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世界で学べ 2030に生き残るために 単行本(ソフトカバー) – 2019/8/1

5つ星のうち4.3 135個の評価

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購入オプションとあわせ買い

発行:サンルクス


約150年間、我が国の教育システムは基本的に変わっていません。日本の教育制度は、明治から太平洋戦争まで続く富国強兵・殖産興業の国策を支えた兵士や労働者を効率的に育成するのに最適化されたシステムです。それゆえに敗戦で民主化された戦後にも、経済活動を支える質の高い労働者を大量生産することができました。その結果、戦後日本は急激に復興・発展し、奇跡的な高度成長期を経て、20世紀末には世界で2番目の経済大国へと上り詰めました。
ところが、ここにきて急激に、この教育システムの制度疲労が明らかになりました。グローバル化した経済やICTの発達により変化が早く、先の読めない時代となり、人々が多様な生き方を模索する中で、教育制度が時代の要求や人々の価値観の多様化にまったく対応できていないのです。これは文部科学省もわかっていることですが、前例主義の呪縛から逃れられない官僚たちは自力では根本的な制度改革ができません。
企業の経営者や一部のビジネスマンは日本経済がバブル崩壊以降の30年間、ほとんど成長していないことをよくわかっています。80年代までの日本経済はジャパン・アズ・ナンバーワンといわれたように世界の中で大きな存在感を持っていましたが、この20年間のGDP成長率でみると、日本はわずか23%なのに対して、中国は1198%、成熟した、あのアメリカですら226%です。日本はほとんど伸びていないのです。この経済成長の停滞は、実は教育システムの硬直化と完全にリンクしています。

本書は日本型教育が経済ばかりか、いかに日本の社会全体を硬直化させているかを例示し、その洗脳を解くには「世界で学び、グローバルな視点を持つ」しか方法がないことを教えてくれます。子どもを世界で通用する人材に育てたいと思っている保護者、教育者。また、自分が世界で活躍したいと考えている高校生、大学生、若いビジネスパーソンも必読の内容となっています。
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商品の説明

著者について

大谷真樹(おおたに まさき)

1961 年 青森県八戸市生まれ
学習院大学経済学部出身
インフィニティ国際学院 学院長
学校法人光星学院 理事 国際教育局長
株式会社八戸学院グループ 代表取締役

NEC 勤務を経て、フジテレビ報道局報道番組で辺境地を中心とした海外取材を行うかたわら、インターネットを利用したリサーチシステムを開発。
株式会社インフォプラント(現マクロミル)を創業。
2001年に起業家のアカデミー賞といわれる『アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・スタートアップ部門優秀賞』を受賞。
2008 年に八戸学院大学客員教授、2010 年に八戸学院大学・八戸学院短期大学総合研究所所長・教授、2011 年に八戸学院大学学長補佐、2012 年から2018 年3 月まで八戸学院大学学長を務める。大学では「中小企業・ベンチャー企業論」「イノベーションマネジメント」等の科目を担当。社会人講座「起業家養成講座」の主任講師も務め、多くの起業家を輩出している。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ サンクチュアリ出版 (2019/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 176ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4861136970
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861136979
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 135個の評価

著者について

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大谷真樹
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年12月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    日本の教育体制は戦後長らく変化しておらず世界標準から考えると周回遅れになっている。また日本の失敗を許さない風潮や異質なものを排除する体質の悪影響でイノベーションが生まれにくくなっている。日本の大学受験のような暗記力テスト対策に時間を費やすのは無駄であり、感性を磨いたり様々な経験をすることそして自分の意見を表明できるレベルの英語力を養うことに力を割くべきであるという。

    スティーブジョブズがいったようにリベラルアーツとテクノロジーの交差点に立てる人材、そして変化に対応していくスキルを持った人材の養成が急務だと感じた。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年8月5日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    私たち親はどれほど、グローバルな視点で子どものこと、
    教育のことを理解しているだろうか。

