを運営。訳書にマンフレッド・クリューガー著『MEDITATION―芸術としての認識』、『人間を育てる-シュタイナー学校の先生の仕事』(トランスビュー)。
登録情報
- 出版社 : トランスビュー (2005/11/5)
- 発売日 : 2005/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4901510355
- ISBN-13 : 978-4901510356
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,342位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 211位教育学 (本)
- - 2,158位教育学一般関連書籍
- - 5,750位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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その秘密の一部が明かされる、そんな本です。
人間は同じものを見てもこんなに受け取り方、感じ方が違うということが実感もてるようになりました。
大人同士の関係にも生かせます。
でも子供同士の関係に悩む親にもお勧めです。
あの子は本当に意地悪なのか?あの子はいつもぼーっとしているのか?
どう思うとあんな行動になるのか?
理由がわかれば、少しは対処法があるときもあります。
典型的な揉めパターンも見えてきます。
一度読んだくらいで納得はできませんが、だからこそ、手元に置いて時々振り返りたくなる良書です。
子育てに悩める親の方にそっと渡したくなる本です。
興味はあるけど知識は無いという人も、読んで損は無いかと思います。
シュタイナー教育関係の書物は、どうしても思想や概念が中心の内容
になりがちですが、この本は具体的な事例などで気質について説明を
しているので、非常にわかり易い。
個人的には「シュタイナー教育関係者必読」などと思っています。
この本は、以前借りて読んだのですが、手元に持っていたいと思って購入しました。
子供の4つの気質を知りどう向き合えばよいのかが書かれてあって、なるほど!と思える内容です。
ことに低学年の児童を受け持つ教師、または保護者に有効かと思われる。
読みやすいこともあり、一度クセのある児童に思い悩む方がおられたら一読を勧めたい。
分かりやすく何度でも読み返せます。
この本を読んでさらに興味深くなりました。
基本の気質は4つだけれどそれだけでないこと、自分の子供の気質とどうやって向き合っていけるかアドバイスして
くれているような気がします。
一度読んだだけではまた忘れてしまうので思い出したらまた読み返してと繰り返し読んでいます。
子どもだけではなく、大人の対人関係ににも役に立つと思います。