休暇が取れるようになるためのノウハウが書かれた、最近よくある本かと思いきや。読んでびっくり、バカンスで有名なあのフランスも、昔は今の日本のように休暇が取りにくい国だったなんて、、、をはじめ。そんなフランスがどうやって今のフランスになったのか。歴史、文化、データ・ファクトを丁寧に調べあげてまとめあげた傑作。私自身も著者だが、この本を書くのにものすごい時間と労力がかけられていることが一発でわかるくらいだった。
後半は日本がどうすればフランスと同じようにバカンスを楽しみながら生産性高く働く国家になれるのか。具体的に提案・提言もしている。著者の日本への愛が溢れる1冊だ。
きちんと休んで生産性の高い働き方を目指す人はもちろん、これからの日本をリードしていく人たちも必読の休み方改革の指南書だ。
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休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方 単行本 – 2023/5/15
高崎 順子
(著)
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経営者もサラリーマンも必見!バカンスは仕事の生産性を上げ、人生を彩る。
今の日本に必要な働き方がここにある!
・仕事を効率化したい
・不況対策
・心身の疲労
・モチベーションの低下
・部署内の人間関係
バカンスが解決するかも!?
日本と同じようにかつては「休めない国」だったフランス。
今では仕事も経済も回しながらガッツリ休むようになったフランスのやり方をヒントに「休むための働き方」を考える!
第1章 休みベタな国から、休むために働く国へ
第2章 実録! 年5週間休む人々の働き方 ~ サラリーマン編
第3章 経営者&管理職が語る、休暇マネジメントの思想と実践
第4章 年休5週間が社会に与える影響は? データで見るバカンスの効能
第5章 今からできる! 法制度と実例から考える日本のバカンス
今の日本に必要な働き方がここにある!
・仕事を効率化したい
・不況対策
・心身の疲労
・モチベーションの低下
・部署内の人間関係
バカンスが解決するかも!?
日本と同じようにかつては「休めない国」だったフランス。
今では仕事も経済も回しながらガッツリ休むようになったフランスのやり方をヒントに「休むための働き方」を考える!
第1章 休みベタな国から、休むために働く国へ
第2章 実録! 年5週間休む人々の働き方 ~ サラリーマン編
第3章 経営者&管理職が語る、休暇マネジメントの思想と実践
第4章 年休5週間が社会に与える影響は? データで見るバカンスの効能
第5章 今からできる! 法制度と実例から考える日本のバカンス
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2023/5/15
- 寸法13 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104047373397
- ISBN-13978-4047373396
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出版社より
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2023/5/15)
- 発売日 : 2023/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 4047373397
- ISBN-13 : 978-4047373396
- 寸法 : 13 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,020位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,279位評論・文学研究 (本)
- - 3,126位投資・金融・会社経営 (本)
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著者について
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1974年東京生まれ。東京大学卒業後、出版社勤務を経て2000年に渡仏。食を中心にフランス文化に関する執筆、取材コーディネーション等に携わる。フランスの食情報を伝えるブログ「フランスの食ネタ帳」http://shokuneta.exblog.jpを共同運営。著書に「パリ生まれ プップおばさんの料理帖」(オプティ美保氏との共著)など。
