PLGについて学ぶために3年前に原書を読みました。今回、翻訳書がでたので、学び返そうと思って読みました。結論、とてもよかったです。
英文だとくみ取れなかったニュアンス含め日本語だとやっぱり頭に入りやすいので、3年前に読んだ時より内容がずっと濃く感じました。あと、3年前は「PLGについて学びたい」という目的で読んだ(英文理解に戦った)ので、どうしてもProduct-led と Sales-ledの違いとか、フリーミアムとフリートライアルの違いとか、施策レベルの所に目が行きがちでした。今回、日本語で一気に読めたこともあり、「ユーザーの行動データから1人ひとりの顔をみて商売をする、それを組織全体の総力戦でやる」という点、まさに表紙で福田さんがコメントしている通り、「カスタマー中心の成長戦略」という点が重要な本質なんだと気づけました。原書を読んだ後も色々な記事や本で勉強を続け、実務でも取り入れようとしたりした経験が蓄積されていて、それが本書を読んだことで1段深まった気分です。
SaaSビジネスに携わっている人は読むべきだと思います。SaaSビジネスではなくても、顧客戦略を見直したい人にはヒントが詰まった本だと思います。
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カスタマーサクセス経営: 顧客に成功と優れた体験(CX)を届けるプロダクト主導型成長(PLG)戦略 ペーパーバック – 2022/7/22
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デジタル時代の成長企業に共通する経営 ー「カスタマーを中心に据えた経営」の本質と重要性、方法論を網羅した一冊
カスタマー体験の良し悪しが競争の成否を分ける「カスタマー体験の時代」が始まりました。カスタマー体験の変遷を、あたかも1人ひとりの顔が浮かぶほど詳細にデータから把握し、素晴らしい体験をタイムリーに個別化して届ける。それには、従来の分業による協業ではなく、複数の部署が垣根を超えて連携する組織総力戦が必須です。そうして大きな成長を遂げる企業の競争優位の源であり成長エンジンの秘訣である「カスタマーサクセス経営」、そして「プロダクト主導型成長(PLG)戦略」について、重要な考え方から詳細な方法論まで丁寧に解説します。
「カスタマー中心の成長戦略を描く経営リーダーに必須の実用書」――福田康隆氏(『THE MODEL』著者)
"プロダクト主導型成長(PLG: Product-led Growth)戦略は、「実行すべきかどうか」は自明(YES)で、「いつ実行すべきか」を考えるべきものです。実行しなければ、早晩、他社に負かされるからです。" (「はじめに」より)
●デジタルトランスフォーメーションの進行と共に「リテンション(カスタマーをとりこにする)モデル」への移行を余儀なくされるビジネス環境において最重要課題である「カスタマーサクセス」の指南書。
●原書は、デジタル時代に急成長を遂げた企業を分析する中から見いだされた「プロダクト主導型成長(PLG)」という新しい概念を、その登場初期に欧米の実務家へ広く普及させた「元祖PLG本」。
●米国に拠点をもち原書の著者らと深い交流をもつ訳者だからこそ語れる、日本企業にとっての「カスタマーサクセス経営」の解説も特長。
【内容】
第1部カスタマー体験(CX)の重要性
1章 カスタマー体験の時代へようこそ
2章 カスタマー体験の定義
第2部カスタマー体験(CX)起点の組織
3章 話すな、見せろ
4章 カスタマーライフサイクルをカスタマー視点で捉える
5章 カスタマージャーニー全体を理解する
6章 組織横断の視点でカスタマー体験を捉える
7章 伝統的な顧客獲得戦略からプロダクト主導型成長戦略へ
第3部プロダクト主導型成長(Product-Led Growth)戦略の実践
8章 プロダクト主導型成長戦略の概要
9章 プロダクト主導の新規顧客獲得と活用促進
10章 プロダクト主導のカスタマーの維持と拡大
11章 エンゲージメント個別化の詳細
12章 プロダクト主導型組織の詳細
13章 指標:プロダクト主導型成長の成功を測る
14章 プロダクト主導型成長戦略を成功に導く3つの柱
15章 結論:SaaSの未来は個別化されたプロダクト体験
カスタマー体験の良し悪しが競争の成否を分ける「カスタマー体験の時代」が始まりました。カスタマー体験の変遷を、あたかも1人ひとりの顔が浮かぶほど詳細にデータから把握し、素晴らしい体験をタイムリーに個別化して届ける。それには、従来の分業による協業ではなく、複数の部署が垣根を超えて連携する組織総力戦が必須です。そうして大きな成長を遂げる企業の競争優位の源であり成長エンジンの秘訣である「カスタマーサクセス経営」、そして「プロダクト主導型成長(PLG)戦略」について、重要な考え方から詳細な方法論まで丁寧に解説します。
