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神様が殺してくれる Dieu aime Lion (幻冬舎文庫) 文庫 – 2016/4/12
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- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2016/4/12
- 寸法15.2 x 10.2 x 1.5 cm
- ISBN-104344424700
- ISBN-13978-4344424708
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2016/4/12)
- 発売日 : 2016/4/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 354ページ
- ISBN-10 : 4344424700
- ISBN-13 : 978-4344424708
- 寸法 : 15.2 x 10.2 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 306,222位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,601位幻冬舎文庫
- - 1,811位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
(日本作家ものはあまり読まないので・・・)
内容に惹かれて読みましたが、深く美しいミステリーです。
秀逸!
日本人作家が、外国人主人公&舞台が外国というのは見受けられないですよね。
でも、全く違和感を感じません。
おそらくパリやミラノ、リヨンといった名所を舞台にしているのに、
その「風光明媚」な景色などが出てこないことで、読みやすく、違和感がないのかなと感じました。
なんとなく北欧ミステリの香りがします。
一気読みさえるリーダビリティーは、プロットが良く出来ているから。
超絶の美青年である彼にとっては、主人公が何らかの影響を与えたので、
どこかで心のよりどころになっていなのかな。
最後はスッキリしない方もいらっしゃる結末かもしれませんが、
この先をいろいろ想像できていいと思います。
という書き出しで始まり、元ルームメイトから覚えのない事件の犯人だと名指しされ
そのルームメイトが関連すると思われる事件に関わり、どういうことが起きたのかが明らかになります。
以下ネタバレになるかもしれません。
森博嗣作品の「そして二人だけになった」で騙された感じに似ています。
小説だからこそという、結末に少しびっくりさせられました。
結末を知ってから読み返せば、見逃した伏線が発見できそうです。
久しぶりのような感さえする「正統派森ミステリィ」。
内容は海外を舞台にした殺人事件。
個人的には日本人があまり登場しないミステリィはあまり好きではないのだけれど(日本も舞台ではある)、
幻冬舎からの出版ということもあり、真賀田四季に振り回されることのない(というのも少し嫌味な言い方だけれど)森ミステリィの初心者向けとしては良作なのかもしれないと感じた。
基本的にシンプルな内容。ネタバレにならない範囲でのレビューだが、トリックを含め「誰にも理解ができない」という性質の作品ではない。
それでも「え!?」と驚くような展開もあるし、森博嗣を待ち続けているファンにとってはちょっとした小休止、初めて森作品に触れる人にとっては入り口になるような作品だと思う。
うーむ、と思わず呻吟してしまったのは、ラストで明かされる真相とトリックだ。一個のミステリーとして眺めれば、これは『アクロイド殺し』にも匹敵する破壊的なトリックである。ある有名なタブーを堂々と侵しているし、叙述にもアンフェアのそしりを免れないものがある。しかしその仕掛け方はなかなか凝っているし、まあこれはこれでアリだろう、とは思う。逆にいえば、このトリックを成立させるために一種のパラレルワールドが用意されたのかもしれない。
それよりも気になるのは、動機の問題だ。これから読む方のために詳細は伏せておきたいけれど、僕としてはかなりモヤッと感が残った、とだけ書いておこう。もちろん、本書を〈ジャッロ〉として楽しめばいささかの問題もない。しかし気がかりなのは、性別やジェンダーのことばかりに目を奪われて、セクシャリティというものがあまりに置き去りにされているのではないか、ということだ。まあ、それも含めてのパラレルワールドなのかもしれないけれど…。
ちなみに、萩尾望都による解説はネタバレ全開なので、必ず本編を読み終えてからお読みいただきたい(と萩尾先生も冒頭で書いておられる)。しかし、ここでもやはりセクシャリティの問題が形而上的にしか語られないのが、僕には少々不満だった。もうひとつ、P353の9~10行目の文章はちょっとした萩尾先生の勘違いなのか、単に分かりにくい文章なのか。ここで語られる「母親」の文脈には、「リオンから」とか「リオンの」という表記が欠かせないと思う。未読の方には何のことやらさっぱりで、すみません。
『神様が殺してくれる』は、タイトルや表紙、「女にしては、美しすぎる」という帯のフレーズなど、雰囲気がとても良いです。
(実際の本屋で見て気に入って、迷ったのですがkindle版を購入しました)
読む前からすごく期待していましたが、内容にも非常に満足しました。
シリーズ作品にはなかなか出てこないタイプの、ミステリアスな雰囲気があると感じました。
著者は、これから出版する本のリストを発表しています。それ以上の本を書いてくれるのかは分かりません。
ファンとしてはシリーズ外作品ももっと読みたいと思うので、ぜひ予定が変更になって、より多くの本を書いて欲しいなと願っています。
あまり健康的な結末ではない。ので星を一つ引きます。
星を引いておいてなんですが”何が美しいか?何に価値をおくか?そういった自由な見方、価値観は他人が決めるのではなく自分で決めるんだという精神の自由度”にこそ森博嗣先生の著作の意味があると思います。