イメージ付きのレビュー
5 星
「働き方と同時に、休み方を支援する国に」、休む権利は先ず制度。その先にある休み方
「無理をしない」「ゆっくり生きる」個人の心の持ち方を説き、”情緒”で休み方を推進する本は書店に多く見られますが、本書は髙崎さん自身が集めた調査データや直接体験に基づく一次情報が豊かで、日仏社会の比較に説得性があります。・第1章のタイトルに現れる「休むために働く国」といったお国柄や「フランス人は休暇のために働く」というカルチャーは他の書物を通してこれまでもなんとなく知っていましたが、改めて本書でフランスと日本の年次休暇制度を比較し、経営者や管理職に従事する方々の言葉を読んで、まずはトップダウンで制度が必要と理解できました。・読み応えがあった第3章。各職種のケーススタディの中、保育職の代表取材にある「休暇取得の必要性を、社会全体で理解する」というフレーズが印象的だと感じ、今の日本社会に必要なものと深く共感できました。「メディア人」という自分と近い働き方や業界の、働き休むためのマネジメントについても知ることができました。・最終章で髙崎さんはこの本の最終目的が「フランスのバカンス文化を知ること」ではなく「日本社会での長期休暇と働き方・休み方を考えていくこと」、伝えたいことは「働き方と同時に、休み方を支援することの必要」と書いています。読者の方の休暇の状況もそれぞれだと思いますが、私が個人的にこの本と出会ってよかったと思う理由は、生活、仕事、その他、今まさに日々の時間マネジメントが日々の課題で、自分の「休み方」をマネジメントする必要性とも向き合うきっかけを与えてくれたこ とでした。後半で、髙崎さん自身の休暇エピソードも登場しますが、ご自身が満たされる休暇の過ごし方のポイントも垣間見え、まず「自分がどう楽しむか」から休み方改革は始まると確からしく感じました。社会が変わるのを待つだけでなく、自分が置かれた職場環境のシステムに依存するだけでもなく、自分自身からも何か周囲に働きかけ、2023年は、日本社会がより休み(有給、バカンス)をとりやすい環境へ前進するよう、まずは身近な足場から行動できればと思います。
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滝川 徹
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PN
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欧州のバカンス文化は当たり前に根付いているイメージなので、そういう風習の裏に努力があるとは想像したことがなかった。バカンスが好きな人たちなんだな、くらいに考えていた。
でも、この本では、かつてフランス政府がものすごい覚悟で制度を作り、休む風習がなかった国民にバカンスの風習を根付かせ、長年にわたり試行錯誤を続け、今も職業各種でそれぞれの工夫をしつつ、官民全体で休みを死守しているという事実が語られていた。驚いた。
さらに、この本では、各業種がどうやって休みを取りつつ仕事をまわしているのかも、取材レポートという形でくわしく紹介されている。バカンスまで行かなくても、長時間労働防止やよりよい働き方に興味がある会社員、経営者の人の参考にもなるのではないだろうか。
研究者のような著者の渾身のレポート。今後、働き方改革が進む日本では、幾多の困難が待ち受けているだろう。そんな日本にとって良質の「休み方の取り方ガイド」になるに違いない。
でも、この本では、かつてフランス政府がものすごい覚悟で制度を作り、休む風習がなかった国民にバカンスの風習を根付かせ、長年にわたり試行錯誤を続け、今も職業各種でそれぞれの工夫をしつつ、官民全体で休みを死守しているという事実が語られていた。驚いた。
さらに、この本では、各業種がどうやって休みを取りつつ仕事をまわしているのかも、取材レポートという形でくわしく紹介されている。バカンスまで行かなくても、長時間労働防止やよりよい働き方に興味がある会社員、経営者の人の参考にもなるのではないだろうか。
研究者のような著者の渾身のレポート。今後、働き方改革が進む日本では、幾多の困難が待ち受けているだろう。そんな日本にとって良質の「休み方の取り方ガイド」になるに違いない。
M