「カスタマー中心の成長戦略を描く経営リーダーに必須の実用書」――福田康隆氏(『THE MODEL』著者)
"プロダクト主導型成長(PLG: Product-led Growth)戦略は、「実行すべきかどうか」は自明(YES)で、「いつ実行すべきか」を考えるべきものです。実行しなければ、早晩、他社に負かされるからです。" (「はじめに」より)
●デジタルトランスフォーメーションの進行と共に「リテンション(カスタマーをとりこにする)モデル」への移行を余儀なくされるビジネス環境において最重要課題である「カスタマーサクセス」の指南書。
●原書は、デジタル時代に急成長を遂げた企業を分析する中から見いだされた「プロダクト主導型成長(PLG)」という新しい概念を、その登場初期に欧米の実務家へ広く普及させた「元祖PLG本」。
●米国に拠点をもち原書の著者らと深い交流をもつ訳者だからこそ語れる、日本企業にとっての「カスタマーサクセス経営」の解説も特長。
【内容】
第1部カスタマー体験(CX)の重要性
1章 カスタマー体験の時代へようこそ
2章 カスタマー体験の定義
第2部カスタマー体験(CX)起点の組織
3章 話すな、見せろ
4章 カスタマーライフサイクルをカスタマー視点で捉える
5章 カスタマージャーニー全体を理解する
6章 組織横断の視点でカスタマー体験を捉える
7章 伝統的な顧客獲得戦略からプロダクト主導型成長戦略へ
第3部プロダクト主導型成長(Product-Led Growth)戦略の実践
8章 プロダクト主導型成長戦略の概要
9章 プロダクト主導の新規顧客獲得と活用促進
10章 プロダクト主導のカスタマーの維持と拡大
11章 エンゲージメント個別化の詳細
12章 プロダクト主導型組織の詳細
13章 指標:プロダクト主導型成長の成功を測る
14章 プロダクト主導型成長戦略を成功に導く3つの柱
15章 結論:SaaSの未来は個別化されたプロダクト体験
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社株式会社スリースパイス
- 発売日2022/7/22
- 寸法14.8 x 1.4 x 21 cm
- ISBN-104910804048
- ISBN-13978-4910804040
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登録情報
- 出版社 : 株式会社スリースパイス (2022/7/22)
- 発売日 : 2022/7/22
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 219ページ
- ISBN-10 : 4910804048
- ISBN-13 : 978-4910804040
- 寸法 : 14.8 x 1.4 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 317,611位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月14日に日本でレビュー済み
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2022年10月10日に日本でレビュー済み
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残念ながらこの本は他の方に推奨できません。極限られた人には、もしかしたら役に立つかもしれませんが、「カスタマーサクセス」というタイトルに騙されないように気をつけてください。実際、英語タイトルにはカスタマーサクセスという言葉は入ってませんからね。注意してください。
2022年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでのカスタマーサクセスの本をまとめたような薄っぺらい本でした。
新しい発見はなく、急にPLGの話が出てくるなど、関係は当然ありますがだからどうなのかという肝心なところが腑に落ちないため星一としました。
また明朝体が悪いわけではないかもしれませんが横書きの明朝体は非常に私的には読みづらかったです。
新しい発見はなく、急にPLGの話が出てくるなど、関係は当然ありますがだからどうなのかという肝心なところが腑に落ちないため星一としました。
また明朝体が悪いわけではないかもしれませんが横書きの明朝体は非常に私的には読みづらかったです。
2022年8月13日に日本でレビュー済み
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中身が良ければそれでいいかもなのですが、、ハードカバーじゃなくて安っぽいす
