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パリの砂漠、東京の蜃気楼 (ホーム社) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 127個の評価

一歳と四歳の娘と始めたパリでの母子生活。近づく死の影から逃れるための突然の帰国。夫との断絶の中、フェスと仕事に追われる東京での混迷する日々……。生きることの孤独と苦悩を綴った著者初のエッセイ集。<自分を愛することを認めてくれる人はたくさんいるけれど、自分を愛さないことも認めてくれる人は稀有で、金原ひとみさんはその一人だと思う。西加奈子><壊れるように成熟してゆく魂。パリ―東京の憂鬱を潜り抜け、言葉は、痛みと優しさとの間を行き交いつつ、気怠く、力強い。比類なく魅力的な作品。平野啓一郎>
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B087477JKH
  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2020/4/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/4/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 387 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 177ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 127個の評価

著者について

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金原 ひとみ
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1983(昭和58)年、東京生れ。2003(平成15)年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌年、同作で芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ハイドラ (ISBN-13: 978-4101313313 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
127グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
凡庸な精神の持ち主ではない筆者に、ため息。
自分はなんて普通でぬるく浅い人間なんだ!と、赤面すると同時にどこか安堵する一冊。
日々の細やかな一瞬や生活が、愛おしくなる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説作品とはまた違った魅力があってよかったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若いころと変わらない印象。読むと心がざわざわする。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エッセイとは珍しいなと思ったが、やはりいつもの金原ひとみだった。
いつも小説では著者の分身としか思えないキャラクターたちが登場するが、
今作は著者が主人公の自伝的小説風エッセイとなっている。
小説以上に情緒不安定でメンヘラむき出しの感情が散りばめられ、
だが同時に覚めた客観性が併存する感覚。
マザーズでこれでもかと子供への愛と破壊衝動を書き連ねていた感覚が
当エッセイでも炸裂しており、いわゆる「エッセイ好き」な人には到底おススメできない。

それにしても、万人向け?知らねーよ、バーカ的な彼女のスタンスは心地よい。
芥川賞受賞後にアッシュベイビーを出す、歪な遠慮なしの挑発。
読者に媚びないスタンスに敬服する。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二言目には泣きたいだの死にたいだのと厭世的且つ自己嫌悪の念を
痛々しいほど垂れ流しているのに、文体が醒めててドライなので
メンヘラ特有のかまってちゃん的なナマ臭さが感じられない。
共感は全くできないが、自分を鬱々とディスり続ける著者の
強烈な自己愛に興味を引かれスラスラと読める。
この人は何がどうなったら満足なのか?何をどうしたら幸せなのか?
もしかしたら、自身の中に渦巻く”生きづらさ”とか”闇”が
生きる糧なんじゃないかと思った。それがなくなって、完全に
満足し書くことがなくなったらTHE ENDなんだろうな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ものすごくポジティブになった1時間後に死にたいような気持ちになる。
さっきは娘のことを心底可愛いと思ったのに、その数十分後には、有り得ないくらい憎らしくなる。
友達と散々飲んではしゃいで、でも1人になると虚しくてたまらなくなる。
そしてまた激しい自己嫌悪に陥る。
そういう一貫性のない支離滅裂な浮き沈みの激しい自分を頭がおかしいんじゃないかと思うことがある。
でも、私以上にそれが激しい人がいる!そう思わせてくれるから、この本を読んでいるとなぜだか落ち着くのかもしれない。
この人の本はもはや私にとっては癒しです。
アマゾン依存のピエロだっていい。
どうか壊れずに書き続けてほしい。
53人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金原の本を読むのは二冊目である。一冊目は彼女のデビュー作の「蛇にピアス」であった。

 本作は金原の日記である。舞台としては当時金原が住んでいたパリと、時折帰国した際の
東京である。作家の日記というものは珍しいものではなく、むしろ著作の一つのジャンルとして
確立されている感はある。但し、厳密に言うと本作が日記なのかどうかは微妙なところである。
日記というよりは「私小説」に近い地点で金原が本作を書いているような気がしてならない。

「蛇にピアス」を出したころの金原は、女性ながらも久しぶりに出てきた無頼派の作家のように
見えた。それから年月を経て、家庭を構え、二人の子供を抱える金原は変わったのだろうか。
本作を読む限り、彼女の持つ資質は余り変わっていないと思った。子供の世話をしながらも
相変わらず過剰なまでの自分自身を抱え、自家中毒にも見えるような「彷徨」を繰り広げている
姿が本作である。

その「彷徨」が実際の著者の置かれたものだったのか、実は著者の創作なのかは僕には
判断できない。但し、どちらでも良い。本作を私小説として読むのである以上、内容がフィク
ションなのかノンフィクションなのかという区別は僕にとっては意味を為さないからだ。これは
たとえば志賀直哉のいくつかの短編を読む際にも通用する話なのだと思う。志賀直哉が
嬉々として書いた自らの浮気と発覚の一連の短編は創作なのか実話なのかというような
問いを否定している点と共通する。

 ではかような私小説に対して僕は共感を覚えたのだろうか。結論的にいうと、共感を覚える
以前に良く分からないという状態にあったことが正直なところだ。金原が描き出す風景は
僕には良く見えなかった。風景が見えないなかで共感することは僕には無理だ。但し、金原の
息遣いはしっかりと聞くことが出来た。今後金原の本をどのくらい読む機会があるのかは
分からないものの、一度聞いた息遣いは多分忘れないだろうと思ったことも確かだ。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもとても素敵です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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