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なんとなくタイトルが気になり読んだ一冊。非常におもしろかった。
フランス=バカンスのイメージはたしかにあるけれど、このイメージが確立された裏には国家レベルでのプロジェクトともいうべき、制度構築に向けた努力があったことを初めて知った。
何よりも、その根底には以下の思いがあったという点が印象に残った。
まとまった年次休暇とは、余暇=「自分の好きに使える、自由な時間」のこと。そして余暇とは、生きる喜びと、人としての尊厳を知ることができる時間である。その時間を労働者や農民にも持ってほしいというのが、年次休暇を「原則連続取得で、15日間」とした、政府の明確な意向でした。
日本の長時間労働は課題として認識されていて、働き方改革という言葉はよく聞くようになったが、生産性向上といった側面だけでなく、人間らしい生活とは何か、人生の豊かさとは何か、といった生きることの本質に目をむけた形で、休み方含めて働き方の見直しが進んでいってほしいと感じた。
属人的な業務のあり方は見直すべきといった、働き方改革を進める上でも参考になる記載も多々あり、長期休暇をとるなんて...と思っているような国や企業のお偉いさん方にもぜひ手にとってほしい。
フランスという国にも興味がわいた一冊だった。
フランス=バカンスのイメージはたしかにあるけれど、このイメージが確立された裏には国家レベルでのプロジェクトともいうべき、制度構築に向けた努力があったことを初めて知った。
何よりも、その根底には以下の思いがあったという点が印象に残った。
まとまった年次休暇とは、余暇=「自分の好きに使える、自由な時間」のこと。そして余暇とは、生きる喜びと、人としての尊厳を知ることができる時間である。その時間を労働者や農民にも持ってほしいというのが、年次休暇を「原則連続取得で、15日間」とした、政府の明確な意向でした。
日本の長時間労働は課題として認識されていて、働き方改革という言葉はよく聞くようになったが、生産性向上といった側面だけでなく、人間らしい生活とは何か、人生の豊かさとは何か、といった生きることの本質に目をむけた形で、休み方含めて働き方の見直しが進んでいってほしいと感じた。
属人的な業務のあり方は見直すべきといった、働き方改革を進める上でも参考になる記載も多々あり、長期休暇をとるなんて...と思っているような国や企業のお偉いさん方にもぜひ手にとってほしい。
フランスという国にも興味がわいた一冊だった。
Ann
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「無理をしない」「ゆっくり生きる」個人の心の持ち方を説き、”情緒”で休み方を推進する本は書店に多く見られますが、本書は髙崎さん自身が集めた調査データや直接体験に基づく一次情報が豊かで、日仏社会の比較に説得性があります。
・第1章のタイトルに現れる「休むために働く国」といったお国柄や「フランス人は休暇のために働く」というカルチャーは他の書物を通してこれまでもなんとなく知っていましたが、改めて本書でフランスと日本の年次休暇制度を比較し、経営者や管理職に従事する方々の言葉を読んで、まずはトップダウンで制度が必要と理解できました。
・読み応えがあった第3章。各職種のケーススタディの中、保育職の代表取材にある「休暇取得の必要性を、社会全体で理解する」というフレーズが印象的だと感じ、今の日本社会に必要なものと深く共感できました。「メディア人」という自分と近い働き方や業界の、働き休むためのマネジメントについても知ることができました。
・最終章で髙崎さんはこの本の最終目的が「フランスのバカンス文化を知ること」ではなく「日本社会での長期休暇と働き方・休み方を考えていくこと」、伝えたいことは「働き方と同時に、休み方を支援することの必要」と書いています。
読者の方の休暇の状況もそれぞれだと思いますが、私が個人的にこの本と出会ってよかったと思う理由は、生活、仕事、その他、今まさに日々の時間マネジメントが日々の課題で、自分の「休み方」をマネジメントする必要性とも向き合うきっかけを与えてくれたこ とでした。
後半で、髙崎さん自身の休暇エピソードも登場しますが、ご自身が満たされる休暇の過ごし方のポイントも垣間見え、まず「自分がどう楽しむか」から休み方改革は始まると確からしく感じました。