2022年8月13日に日本でレビュー済み
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まず初めに、最初から最後まで非常に良かった。PLG について考え実践していこうとしている会社にとってはマストで読むべき一冊だし、この一冊を片手にまずは実際に始めてみて結果を見ながら、微調整していくというのが良いなと思った。日々カスタマーサクセスに取り組んでいて、ある程度色々な仕組みを入れたり実践している人たち取って、凄く有益な知識が満載だった。逆に、SLG やカスタマーサクセス、SaaS ビジネスなどまだあまり経験が無い時に読んでも、机上の話というか響かないと思う。この辺りが、訳者が数年前に翻訳を見送った要因だろうなと思う。SLG, カスタマーサクセスを既に実践している人たち、お薦めです。
普段レビューを書く方では無いけど、とても満足度が高くて思わず書いてしまった。あと、訳者とは一緒にカスタマーサクセスの講座をやっているので、いわゆる身内寄りな意見かも知れないけど、そう言うのとは関係無く凄く実践的で尖った本だと思う。
普段レビューを書く方では無いけど、とても満足度が高くて思わず書いてしまった。あと、訳者とは一緒にカスタマーサクセスの講座をやっているので、いわゆる身内寄りな意見かも知れないけど、そう言うのとは関係無く凄く実践的で尖った本だと思う。
2022年7月28日に日本でレビュー済み
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翻訳者自身が「日本ではこの本はまだ早い」と判断し、しばらく機が熟すまで翻訳を待っていたという本書。確かに、ここ数年でようやくカスタマーサクセスを業務とする人たちが増えてきた。2022年はまさにキャムズを超えたタイミングだ。
本書は実務に携わっている人であれば、躓くことはなく読める。「カスタマーサクセスの現場とマネジメントをどうつなぐのか」の疑問についても、本書は答えてくれているので、今後PLGを日本企業でどう経営に組み込んでいくか、「次のステップ」の指針づくりにも役立つ。この本は、カスタマーサクセスとは縁がなかった開発者、経営企画、経営者たちにどう伝えればいいか、あれこれ考えながら読み込むのが一番役に立つ読み方だろう。
一方、「カスタマーサクセスって何?」という読者は、ちょっと遠回りかもしれないが、翻訳者が書いているほかのカスタマーサクセスの本を事前に読んでおくといいかもしれない。この本が「原点」と言われる由縁が分かるからだ。(もちろん、いきなり本書から読んでもOK。迷わないように翻訳者が用語解説を載せてくれているのが有難い)
いずれにせよ、これからいよいよ日本でも一層広まるであろう「カスタマーサクセス」について、誰よりも深い理解を得たいと願う人たちにとっては今後、「抑えておきたい必読の書」になろう。
本書は実務に携わっている人であれば、躓くことはなく読める。「カスタマーサクセスの現場とマネジメントをどうつなぐのか」の疑問についても、本書は答えてくれているので、今後PLGを日本企業でどう経営に組み込んでいくか、「次のステップ」の指針づくりにも役立つ。この本は、カスタマーサクセスとは縁がなかった開発者、経営企画、経営者たちにどう伝えればいいか、あれこれ考えながら読み込むのが一番役に立つ読み方だろう。
一方、「カスタマーサクセスって何?」という読者は、ちょっと遠回りかもしれないが、翻訳者が書いているほかのカスタマーサクセスの本を事前に読んでおくといいかもしれない。この本が「原点」と言われる由縁が分かるからだ。(もちろん、いきなり本書から読んでもOK。迷わないように翻訳者が用語解説を載せてくれているのが有難い)
いずれにせよ、これからいよいよ日本でも一層広まるであろう「カスタマーサクセス」について、誰よりも深い理解を得たいと願う人たちにとっては今後、「抑えておきたい必読の書」になろう。
2022年7月25日に日本でレビュー済み
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PLG(プロダクト主導型成長)戦略について、体系的かつ具体的にわかりやすくまとめられています。言葉の定義を丁寧に揃えて認識のズレを防ぐ、折に触れて例え話を用いて理解を促すなど、読者のための配慮が随所に織り込まれています。また、単なる翻訳本にとどまらず要所で訳者解説が掲載されているのですが、重要なポイントを明らかにし学びをサポートしてくれるため非常に価値があります。