    自分の子どもの将来のためにと、幼い頃からさまざまな習い事をさせ、
    何か才能がないか、興味を示さないかと機会を与えてみる。
    また自分の経験から、言語で苦労しないようにと英語に触れさせる。
    少しでもよい環境の学びを求め小学、中学、高校とそれぞれの
    タイミングで受験モードに入る。
    これが普通の日本の教育を受けて来た私たちのスタンダードなのでは
    ないでしょうか。
    私も正にそんな親の一人です。
    しかしこの考え方に一石を投じてくれるのが本書です。
    著者の大谷真樹氏の経歴ならではの内容です。

    著者は、大手企業のサラリーマンを経て報道番組制作会社のディレクター、
    そして自らベンチャーを起業し、成功させ、Yahoo!に売却、
    大学客員教授、学長とビジネスから教育の現場へシフト。

    世界を渡り歩き、自分の眼で観たこと、感じた事、実行したことを
    本書でシェアしています。
    そしてインフィニティ国際学院の立ち上げ、学院長。
    到底、普通の生活をしている私たちには、見聞きできないような内容です。
    また現在の世界の教育や学生の現状などもわかりやすく説明しています。

    日本と世界を比較し、いい学校を出て、大手企業に就職し定年まで
    勤め上げる人生モデルは既に崩壊し、日本の「学歴」社会ではなく、
    世界標準の「学習歴」で「貢献できる可能性や提供できる付加価値」を
    問われることになるなどと説いています。

    薄々は感じていたものの、あからさまに突きつけられたような感じ。

    更に衝撃的な言葉は、
    「日本は既に先進国ではない」
    「世界から眺めてみると日本は取り残され、ガラパゴス化している」など。

    私たち親は、こんなにも一生懸命やっているのに、、とショックさえ
    覚えます。
    また、日本人としてのアイデンティティの重要性、最強の投資は
    教育である根拠など。

    私は、息子が中学生というタイミングでこの本に出会えて
    ラッキーです。
    息子の将来の選択の知識として宝物をもらった感覚です。

    子どもは、親の鏡だから。

    親である私たちがまず気づかなければいけないのだと。

    十分は理解出来ないかもしれないがお子さんにも勧めて
    みたら世界が広がるのではないかと思います。

    2030に生き残るために、、、
    38人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年7月1日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    内容が読みやすく、コンパクトでわかりやすいものでした。
    また、海外の現状が具体的に書かれていました。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年6月30日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    会社経営をしており、日本の将来を危惧している者です。小学生の子供がいますが、このまま日本の教育を受けさせることに危機感を覚えておりました。本書では日本の教育そして日本のシステム全体についての問題点がうまく整理され指摘されております。私が日本の教育に感じていたフラストレーションが文面化がされており、大変共感しながら読ませていただきました。エリート層ほど日本の教育や受験システムを盲信していますがそういう人たちにこそこの分を読んでいただきたいですね。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年11月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    共感できるところはありますが、教育の世界に関わるヒトの発言としては言葉が乱暴で反感を感じます。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年8月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    小学1年生の娘を持つ父親です。
    まだまだ先だけど、将来的に子供にも読んでもらえたらなと思い購入しました。
    でも、自分が衝撃を受けました。

    先生方が頑張っていないとはいわないけど、旧態然とした学校の現場を見ていると、
    本書で指摘しているように、「日本は先進国ではない」と考えさせられます。

    今の教育現場、どんな人を社会に送り出そうとしているのでしょうか。

    と思う反面、自分(親)の情報不足にも気づきます。
    相変わらず、学校にのみ頼ろうとしています。自ら情報収集し、判断する責任が親
    にもあると思います。子供の将来の責任を考えることをやめて学校に任せるのでは
    なく、自らも子供とともに考えて、いろいろな道を模索してみたいと考えさせられ
    ました。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年10月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    著者が、日本の現状と将来を憂いていらっしゃる、という気持ちを感じました。
    色々な観点で、日本について、ネガティブな意見が並べられています。

    そして、その答えが、国際的教育方針の学校であり、海外で学ぶ事…
    それは、一案だと思いますが、著者の学校の宣伝のような…

    日本についてネガティブな意見を並べ、
    自分の学校の宣伝をする…
    という流れが見えて、読後感は良くなかったです。

    ただし、著者の懸念にも一理あると思うので、
    ひどい事にならないよう祈ります。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年11月15日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    綺麗な状態でした。ありがとうございました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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