社会が変わるのを待つだけでなく、自分が置かれた職場環境のシステムに依存するだけでもなく、自分自身からも何か周囲に働きかけ、2023年は、日本社会がより休み(有給、バカンス)をとりやすい環境へ前進するよう、まずは身近な足場から行動できればと思います。
・第1章のタイトルに現れる「休むために働く国」といったお国柄や「フランス人は休暇のために働く」というカルチャーは他の書物を通してこれまでもなんとなく知っていましたが、改めて本書でフランスと日本の年次休暇制度を比較し、経営者や管理職に従事する方々の言葉を読んで、まずはトップダウンで制度が必要と理解できました。
・読み応えがあった第3章。各職種のケーススタディの中、保育職の代表取材にある「休暇取得の必要性を、社会全体で理解する」というフレーズが印象的だと感じ、今の日本社会に必要なものと深く共感できました。「メディア人」という自分と近い働き方や業界の、働き休むためのマネジメントについても知ることができました。
・最終章で髙崎さんはこの本の最終目的が「フランスのバカンス文化を知ること」ではなく「日本社会での長期休暇と働き方・休み方を考えていくこと」、伝えたいことは「働き方と同時に、休み方を支援することの必要」と書いています。
読者の方の休暇の状況もそれぞれだと思いますが、私が個人的にこの本と出会ってよかったと思う理由は、生活、仕事、その他、今まさに日々の時間マネジメントが日々の課題で、自分の「休み方」をマネジメントする必要性とも向き合うきっかけを与えてくれたこ とでした。
後半で、髙崎さん自身の休暇エピソードも登場しますが、ご自身が満たされる休暇の過ごし方のポイントも垣間見え、まず「自分がどう楽しむか」から休み方改革は始まると確からしく感じました。
社会が変わるのを待つだけでなく、自分が置かれた職場環境のシステムに依存するだけでもなく、自分自身からも何か周囲に働きかけ、2023年は、日本社会がより休み(有給、バカンス)をとりやすい環境へ前進するよう、まずは身近な足場から行動できればと思います。
「無理をしない」「ゆっくり生きる」個人の心の持ち方を説き、”情緒”で休み方を推進する本は書店に多く見られますが、本書は髙崎さん自身が集めた調査データや直接体験に基づく一次情報が豊かで、日仏社会の比較に説得性があります。
・第1章のタイトルに現れる「休むために働く国」といったお国柄や「フランス人は休暇のために働く」というカルチャーは他の書物を通してこれまでもなんとなく知っていましたが、改めて本書でフランスと日本の年次休暇制度を比較し、経営者や管理職に従事する方々の言葉を読んで、まずはトップダウンで制度が必要と理解できました。
・読み応えがあった第3章。各職種のケーススタディの中、保育職の代表取材にある「休暇取得の必要性を、社会全体で理解する」というフレーズが印象的だと感じ、今の日本社会に必要なものと深く共感できました。「メディア人」という自分と近い働き方や業界の、働き休むためのマネジメントについても知ることができました。
・最終章で髙崎さんはこの本の最終目的が「フランスのバカンス文化を知ること」ではなく「日本社会での長期休暇と働き方・休み方を考えていくこと」、伝えたいことは「働き方と同時に、休み方を支援することの必要」と書いています。
読者の方の休暇の状況もそれぞれだと思いますが、私が個人的にこの本と出会ってよかったと思う理由は、生活、仕事、その他、今まさに日々の時間マネジメントが日々の課題で、自分の「休み方」をマネジメントする必要性とも向き合うきっかけを与えてくれたこ とでした。
後半で、髙崎さん自身の休暇エピソードも登場しますが、ご自身が満たされる休暇の過ごし方のポイントも垣間見え、まず「自分がどう楽しむか」から休み方改革は始まると確からしく感じました。
社会が変わるのを待つだけでなく、自分が置かれた職場環境のシステムに依存するだけでもなく、自分自身からも何か周囲に働きかけ、2023年は、日本社会がより休み(有給、バカンス)をとりやすい環境へ前進するよう、まずは身近な足場から行動できればと思います。
・第1章のタイトルに現れる「休むために働く国」といったお国柄や「フランス人は休暇のために働く」というカルチャーは他の書物を通してこれまでもなんとなく知っていましたが、改めて本書でフランスと日本の年次休暇制度を比較し、経営者や管理職に従事する方々の言葉を読んで、まずはトップダウンで制度が必要と理解できました。
・読み応えがあった第3章。各職種のケーススタディの中、保育職の代表取材にある「休暇取得の必要性を、社会全体で理解する」というフレーズが印象的だと感じ、今の日本社会に必要なものと深く共感できました。「メディア人」という自分と近い働き方や業界の、働き休むためのマネジメントについても知ることができました。