これまでスタートアップと外資系大手を中心に複数のB2B SaaSにてカスタマーサクセスの実務に携わってきましたが、本書に記載されている内容を真に実践できている会社はまだまだ少ないように感じます。従来のカスタマーサクセスの運用がいずれは通用しなくなるのではないかといった漠然とした不安や課題を感じていましたが、本書はそれらを浮き彫りにし、併せて解決のための方法論を示しててくれます。「カスタマーライフサイクル」という考え方を軸にした運用や組織を再設計し改善していきたいと思います。
これまでスタートアップと外資系大手を中心に複数のB2B SaaSにてカスタマーサクセスの実務に携わってきましたが、本書に記載されている内容を真に実践できている会社はまだまだ少ないように感じます。従来のカスタマーサクセスの運用がいずれは通用しなくなるのではないかといった漠然とした不安や課題を感じていましたが、本書はそれらを浮き彫りにし、併せて解決のための方法論を示しててくれます。「カスタマーライフサイクル」という考え方を軸にした運用や組織を再設計し改善していきたいと思います。
2022年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
従来のB2Bサービスでは営業担当者が商談を行い「いかに売上を作るか」を目指していた。
しかし昨今、クラウドベースでデジタルサービスが提供されるようになり「売って終わり」ではなく「顧客の成功(=カスタマーサクセス)」まで追求することが経営に求められるようになった。
このカスタマーサクセスの考え方を、さらに一歩前進させようとするのが本書である。
人間(≒営業担当者)が試行錯誤するのではなく、「プロダクト体験として」顧客に成功を届けてしまおう。というプロダクト主導型成長戦略(Product-Led-Growth)を提唱している。
実はPLGは、一部のB2Cのテックサービスでは当たり前に浸透している。
例えばNetflixは、新規入会ボタンを押しても営業担当者は出てこない。プロダクト上で契約が完結し、プロダクト体験を通じて使い方が理解できサービスを楽しむことができる。
このようにNetflixは「プロダクト体験として」顧客に成功を届けられている一例だ。
しかし、多くのB2Bサービスではこのような世界観を実現できていない。
本書は、この世界観の実現を手助けする教科書だ。
前半ではカスタマー体験の重要性が説明され、後半では具体的なPLG戦略の実践内容やフレームワークが書かれている。Product Qualified Leadをはじめとする具体的な指標も解説されている。PLGやカスタマーサクセスに挑戦する実務家にオススメしたい。
ただし、万人受けの本ではない。
以下、注意が必要かもしれない。
・SaaSやカスタマーサクセスの専門用語、横文字がとにかく多い。ある程度の前提知識がないと本の内容を咀嚼できない。
・考え方やフレームワークを提示する教科書であるため、自社ケースで思考したい実務家の役に立つ。一方で、個社を深堀りする事例やストーリーが少ないため、成功事例やストーリーをざっくり知りたい読者には不向き。
しかし昨今、クラウドベースでデジタルサービスが提供されるようになり「売って終わり」ではなく「顧客の成功(=カスタマーサクセス)」まで追求することが経営に求められるようになった。
このカスタマーサクセスの考え方を、さらに一歩前進させようとするのが本書である。
人間(≒営業担当者)が試行錯誤するのではなく、「プロダクト体験として」顧客に成功を届けてしまおう。というプロダクト主導型成長戦略(Product-Led-Growth)を提唱している。
実はPLGは、一部のB2Cのテックサービスでは当たり前に浸透している。
例えばNetflixは、新規入会ボタンを押しても営業担当者は出てこない。プロダクト上で契約が完結し、プロダクト体験を通じて使い方が理解できサービスを楽しむことができる。
このようにNetflixは「プロダクト体験として」顧客に成功を届けられている一例だ。
しかし、多くのB2Bサービスではこのような世界観を実現できていない。
本書は、この世界観の実現を手助けする教科書だ。
前半ではカスタマー体験の重要性が説明され、後半では具体的なPLG戦略の実践内容やフレームワークが書かれている。Product Qualified Leadをはじめとする具体的な指標も解説されている。PLGやカスタマーサクセスに挑戦する実務家にオススメしたい。
ただし、万人受けの本ではない。
以下、注意が必要かもしれない。
・SaaSやカスタマーサクセスの専門用語、横文字がとにかく多い。ある程度の前提知識がないと本の内容を咀嚼できない。
・考え方やフレームワークを提示する教科書であるため、自社ケースで思考したい実務家の役に立つ。一方で、個社を深堀りする事例やストーリーが少ないため、成功事例やストーリーをざっくり知りたい読者には不向き。