小説の中に登場する人物たちと同世代の子供を持つ親として、非常にテンポ良く一気読できました。
外から見たら成功者や勝ち組に見える家庭にも、それぞれの家庭ならではの問題や心配事があり、自分の家庭環境や家族との関係を振り返る良い機会となりました。
たくさんの方がレビューされているようにスッキリとしたエンディングなので、読み終わった時に爽快感があります。
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息が詰まるようなこの場所で 単行本 – 2023/1/30
外山 薫
(著)
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【啓文堂書店 小説大賞2023 第1位!】
タワマン文学の先駆者、窓際三等兵(かもしれない人の)初の書下ろし長編小説!
タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。
大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。種々のストレスから逃れたいと思ったとき、向かったのは親友・マミの元だった。かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。
幸せとはなんなのだろう。
逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤!
※紙書籍版カバー裏には、特別短篇「高杉隆の初恋」を収録(電子版には収録されません)。
※電子書籍版巻末には、特別短篇「目黒奈々子の後悔」を収録。
タワマン文学の先駆者、窓際三等兵(かもしれない人の)初の書下ろし長編小説!
タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。
大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。種々のストレスから逃れたいと思ったとき、向かったのは親友・マミの元だった。かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。
幸せとはなんなのだろう。
逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤!
※紙書籍版カバー裏には、特別短篇「高杉隆の初恋」を収録(電子版には収録されません)。
※電子書籍版巻末には、特別短篇「目黒奈々子の後悔」を収録。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2023/1/30
- 寸法13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104047373400
- ISBN-13978-4047373402
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2023/1/30)
- 発売日 : 2023/1/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4047373400
- ISBN-13 : 978-4047373402
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,737位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 711位日本文学
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TVで紹介されていて、欲しい欲しいと思いながら かなり時間が経ってからの注文でした
読みやすくて そして 人物像が目に浮かびます
タワマンの低層階に住んでいる知人がいたので なんとなく重なってしまった
実際にありそうな話だなと
タワマンの中層階より上に住めないのなら 住まない方がいいのかな?とも
カバーの裏にも オマケのお話があり 最後まで楽しめました
読みやすくて そして 人物像が目に浮かびます
タワマンの低層階に住んでいる知人がいたので なんとなく重なってしまった
実際にありそうな話だなと
タワマンの中層階より上に住めないのなら 住まない方がいいのかな?とも
カバーの裏にも オマケのお話があり 最後まで楽しめました
2023年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この一年で、なんとなく色々な小説を読んできましたが久しぶりに一気読みした本です。
物語の住人は、自分には一生交わることがないかけ離れた人生を歩む人たちかもしれませんが、登場人物1人ひとりが、様々なモノやコトを抱えた「人」である部分が押し出された内容でした。
自分は「母」「妻」「(誰かの)友人」「娘」として自分と重ね合わせられる要素も多く、喜怒哀楽しながら読み進めました。
物語の住人は、自分には一生交わることがないかけ離れた人生を歩む人たちかもしれませんが、登場人物1人ひとりが、様々なモノやコトを抱えた「人」である部分が押し出された内容でした。
自分は「母」「妻」「(誰かの)友人」「娘」として自分と重ね合わせられる要素も多く、喜怒哀楽しながら読み進めました。
2023年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タワーマンションは、昭和時代の団地やニュータウンが高層化しただけで、今も昔も庶民の生活は大変だなぁと思った。
2024年3月5日に日本でレビュー済み
一気読みする魅力はあったが、いったい何を言いたい話しだったのだろう?40代の幸福論?
話のなかで救いは、タワマンで育った子どもたちに自律性があったことかな。
タワマンが故郷となる人間もいるんだなあ。
話のなかで救いは、タワマンで育った子どもたちに自律性があったことかな。
タワマンが故郷となる人間もいるんだなあ。
2023年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はあくまで小説(フィクション)ですが、大都会にそびえ立つタワーマンションの上層階と下層階のそれぞれの住民視点で物語が進むため、とてもリアルでした。
本書は、タワーマンション購入前の留意事項として一読をおすすめします。
以上です。
本書は、タワーマンション購入前の留意事項として一読をおすすめします。
以上です。
2024年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲスくて、読んだ自分が嫌になるのではないかと予想しつつ、読んでみたが、自分が悩んでいることがいかにありふれていて、そう悲観するほどのものではないように感じられた。読んでよかったと思う。
2024年1月30日に日本でレビュー済み
本を手にしてプロローグをとりあえず読んでみた時、この作家さん文章力あるなと思った。興味深い内容の上に読みやすい文体でサクサク進んだ。
タワマン事情にだいぶ詳しくなった。この本を読んでいると、東京に住んでいなくて良かった、タワマンに住んでいなくて良かったって気になる。
登場人物の本音と大人の会話もリアルでおもいしろい。
最後いい感じでおさまってちょっとホッとした。
文章がキマッてる。
タワマン事情にだいぶ詳しくなった。この本を読んでいると、東京に住んでいなくて良かった、タワマンに住んでいなくて良かったって気になる。
登場人物の本音と大人の会話もリアルでおもいしろい。
最後いい感じでおさまってちょっとホッとした。
文章がキマッてる。