・最終章で髙崎さんはこの本の最終目的が「フランスのバカンス文化を知ること」ではなく「日本社会での長期休暇と働き方・休み方を考えていくこと」、伝えたいことは「働き方と同時に、休み方を支援することの必要」と書いています。
読者の方の休暇の状況もそれぞれだと思いますが、私が個人的にこの本と出会ってよかったと思う理由は、生活、仕事、その他、今まさに日々の時間マネジメントが日々の課題で、自分の「休み方」をマネジメントする必要性とも向き合うきっかけを与えてくれたこ とでした。
後半で、髙崎さん自身の休暇エピソードも登場しますが、ご自身が満たされる休暇の過ごし方のポイントも垣間見え、まず「自分がどう楽しむか」から休み方改革は始まると確からしく感じました。
社会が変わるのを待つだけでなく、自分が置かれた職場環境のシステムに依存するだけでもなく、自分自身からも何か周囲に働きかけ、2023年は、日本社会がより休み(有給、バカンス)をとりやすい環境へ前進するよう、まずは身近な足場から行動できればと思います。
このレビューの画像
えのき
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読み応えのある本でした。YouTubeで在仏の日本人の方々が長期休暇を楽しんでいる様子や私は田舎に住んでいるのですが、お向かいさんに外国人家族が滞在していておそらくバカンスを楽しんでおられるのです。なぜこんなに家族で何日も旅行できるんだろう?不思議に思っていました。そこでこの本を吸い寄せられるように読みました。
国が主導して国民を休ませる、活力を取り戻す。長期休暇をとってリフレッシュした体験を各個人がもってるから、バカンス時期に社内全体が融通しあう。休みの取得と合わせて、実際に取得した際にも交通費等補助を出して遠くに行きやすくする、庶民にもバカンス体験ができるようハードルを下げる支援策も興味深かったです。国内にも従業員に休みを取れるよう率先している大企業、中小企業の例もあって全部と一気にとはいかなくても部分的にシステムを取り入れて、にじわじわと長期休暇を取れる文化が浸透していくと生きやすくなるなと思いました。
まずは自分ごととして2泊旅行してみます。風のように過ぎ去る怒涛の観光でなく、滞在してその土地を味わってみたくなりました。温泉入ったり、散歩したり、地元の陶芸や何かアクティビティをしたりしなかったり、できたら直売所で地元のものを買って軽く料理したい。考えてるのがすでにちょっと楽しいです。
国が主導して国民を休ませる、活力を取り戻す。長期休暇をとってリフレッシュした体験を各個人がもってるから、バカンス時期に社内全体が融通しあう。休みの取得と合わせて、実際に取得した際にも交通費等補助を出して遠くに行きやすくする、庶民にもバカンス体験ができるようハードルを下げる支援策も興味深かったです。国内にも従業員に休みを取れるよう率先している大企業、中小企業の例もあって全部と一気にとはいかなくても部分的にシステムを取り入れて、にじわじわと長期休暇を取れる文化が浸透していくと生きやすくなるなと思いました。
まずは自分ごととして2泊旅行してみます。風のように過ぎ去る怒涛の観光でなく、滞在してその土地を味わってみたくなりました。温泉入ったり、散歩したり、地元の陶芸や何かアクティビティをしたりしなかったり、できたら直売所で地元のものを買って軽く料理したい。考えてるのがすでにちょっと楽しいです。
yoooo
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フランスでは国をあげて、様々な施策で長期のバカンス取得を後押ししていることが分かり、素晴らしいな、羨ましいなと思いながら読みました。
日本では、たとえ自分の会社が休暇取得しやすくても、取引先から仕事を振られると休みも返上しなければならない(取引先に長期休暇の概念がないと仕事を断りづらい)こともあり、社会全体でそれを当たり前にしていかないとなかなか休暇取得できないですよね。
また今の日本では、コロナ禍もあり、メンタルを壊す人も続出していて、それだけでかなりの生産性の低下を招いていると思うので、そういったメンタルヘルス対策にも休暇をしっかりマネジメントすることが大切だと思います。
この本を政治や経営に関わる人達が読んで、日本人の働き方や休み方がさらに改善することを期待します!
日本では、たとえ自分の会社が休暇取得しやすくても、取引先から仕事を振られると休みも返上しなければならない(取引先に長期休暇の概念がないと仕事を断りづらい)こともあり、社会全体でそれを当たり前にしていかないとなかなか休暇取得できないですよね。
また今の日本では、コロナ禍もあり、メンタルを壊す人も続出していて、それだけでかなりの生産性の低下を招いていると思うので、そういったメンタルヘルス対策にも休暇をしっかりマネジメントすることが大切だと思います。
この本を政治や経営に関わる人達が読んで、日本人の働き方や休み方がさらに改善することを期待します!
通販奴(ツーハンド)
フランスでの休暇(バカンス)の歴史とマネジメントの実例紹介でファクトなどを多用しているが
「で、日本はどうしろと?」と思ってしまいました
週休二日制ができたのだから各業界のマネジメントなどはスタートしたら日本人であっても考えられますし、実行できると思います
現在日本人の労働生産性は諸外国より低いと言われている中でこれを実行する勇気は相当なものでしょう
「国民の幸せはGDPにあらず」と国が言い切れるなら実施も可能でしょう
いずれにしてもこの本だけでは導入の道標のようにはなりません
結局、タイトル通り「休暇のマネジメント」事例集なら★5ですが、著者はそれだけを言いたかったのではないと思う一方でどうしたら良いかについてはよくわからないという感じのする本でした
「で、日本はどうしろと?」と思ってしまいました
週休二日制ができたのだから各業界のマネジメントなどはスタートしたら日本人であっても考えられますし、実行できると思います
現在日本人の労働生産性は諸外国より低いと言われている中でこれを実行する勇気は相当なものでしょう
「国民の幸せはGDPにあらず」と国が言い切れるなら実施も可能でしょう
いずれにしてもこの本だけでは導入の道標のようにはなりません
結局、タイトル通り「休暇のマネジメント」事例集なら★5ですが、著者はそれだけを言いたかったのではないと思う一方でどうしたら良いかについてはよくわからないという感じのする本でした
takataka
「良く働き続けるには、まとまった期間を休む必要がある」
フランスは労働法で年間最短5週間の有給休暇が決められています。円滑な長期休暇の遂行のために社内のみならず、取引先も含めた業界まるごとで取り組み、国はそれを支える法律や制度を整えています。
この本は、そんな仕事も経済も回しながらガッツリ休むフランスのやり方を、資料集やヒント集のような形でお届けします。
また、日本でも取り入れられる発想・方法を具体的に考える章が最後に設けられています。
「フランスも過去は休めない国だった。だから日本の人々にできない理由はない。長期休暇は日本でも実現できる」
休む理由は人それぞれですが、休みが必要であること自体はすべての人に共通しますよね。
フランスは労働法で年間最短5週間の有給休暇が決められています。円滑な長期休暇の遂行のために社内のみならず、取引先も含めた業界まるごとで取り組み、国はそれを支える法律や制度を整えています。
この本は、そんな仕事も経済も回しながらガッツリ休むフランスのやり方を、資料集やヒント集のような形でお届けします。
また、日本でも取り入れられる発想・方法を具体的に考える章が最後に設けられています。
「フランスも過去は休めない国だった。だから日本の人々にできない理由はない。長期休暇は日本でも実現できる」
休む理由は人それぞれですが、休みが必要であること自体はすべての人に共通しますよね。